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[ふと、自分の斜め前の空席を眺めた。翔が来る前から、ずっと病欠しているらしかった。]
(病弱な子なのかな。大丈夫だろうか……。)
[そして、いつもより長く感じた数学の授業。ようやく一時限目終了のチャイムが鳴った]
うあ……。
(なんてことだ。まったく授業が頭に入ってない……)
[ふらふらと立ち上がり、教室を出た]
−二年B組教室−
[一限目がもはや終わりに近づこうとする頃、遠慮もなく突然ドアが開かれた。
その影は疾風のように、されど大山の如く威風堂々と侵入してきて……]
時が俺に追いついてこない。
[またこいつだった。]
『臣楼、遅刻な?』
[教師は静かに審判を下す。
ああ、神はかくも無常なる者なのか。]
いや、全てが俺に追いついてこないんです。
最先端ってのはいつの時代も理解されないものなんすね。
『とりあえず、時に遅れてるのはお前だ。』
遅れすぎたら、相手が一周してきて俺の後ろに来るじゃないすか?
そんな感じを望んでるんですが、俺って夢追い人なんで。
――廊下(→二年教室の廊下)――
[チャイムと号令が終わり先生が出て行くと同時にいつものように廊下へ避難する]
(次の時間、自習だけど……、教室にはいたくないし、図書館で勉強しよう)
[教室においておくと物が無くなる経験から常に持ち歩いているかばんをぎゅっと強く握り締め、階段を上った]
(上級生の教室がいっぱいある廊下って、ちょっと、歩き難くて嫌だな……)
『残念ながら時間というのはトラックじゃなく一本道だ。』
[うむ、どうやら誤魔化せそうもない。
今回は負けを認めようじゃないか、この教師の髪の無常さに免じて。
その時、ちょうどチャイムが鳴り授業が終わる。]
あ、終わりましたね。
んじゃお疲れ様でした。
[匡侍は軍人の鑑のごとき敬礼を軽やかに決め、廊下へと消えていった。]
[太郎、元気にしてるか?
俺は新しい学校で、元気にやってる。
まだ友達は出来てないけど、少しづつ知り合いは増えてる。
今度遊びにいくからな。
翔]
−二階廊下−
うむ、とりあえず何か忘れている気がする…なんだろうか?
[教室からさっさと退散した匡侍は、何かが頭の片隅に引っかかっていた。
窓の外を見上げながら考えていると、失念していた事をやっと思い出す。]
ああ、あのフカヒレに電話するの忘れてたのか。
てか着信履歴に残ってるんだろうから、かけ直せよなー。
[ぶつくさ文句を言うと、ケータイを取り出し鮫島へと電話をかけた。]
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