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――屋上――
[一晩明けても陰森との出来事を引きずっていた。教室にいるのも嫌になり屋上で遠くを見つめていた]
(なんだかもう、どうしたらいいのか、良くわからない。陰森さんは、折角知り合えた、やさしくしてくれた女の子なのに。……本当は、どうしたらいいか、なんて、わかってるけど)
「先輩、お話したいことがあるんですけど、今少しだけ良いですか? 屋上で待ってます」
[幸の声にうなだれていた顔を上げる。]
あ、幸姐さん。
おはようございます。
授業なんかより、昨日姐さんだけでなく大介にまでからかわれたことのほうがショックですよ……。
って、また大介と飲むんですか。
ちょうどいい、奴の鼻っ柱をへし折ってやりに行きましょう。
[再び鋼球を持つ手に力が入った。
立ち上がり、幸の後に続く。]
─ ボドゲー同好会の仮部室 ─
[浮田はちょっと古ぼけた扉を開いた。ボドゲー同好会はまだ同好会の身分のため、正式な部室が貰えないのだ。浮田は中に入って辺りを見回すと、戸棚にある食器類をチェックし始めた]
掃除だけはちゃんとしてるみたいだなぁ。副会長辺りがやってるのかな?
[送信ボタンを押す指がいつもよりもひどく震えた]
(辛い、な。辛さにめげそうになる。苛められてるときにも、味わったことがないのに。誰かを好きって、嫌いよりも、ずっと辛いことだったんだ)
─ ボドゲー同好会の仮部室 ─
何やってんすか。
[浮田はぷっと吹き出したあと、ポケットから古びた鍵を取り出して、ちょっと古ぼけた扉を開いた。ボドゲー同好会はまだ同好会の身分のため、正式な部室が貰えないのだ]
[浮田は中に入って辺りを見回すと、戸棚にある食器類をチェックし始めた]
掃除だけはちゃんとしてるみたいだなぁ。副会長辺りがやってるのかな?
[マキに、]
そうそうその顔。
マキちゃんそうでなくっちゃ。
[凛々しく引き締まった顔を見て、思わず笑みを返す。]
ほら、大ちゃんも昨日、ドーンと来いって言ってたし、
ドーンといったらいんだよー
おおっ大ちゃん
む
鍵あるんなら見てないでさっさと出しなよー。
[大介に続いてボドゲー部室に入る。]
うわ
ゲームが積んであるよっ
げえむっげえむ
[嬉しそうにハシゃぐ。]
鍵あるなら、って。鍵がなかったら誘いませんよ♪
部員名簿に名前貸す代わりに貰ったんですけど、ね。
なんか地味にボドゲー増えてるなぁ。外国語の奴も結構あるし。好きだなぁあいつら。
陰森さんのこと、怒らせちゃったんです。先輩のことで。
私、先輩と陰森さんが、そういう関係だ、って、知らなくて、それで。
今までずっと匡侍先輩、なんて、馴れ馴れしく名前でよんでたし……。
あの、本当に、ごめんなさい。
さて。
[浮田は大げさにポケットをまさぐると、さっきとは違った形の古ぼけた鍵を取り出して、仮部室後ろの錠の付いた戸棚へ向かった。ガチャガチャと鉄のこすれる音が続いたあと、南京錠がカチャリという音を立てて外れる。扉の開いた戸棚には、十数本の酒瓶が並んでいた]
これはまた貯め込んでやがるなぁ……。
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