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[ ぱちぱちと、眠りから覚めた瞳を瞬かすグエン。
ミルクの注がれたコップの縁に前肢を引っかけ、
きいろの猫は中身を覗きこんでいた。]
ティータ。
そう。
あなたは、あなた。
そうね。
同じではありえない。
……ずいぶんたくさん、用意している。
また、迷いびとが増えたのかしら。
みんな、知っている?
でも、わたしはここを知らなかった。
ここに来たのは、はじめて。
……。
でも、なぜかしら。
とても懐かしい気がする。
ここはふしぎだけれど、
ここにいるのはふしぎじゃない。
……こら、モカシン。
そんなに揺らしたら、こぼしてしまう。
少しは、おとなしくしていなさい。
そんなことになったら、おまえ、
モカシンではなくなってしまうじゃない。
鏡か。うたうかがみ、はねるたまご。
わらわがここで探し求めているものでもある。
探せば逃げるので、出会えるのを待つだけだがな。
捜すものほど、見つからない。
捜そうとすれば、見失う。
捜しているうちに、
捜しものが増えてしまったりして。
かんたんだけれど、難しい。
でも、わたしはそういうのも好き。
あなたがすてきなものに、出会えると良い。
[やさしい子守唄に、うつらうつら船をこぐ。
それが終わった後、ねぼけまなこで声>>195を聴いた]
姿は、まぼろし……? 森だけの……?
いやよ、そんなの。
[帽子の端を、きゅっと握りしめる]
[乾酪と乳の匂いに気づき、目をこすり、辺りを見回す]
おはよう、こんにちは、こんばんは、ごきげんよう?
もうひとりのグエンは、幻なのかしら。それとも、ふたご?
村の設定が変更されました。
わたしは、わたし。
ティータは、ティータ。
それ以外の何ものでもない。
きっと、そういうこと。
ひとりではなくて、
みんながいるなら、
なんでもすてきに思えそう。
迷い惑うのひとりは辛い
迷い惑うのみんなは平気?
でも、少なくとも、寂しくはないわね。
……森は、寂しいのかしら。
[ティータの声に]
ごめんなさい、そっくりだったから。
わたしはひつじ飼いのシェーフヒェン。
シェーフヒェンのひつじ飼い。
[グエンの問いかけに、ゆるく首を振って]
いいえ、ただ。
わたしが幻なのは、いやだと思ったの。
[>>217続く声に、ゆっくりと、まばたきひとつ。
そして、ほっと息を吐く]
わたしも、わたし?
そうよね。
それなら、いいの。
[ グエンが呟くとほぼ同時。
モカシンと呼ばれていたいっぴきの猫は
中身の移されたソーサーにぐっと身を乗り出す。
淡いきいろと、器を満たす、一色の白。
触れ合ったと思ったそのとき、
まるで溶けこむように、猫はその場から消えてしまった。
ちいさな水面が、揺れている。]
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