331 あず村II 〜あずじゃない人のハーレム学園〜
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【赤】 鮫島 翔
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難しい顔でごたくを並べていますが、言っていることは
「女の子食っちゃったけど、もっと食ってみよう♪」
でした（意訳）
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鈴畑 花音
[大介からのメールに返信をした後で、花音はユーリと流香にも何通かのメールを送った。
しかし、普段ならすぐに届くはずの返事は、全く返ってこなかった。]
（勉強合宿だもんね…。ケータイは持ち込み禁止かなぁ…。
もしかしたら圏外かもしれないし…でも、さびしい…。）
[自分のすぐ前にある主のいない机は、何をしていても目に入ってくる。]
（昨日、さめじまくんがユーリちゃんを探しに行ってた。
ユーリちゃんは午後の授業からいなくなってたし…あの時にわたしが行ってたら、お昼の後ももっと話せたかもなのに。
さめじまくんは、あの後ちゃんと会えて、何かお話したのかな？）
今日もお昼、たくさん作ってきたのになぁ…。
[花音は、小さくため息をついた。]
鈴畑 花音
（わわ、なんか今のはカンジ悪かったかも…）
[今更な気もするが、それは置いておいて。
花音はルーズリーフを半分に切ると、小さな字で手紙を書き始めた。]
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さめじまくんへ。
昨日のお昼だけど、あのあとユーリちゃん見つかった？
先生が合宿っていってたからだいじょぶと思うけど
ぐあい悪いとかじゃなかったよね？？
ゆーりちゃんがいないと、なんかクラスがさびしいよね(T-T)
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[書き終えると、ルーズリーフを小さくたたんで折り込み、表に『さめじまくんに回して〜！』と書き込んだ。
翔は授業中のこういった行動を嫌がりそうだなと思った。
が、それよりも、ユーリの不在と理由の分からないもやもや感を埋めたい気持ちが勝ってしまう。]
鈴畑 花音
ごめ〜ん、これお願いー！
[小声で隣の席の友人にメモを託す。
彼女はその宛名を見て少し意外そうな顔をしたが、メモは翔の席の方向に回っていったようだった。]
鮫島 翔
（相変わらず人見知りなんですね。）
[視線が反れた鈴畑は、隣の生徒にメモを回し始める。女子は昔からこういった行動が好きだ。
たいして気にも留めずにノートを取っていたその手元に、ふいに前の席の男が不思議そうな顔でメモをよこした]
（……俺？）
[不思議そうに鈴畑を見た]
【独】 鈴畑 花音
ていうか花音はどんだけユーリらぶなんだｗ
あーもーおにゃのこはすっごい萌えるのに野郎が萌えないようーｗ
臣楼：■□□□□
浮田：■■□□□
鮫島：■■□□□
（※中の人的には、今のかけるんはポイント０だけどｗ
【独】 鈴畑 花音
時代的には、授業中でも手紙を回さずにケータイからメールを送るんだろなーとは思うんだけど、花音はかけるんのメアドなんざ知らない罠。
まあでも、アドレス知ってても手紙回しそうな気もするけど。性格的に。
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