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歴史学者の娘 メイは、ここまで読むよ。おはよー。 ( B41 )
[ぼんやり座っていたが書き物を終えて立ち上がろうとしたゾフィーのうめき声が耳にとまった]
お姉ちゃん足が痛いの? ちょっと待ってて。
[ソファーからおりると戸棚を開け、小さな鍵を取り出すと広間から台所へと向かった]
[しばらくして片手に湿布薬と液体の半分ほど入ったコップを手にして戻ってくる
コップを渡しながら]
これ、痛め止め。飲んで。よく効くの。
こっちは見てのとおり湿布。足が腫れ上がらない様にしないと。
[ゾフィーに再び座るように促し、手馴れた様子で包帯を解き始める]
ここ、こんな山の上でしょ? お医者様がすぐに来てくれないから簡単な怪我の対応は僕たちでしてるの。
お薬はね、城の上部城郭と壕との中間に薬草園が昔から作られて代々処方が伝わってるの。
村の薬屋さんがたまに薬草を買いに来るんだよ。
[気を紛らわせるかのように話をしつつ、ゾフィーの足に湿布薬の処置を終え包帯を綺麗に巻き戻す]
いろんな薬が置いてあるから、欲しくなたったら言ってね。
[ゾフィーとゾフィーに言った時、何かに気が付く]
――「魔女と迷信の植物」
[何か問いたげなゾフィーになんでもないと首を振り]
そのメモナサニエルお兄さんと、クインジーお兄さんに渡せばいいんだよね。僕ずっとここにいるからちゃんと渡すよ。
お姉さん疲れたならお部屋で休んで。
[ゾフィーが空にしたコップを片付けるとウェンの隣に座り、戸棚に入ってた鍵を少し眺め、元の場所ではなくポケットにしまい込んだ]
いろんな薬が置いてあるから、欲しくなったら言ってね。
[ゾフィーとゾフィーに言った時、何かに気が付く]
――「魔女と迷信の植物」
[何か問いたげなゾフィーになんでもないと首を振り]
そのメモナサニエルお兄さんと、クインジーお兄さんに渡せばいいんだよね。僕ずっとここにいるからちゃんと渡すよ。
お姉さん疲れたならお部屋で休んで。
[ゾフィーが空にしたコップを片付けるとウェンの隣に座り、戸棚に入ってた鍵を少し眺め、元の場所ではなくポケットにしまい込んだ]
ちょっと借りた。
主塔の一階を見てきた……前からあったほうの扉を降りて、沸いて出たほうがどこにつながってるかと思ってね。黴臭いわ、真っ暗だわ、なかなか居心地のいいところだったな。
あたしの見る限り、あれは下にはつながっていない。
見当違いの部分を見ていたのかもしれないが、下から見るとあの扉があるはずのところは、ただの天井だ。
……いやはや。
今日やること
・ナサニエルの信頼性
・クインジーの信頼性
・ルーサーの狼度
・ルーサー希望にしてた人
・無理にルーサー吊りをしたがっている人がいないか。
2-2で初回パンダは当たり前すぎてナサがうそ臭い。
うん、初めに狼当てることもあるのは確かだけど。
‥‥いやあったけど。
あの時は占い師の見きわめが楽だったからな‥‥。
なるほど、なるほど。
早速嘘つきが嘘をついたというわけか。ナサニエルとクインジー、どっちがどっちか知らないが。
話を聞く限り、ルーサー師は怪しかったかもね、コーネリアスに食い下がるあたりが。シャーロットのように、占いたければどうぞ、という態度ではなかった。
さらに、それを見ていた「偽占い師」ナサニエルが、偽の告発をするかどうか。なかなかの心臓だな。
とはいえ、あたしはどっちかというと、ナサニエルのほうが偽者っぽい、とは思っていたんだが。
……ふむ。
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