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[痩せ型ってわけではなくて、背も高くない人なんだけど、やたら手際がよくて、風呂入りたいなと思うと「用意が出来ております」、着替えたいなと思うと「用意が出来ております」、お腹すいたなと思うと「用意が出来ております」、退屈だなと思うと「ビデオゲームがご趣味と伺っておりますので、ヒット作を中心に各種取り揃えさせていただきました」だった。
動き方がすごく静かで、うしろで髪を少し編んでまとめているのだが、その髪がぱたぱたと動くことが決してない。その髪も艶やかに見えた。
決して美人というわけではないのだろうが、その身のこなしだけで優雅に見えた。勝てる気がしない。
圧倒されるままに、そわそわと何百チャンネルもある大きなTVを消して、ベッドに入ることになった。
ベッドメイクは完璧で、それも少し落ち着かなかった。貴林さんの性格と苦労もうかがわれるようだった。]
くーん。
[浮田は映子の行動について色々考えていたが、]
まぁいいや。
[考えるのを止めた]
あ、そうだ。雪花ちゃんがいないと冴ちゃんが寂しくしてるかな。ちょっと顔出して元気づけてやるか。
[浮田はB組の出入り口に向かった]
[ふと昨日の放送を思い出した]
悩み相談か。柄じゃねーが出してみるかな。
[机の中からノートを取り出す。3教科分くらいの授業内容が書かれたノートの、最後のページを破って、何事か書き始める]
よし。
後で出しにいこ。
[丁寧に折り曲げて、スカートのポケットへと突っ込んだ]
─ 二年B組前廊下 ─
[浮田は窓に組んだ腕を載せて、B組をじろじろと見回した]
あれ? 冴ちゃんどこだ?
[私服姿を探していたようだ]
[匡侍の優しい言葉に顔をあげると、抑えていた涙がぼろぼろと溢れ出した]
先輩……。
匡侍先輩は、どうして、私なんかにこんなに優しくしてくれるんですか?
[次の教科の教科書を出したところで、視界の隅に大介の姿を見た]
……なんかいるな。振り向くな俺。
奴はターゲットを探している。俺は今迷彩服を着ている。
今なら普通の女子高生として隠れてられるはずだ。
つーかなに言われるかわかんねーし。
私なんか、他の先輩みたいに可愛くも美人でもなんでもないし、とりえもないし、性格が良いわけでも無いです。
人望もないし、家も普通だし。
先輩に優しくしてもらえる要素なんて何一つ持ってないのに、どうして、どうしてこんなに優しくしてくれるんですか?
[階段を降りてC組へ戻る。教室に入ると、進藤と鈴畑の姿が見えた]
よし、進藤さんさっきB組に行ってたみたいだし。ちょっと冴行さんのこと、聞いてみるか。
[2人の席に近寄る]
翔の悩みですか、ちょっと興味がありますね。
あたしには真面目な堅物にしか見えませんが、本当に手が早いんですか?
大介も「翔ちゃんはおれを妬んでるだけですよ」なんて言ってましたが、どうもぴんと来ないんですよね。
鉄仮面は……、方々からダメ出しされてます。
あたしは気に入ってるんですが。
最近、学び舎では被らないようにしてるんですよ。
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