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[1時間目の授業中、映子は廊下から1−Aを覗き込んでいた。
より生徒の動きが見やすいよう、カメラのズーム機能を使って。]
[それからまもなくして、宿題のノートが集められた。
映子は、朝比奈の前の女生徒がノートをひとつ机の中に入れる瞬間を見逃さず、シャッターを切った。]
やっぱりみるくちゃんのノート・・・
[デジカメの画像を確認してみると、隠されようとしているノートに書かれた名前がはっきり映っていた。]
[それだけではなかった。
授業も中盤を過ぎた頃、朝比奈に消しゴムのかけらが飛んできた。
ズームを止めてひいて見ると、斜め後ろの女生徒だった。
朝比奈が何も言わずに耐えていると、他の生徒からも消しゴムのかけらが飛んでくる。
そのシーンをカメラに収めているうちに、少し気分が悪くなってくる。]
やっぱり、みるくちゃん苛められてる・・・
[最初に感じた違和感は、落ち込んでいる朝比奈に誰も話しかけなかったことだ。
そっとしてあげているにしても、誰も心配そうな目をしていなかった。
むしろ、喜んでいるような目だった。]
でも・・・わたしだって・・・
臣楼先輩がみるくちゃんを好きになるのは、みるくちゃんのせいじゃないってわかってる・・・
もちろん先輩も・・・
悪いのは先輩を振り向かせられないわたし・・・
それなのに、昨日みるくちゃんに・・・
[ますます気分が悪くなり、廊下に蹲ってしまう。]
[匡侍にメールを送ると、その足で校庭に出た。
進藤がまた、剣道場で一人授業をサボっている気がする。
剣道場の扉を開く。
ガランとした空間が広がる]
……。
[ガッ という鈍い音
硬い地面を拳が叩く
砂まみれの拳に血がにじむ]
そうか。
[その場にしゃがみ、携帯を開く
あて先は以前知り合った新聞部の後輩
件名:陰森さんへ
本文:以前保健室で知り合った、二年の鮫島です。
じつは新聞部のあなたにおりいって頼みがあります。
二年C組の臣楼がクラスにいないとき、どこにいるかを知っていたら教えてください。
送信ボタンを押すと、のろのろと*立ち上がった*]
[携帯の振動で意識を取り戻す。
立ち上がるが、吐き気がこみ上げてくる。]
保健室・・・
[携帯のメールを確認する余裕もなく保健室に向かってふらふらと歩いていく。]
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