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[近藤の問いかけに、泣き笑いのような表情を返して]
――酷い人ですね――
[ぽつりと呟き、両腕を近藤の首に絡めると引き寄せて耳元に囁く]
近藤さんに決まっているじゃありませんか――。
そして一緒に互いを感じあいましょう。溶け合うくらいに――。
[近藤の後ろ頭に手を添えて自分のほうに向かせると、自ら口付けを施す]
[困ったような表情を浮かべる那須に、胸が弾む。
どうしてこの人は年甲斐も無く無防備な顔を晒すのだろうか。]
無自覚って恐ろしいですね…。
[口の中で一人語ちっていると、
くいっ――
首元に回された腕に引寄せられ、耳に吐息が落とされる。
そして囁かれた甘い甘い誘い水に、手を伸ばそうとした瞬間――]
んっ……
[唇は温かい感触を覚えていた。]
…そうか。…
連休には、玄界灘まで出てみるのもいいかもな…
〔隣の彼が、気を許して寛ぐ様子に此方も自然面持ちが和らいで。神部がまだ外を眺めていられる間には、博多湾に浮かぶ幾つかの島を示して、名を教えたりもするらしく〕
…無理をさせた…。
慶志朗…
〔やがてとろりと彼の瞼が降り行くのを、気配にも感じる。信号待ちの合間に、此方の背広を静かに彼にかけたりもし。窓外へ流れる灯は、いつしか見慣れた其れに――〕
……、…ん。…男前だ、今夜も。
〔マンションの駐車場に停車すると、エンジンを切って。薄明りの中、相手の上体へ柔く覆い被さる態で寝顔を覗き込み。其の端正な面が安らぐのへと口元を綻ばせ――誰に対してだか、惚気らしきも口にした〕
[存分に近藤の口腔内を味わうと、唇は頬を伝い首筋に落ち、耳朶をくすぐる]
――私のほうからこのようなことをするのは、初めてですね。
[何となく、くすりと笑みが零れる。
ただただ近藤に自分を感じて欲しいと思い、羞恥を振り切り自ら近藤の肌に手を伸ばし]
あまり――上手ではないのですが――
[近藤が自分にしてきたことを思い出し、同じようにと近藤の芯に刺激を与える。――手つきはたどたどしく]
……連れて行ってくれるのか…?
[港で灯が点滅する様を眺め、幾つか覚えた暗闇の奥の島の名を反芻させながら間近に迫った連休に特に予定がないという主旨を伝えて相手の様子を振り返り伺い見て。]
……俺が頼んだ…。
[謝罪を含む言葉には緩く首を振り、何時の間に途切れた意識は止まるエンジン音と覆い被った彼の気で僅かに浮上し、薄く目を開けると直ぐ其処にあるフレーム越しに見えるその目に目許を緩ませたまま小さく身動ぎし]
……すまない…寝てた…。
…着いたのか…?
[問う声は眠りの直後の甘さを含んだもので。上体を起こさないまま窓の外にも視線を遣り]
[普段からは考えられない那須の行為に、半分戸惑いながらも与えられる感触に、次第に酔いしれていく。
弄られてもつれるように引き離された舌先は、熱を帯びた口唇に隠れて、軌跡をつける。頬に、耳に、そして首筋に。
『初めてですね――』
唇を皮膚に這わせたまま呟くその振動に、思わず熱い溜息が漏れる。回す手が何かを掴もうとして、宙を舞う。]
言われて見れば…確かに初めてですね。あなたから…施されるのって――
でも、たまにはこういうのも…悪くないです――
[シャツを丁寧に肌蹴けさせ、伸ばす指先の動きに、ピクリと身体は反応する。思わず漏れそうになる声に、唇をやや強く噛んで堪える。
と――
たどたどしくも何処か扱い慣れた手付きが、劣情をなぞる。久々に味わう感覚に、吐き出される息は次第に濃くなりながらも――]
ちょっ……那須さんっ…駄目ですよ、あなたは穢れてはいけないですって――
[彼の行為を止めようとした。それは拒絶からではなく――]
[少しずつ近藤の表情に余裕が無くなっていく様を見て、それを引き出しているのが自分であると思えば徐々に湧き出すのは喜びの感情であり、先ほど近藤が言った満足の意味が今更ながら分かるような気がした。
しかしここでやめることはもはや考えられず、肌蹴たシャツの向こうに覗く胸の突起を柔らかく舐り]
――穢れる――?
[しかしそこで近藤の口から漏れた一言に、呆然と悲しげな表情を投げかける]
――意味が、分かりません。
嫌なのであれば、そう言ってください。
[軽く唇を噛み、そして少しムキになったかのように表情をこわばらせると]
――ん…――
[おもむろに、近藤の熱く脈打つ猛りを口に含み、舌先で丁寧にその襞をなぞっていく]
…ああ。見せたい景色が、幾つかある…
〔左手でギアチェンジをしながら、瞳は前を見詰めて。端引かれる唇が、本当に愉しみにしているようなのを表している。
僅かに呟かれる神部の言葉には…込み上げる何かを持て余す態で目を細め、くしゃりと自分の前髪を掻き混ぜた〕
――…
…ん。着いたぞ。
……だが、もう少し…
〔微睡の引きを強固に残す、彼の息遣いにふらと誘われて唇を寄せる。見慣れた窓外を確かめに逸れる気を、此方へと引き戻すように彼の右手へ指絡めて握り――〕
…今まさに、惚れ直すところなので…
〔そのまま…と囁きつつ、甘く彼の下唇を食み〕
[体温が僅かにだが上昇していくのが判る。呼吸数も増えていく。
那須から施される行為によって、明らかにいつもとは違う反応を示す体に、近藤自身戸惑いを隠せない。]
意味が解らないって…。
嫌ではありませんよ。むしろ――嬉しい位です。しかし何故急に……っ――
[少しだけ悔しそうな表情を浮かべたかと思うと、突然口内で包み込むように扱き出した彼の行動に、吐き出す息すら熱っぽく、改めて自身の反応に身悶えする。気を抜けば、そのまましな垂れかかりそうな位、全身の力を奪っていく愛撫への対処法方が見つからず、歯痒い思いだけが胸に沈殿していった。]
[あくまでも近藤のやり方を真似ていることに、本人は気づいているのだろうか?男に施すやり方など分かるはずも無く、ひたすらに自らの記憶を頼りにその行為に没頭し――思わず近藤が上り詰めそうになる直前に口を離し、猶予を与える]
――ぁ――
[そしてしまったという表情で、ちらと近藤の顔を仰ぎ見た。ギリギリまで追い詰めて寸止めをするのは、間違いなく近藤のやり方であり、ついそこまで真似てしまったことに苦笑いが漏れる]
急に、だなんて――。
煽ったのは近藤さんのほうではないですか?
今までは私はただ罰と思い込むことで、何もかもが受身でしかなかっただけなのです。
でも今は違います。
私は――近藤さんにも私を感じて欲しいのです――。
[自分が近藤を組み敷きたいわけではない。ただ自発的に、互いを高めあいたいだけなのだと]
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