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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
勉強疲れですか、お疲れ様です。そういえば受験生ですしね。頑張って下さい。息抜きが必要ならいつでも協力しますよ。おれでよければ付き合います。
いや、似合う!! 似合います!! 馴染むッ!! 馴染むぞッ!! っていうぐらい似合いますから! みゆきさんは絶対おれの事を誤解してますよ!!
――頭が良い。ちがう、良くなるように育てられた。
――運動が出来る。ちがう、出来るように育てられた。
確かに家は裕福だ。他の奴から見たら羨ましい所もあるだろう。
だけども、その裏にはそれを得るために当然のように強要されることが多すぎて。
故にジンロウキョウジは、それに対して、また当然の如く、疑問を抱く事すらできなかった。
それが変わったのは何時だったか。
それを変えてくれたのは誰だったか。
忘れもしない、幼稚園の時に出会った一人の人物。
今でもともに笑える友人。
――浮田大介だった。
[ぎくっ。
ちらり、と画面を見る。
もうぐいんぐいんはしていないようだ。
最初の画面とは幾分違うようだが、取り返しのつかないことをやったというわけではないらしい。
よし。
そっと、リモコンを足元に置く。]
おやおや?
私の足元にリモコンが落ちていることであるなぁ。
落ちたのだろうかねぇ。
[落ちた拍子になんか操作されちゃったという方向へ持っていこうじゃないか作戦。]
最初に会った時の印象は「うざったい」
思うが侭に生きる、楽しげに人をおちょくる。
それを見るたびに、当時人と殆どしゃべらなかった俺は苛立っていた。
それなのに、大介は何度も俺に話しかけてきた。
いくら断っても、本当にしつこく。
その内、名前を覚えた。
気が付いたら、いつの間にか目で追う様になっていた。
そいつは本当に自由で、いつも楽しげだった。
あまりにも楽しそうだったので。我慢できずに聞いてみた。
返ってきた答えは至極単純。
『たのしまなけりゃ、つまんねーじゃん。』
その言葉は、とても容易に、俺の隙間を満たした。
ああ、そうか、俺は楽しくなかったんじゃない、楽しもうとしなかったんだ。
だったら、これからは楽しんでやろう。
コイツが羨ましくなる位楽しんでやろう。
将来のために詰め込まれたモノ。
重荷だった家。
それも全部、楽しむだけに使ってやろう。
だから俺は、俺にとって楽しい事を守り続けよう。
こいつが教えてくれたように、周りを巻き込むぐらい楽しもう。
――だから俺は……。
む。リモコンが落ちているとは不始末ですね。彼女たちにはきちんと巡回するよう言っておいたのですが。後でメイドの者達にきつく言っておきます。
[貴林は失礼しますと一礼してから雪花の足下へ近づき、リモコンを拾い上げた]
そういえば操作方法をまだお教えしていませんでしたね。簡単に説明をさせて頂きます。このボタンはこれでして、こちらのボタンを押すとこうなります──。
[貴林は丁寧かつ筋立ててリモコンの機能を説明した。]
じゃあ、息抜きの模擬戦闘にでも付き合ってもらおうかな?ふふ。
[冗談っぽく笑って、懐の水風船に手を当てる。
酒を一口飲んで、言葉を続けた。]
大介は、目の前に女がいれば口説く。
次に女が見えればそこに行って口説く。
決して後ろは振り返らない。
どうだ、一筆書きそっくりじゃないか?
[ふふ、と笑ってさらにもう一口。]
一見さんお断りみたいな取っつきにくい人間じゃないですよ、おれは〜。初対面から好印象、人懐っこくて気が優しく、気さくで気配りのできる男。それが浮田大介の身上です。
って、いつまで笑ってんすか。
[下校時、下駄箱で朝比奈をみかける。
ちょっと迷ったが声をかけることにした。]
みるくちゃん久しぶりだね、風邪ひかなかった?
[会ったのは2、3日前だが、いろんなことがあって、ずいぶん前のように感じる。]
それから、ジンロウキョウジは変わった。
俺はジンロウキョウジではなく、匡侍なんだと思うようになった。
親等は良い顔をしなかったが、それまで唯一の話し相手ともいえた執事だけは笑っていてくれたように思う。
最初は若干無理していたところもあったが、中学に上がる前には完全にそれが素となっていた。
……最近は若干というかかなり行き過ぎている部分がある気がするが。
「若さって何だ? 振り向かない事さ!」って昔の偉い人が言ってたんです。おれもそうだと思ってます。だからおれは振り返りません。前のめりに突っ走るのみ、ですよ。イェ〜イ♪
でもそんな女好きで手当たり次第な奴じゃないですよ、おれ。誤解だ!! ひどい誤解だ!! この誤解はどうして知恵の輪のようになかなか解けないんだろう!
[浮田は両手を広げて上を見上げ、大げさに嘆くそぶりをした]
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