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[メモをキャッチ]
そう言えば、あなた本当に匡ちゃんにそそのかされて、女子をコマしているのでしょうか?
阻止せねばと思いつつ、あなたの動きがどうにも判らなくて困っていたところです。
これは、しっかり登録させて貰いますよ。
[大介のアドレスを自分の携帯に登録し、その場でワンコール・空メールを送信した]
[くるくると回りながら、出されたアイスに満面の笑みになる]
やったーー!流香ちん愛してるぅっ!
[尻尾があったらちぎれるくらいに振り回している勢いだ]
[やっぱり帰ろうと決めて扉を開けると、廊下に口論している人たちがいた。
いつもの癖でちょっと開けたドアの陰から様子をうかがってみる。]
どこかでみたような・・・?
ふむ、浮田大介で大ちゃん、か……。
なるほどな、恐らくそういうことだろう。
そいつの手配写真はないのか?
それと、話の流れから察するに、匡という奴が臣楼か。
匡というのは2-Bで入れ違いになった仮面の男だな?
奴には興味がある。
手配写真は無くても顔(?)は覚えた。
なにやら俺の出番的な雰囲気が漂っているようで、そうじゃないような微妙な感じが心地よく。
[保健室から出た後、ブラブラしていた匡侍は突然つぶやいた。
見た目不気味すぎる光景なのだが、周りの人たちは完全にスルーしているあたりこの学校の生徒は色々と強いのかもしれない。
彼らの心を代弁するとすれば
「 ま た お ま え か 」
に他ならない。]
ん、ありがとう進藤。俺は愛してないけど。
そんな回ってっとアイス溶けるぞ。
[二つ目のアイスを食べつつ]
手配写真てか、麻宮先輩さっき教室で浮田に会ってたじゃん。俺とゆっきーの愛の巣で。
ほら、蛍光灯割ったろ?
[不思議そうにマキを見た]
写真はもってへんなぁ……。
てかそこらの生徒に聞けば居場所とかわかるんちゃう?
浮田君自身の行動もあるけど、臣楼くんの行動についていける唯一の人物としても有名人やし。
みるくちゃんの名前を間違ったのを誰も指摘しないのをいいことに、こっそり修正。
独り言で指摘されてるんだろうなとは思うけど・・・
女の子同士で絡みすぎなので手持ち無沙汰な主役達の前にちょっと顔を出してみる。
[一瞬だけ『ラブストーリーは突然に』と『たしかなこと』が着信メロディとして流れた後、カチカチと携帯を操作してポケットにしまう]
何言ってんの。おれは女の子には誠実で真面目だぜ。一人一人丁寧に扱うと評判さ。同時攻略は七人までならこなせるよ。
ああ、ハナコが浮田大介だったのか。
ややこしい奴だな。
最初からそう名乗ればいいものを。
ということで、どうやらさっき遊んでやったのが浮田という奴らしい。
なるほど。把握しました。
それでは俺は、あなたの攻略を徹底的に邪魔してみせましょう。
取り敢えず、風邪薬でも保健室でもらってきてあげましょうか?
俺は、男女の性別を越えたところで優しいのですよ。
[そう言うと、保健室のノブに手をかけた]
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