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ゾフィーさん…でしたっけ?
出来れば、わたくしはルーサー様のお話をお伺いした後で、色々考えたいと思いますの
今の立場になって、初めて
あの方の本当の姿が見える気がして…
[シャーロットの言葉を受けて]
そうね。今は、一端落ち着いて考えるべきかもしれない……
ただ……[シャーロットに向き直り]
私が昨夜占いを希望するとしたら……多分、シャーロット、あなただったと思う。
占い希望が私、それはいいの。ただ、根拠としているのが「「外に出られなかった」が嘘だと良いな」。>>1:301
それは……今のあなたなら、私の言葉が嘘かどうか、確認しにいけるでしょう?
記憶も戻って、心も強くなって、それでも「できるはずのことをしていない人」を、私は……信じ切ることはできないと思う。
辛い経験をしているあなたに対して、少し、きつい言い方になるけど、ね。
それと、他になんとなく私が一本筋通っているな、って思った人は……
[ここまで口にし、はっとしたように、リックとウェンディを見つめる。人狼に父を奪われた幼い双子。彼らの前でこれ以上……少なくともしばらくは……こんな話題を続けるわけにもいかない……]
…………
[しばらく迷った後、紙と羽ペンを取り出すと、走るように、何かを書き込み始めた]
[書き終え、一息つく。椅子から立ち上がると、足が痛むのだろうか、「うっ」と小さな声を漏らした]
ナサニエル。それと……赤髪の……。
[メモを手近なテーブルに乗せると、崩れるように椅子に座りなおした。放心しているリックとウェンディの姿を見つめる。何か声をかけようとしたのか、少し体を浮かしかけ……そのまま押し黙り体を落とした。]
やっぱり、無力ね……私は、何に関しても。
[ハーヴェイに固定してもらった足首を、ただじっと見つめ続けた]
(こういうのもなんですが、いきなり狂人が黒出ししたようにしか見えません、えぇまったくもって。ヤケッパチで占い先を指定したのに当たるんですか??)
(ナサニエルは、狼を見つけたのだといいました。それはいいのですが…半分以上、無理やり私が占わせた彼が狼なんですか??
彼が…偽者…そうなのではないでしょうか?)
(それとも本当に…ルーサーが?)
[ベッドに入って、考えをめぐらせる]
歴史学者の娘 メイは、ここまで読むよ。おはよー。 ( B41 )
[ぼんやり座っていたが書き物を終えて立ち上がろうとしたゾフィーのうめき声が耳にとまった]
お姉ちゃん足が痛いの? ちょっと待ってて。
[ソファーからおりると戸棚を開け、小さな鍵を取り出すと広間から台所へと向かった]
[しばらくして片手に湿布薬と液体の半分ほど入ったコップを手にして戻ってくる
コップを渡しながら]
これ、痛め止め。飲んで。よく効くの。
こっちは見てのとおり湿布。足が腫れ上がらない様にしないと。
[ゾフィーに再び座るように促し、手馴れた様子で包帯を解き始める]
ここ、こんな山の上でしょ? お医者様がすぐに来てくれないから簡単な怪我の対応は僕たちでしてるの。
お薬はね、城の上部城郭と壕との中間に薬草園が昔から作られて代々処方が伝わってるの。
村の薬屋さんがたまに薬草を買いに来るんだよ。
[気を紛らわせるかのように話をしつつ、ゾフィーの足に湿布薬の処置を終え包帯を綺麗に巻き戻す]
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