247 【次のマサカリは】F1676再戦村かもーん！ 【誰だ！】
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老人 モーリッツ
うーん、むにゃむにゃ。なんだか暖かいのう
[...は上に乗っている羊に気付いた]
おお、寒くないように暖めてくれていたのか。ありがとうじゃ
農夫 ヤコブ
モーリツ、上にのってるのは羊っこじゃなくて羊っこの毛だべさ……？
（もう耄碌したんだべか。この寒さで死ななきゃいいだがな）
ところでこの村、あと何人さくるだか？
【独】 青年 ヨアヒム
【DJヨワ☆ヒムのラジオチューン】
てなわけで始まりました、みなさんこんばんわ。即席DJヨワヒムです。このコーナーでは村民の方々からの心のお便りと、ヨワヒムご趣味の一人漫才をご披露したいと思います。DJの存在自体即席なので、お便りも漫才も当然急ごしらえです。生暖かくごゆっくりお聞き下さい。
【独】 青年 ヨアヒム
えー、まずはＳたま市の「見物おじじ」さんからのお便りです。
【98歳にもなって17歳のピチピチギャルに恋してしまいました。お相手は当然の如く引き気味です。どうすればいいでしょうか？】
うーん、そうだね！まずは若人を「ピチピチギャル」って称するのから何とかしようか！若さは言葉からだよ！
【独】 青年 ヨアヒム
えー続きましてはＳっぽろ市の「畑作一徹」さんからのお便りです。
【今年はいい大根ができたんずや。味噌汁かふろふきか、おでんもいいだべ。今から悩んじまうだよ。】
たくあんや味噌田楽にしてもおいしいよ！その立派な大根を立派な下ネタに変換されないようにがんばってね！！
【独】 青年 ヨアヒム
明け方にふと目を覚ますと、自分が何処にいるのかわからなくなってた。いつもの朝、いつもと違う匂い、そういえばここは自分の家ではなかったんだっけ。「おはよう」と耳元で誰かの声がする。上半身を起こすと、壁掛けの鏡が目に飛び込んできた。気づくのに時間はかからなかった。その声が、神様の声だったという事に。
【占い師】
【独】 青年 ヨアヒム
水を撒く。墓場に水を撒く。誰もいない明け方の空の下で、水を撒く。地面から湯気が立ち上るのを不思議な気持ちで眺める。影が伸びる。朝日が昇る。自分の身を透かしてゆっくりと通り過ぎていく透明ないくつかの姿。私の父。私の母。遠くで亡くなった恋人…。透明な夜明け、影だけが、私を映す鏡。
【霊能者】
【独】 青年 ヨアヒム
ベッドから起きるのに苦労する。冬の寒さが身に染みて、私は姿見を近くまで運んできた。毛布を被って冷たいガラスに手を乗せる。「あなたは誰？」押し当てた手の平に知らない誰かが手を重ねる。「私は君」「私はあなた？」「あなたは私」微笑みと共に、この人だけが私を信じてくれることを直感した。そして、私がこの人だけを信じぬけることを。
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