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[肩に感じる重みと微かな温もりに、何かを吹っ切るようにふっと息を吐き]
メールの件については、ただ謝るしかありません。内容は逐一チェックしていました…。
しかし、電波状況が悪く送信できなかった…。
――あなたが返事の来ない携帯を握り締めていたであろうその時に、オレも伝えられない思いを持て余しそうになっていた。それを信じるか信じないかはあなた次第です。
牧原さんの事は…好きですよ。でもそれだけの存在です。手に入れたいとか、触れたいとか。欲望が絡むまでの思いは彼にはありません。憧憬――。その言葉が一番しっくりくるのかもしれませんね…。
――いえ、起こしません。
では…お先に失礼します。
〔神部を起こすのか、という馬事の問いへは
簡潔に応え。次長も其れを了承する様子〕
…羽生くん、羅瀬くんと瀬戸くんを
そろそろ帰してやってくれ。
憶えたばかりの仕事が楽しいらしくて
助かっているが…明日もあるからな。
〔隣席の羽生へと声をかけて…頼む、と
短く添えてから退室する。一度給湯室へ
寄ってから、仮眠室へ降り――〕
『…おじいたまもね、なんかうれしそうだった。
やっと、会社の事に興味持ってくれたんだなって。』
[いつになく殊勝な、電話の向こうの声。]
『ねぇ、アスマきゅん。
ぼくさぁ…おじいたまの役にたてるようになれるかなぁ?』
[意外な言葉に幾度か瞬くが、静かに微笑む。]
なれますよ。
飽きずに、投げ出さずに、真剣に学び、真剣に働けば…きっと。
[電話の向こうから聞こえるのは、すすり上げる小さな泣き声だった。]
電波――?
[少し不思議な表情で、近藤から片手を外し自分の携帯を取り出す。開いて見ると]
圏外?そんな――。
[拍子抜けしたようにぽかんとして、そして小さく笑みを漏らす]
いったいどういう建物なのでしょうか、ここは。
あんなに、あんなに、返事が来ないことを悩んだのに。
好きだけど、それだけ?憧憬?
[どういうことなのか、確りとは理解できないようで]
では、私のことは――?
[じっと近藤の瞳を覗き込んで、訊ね]
[電話を切って、しばらく感慨深かげにそれを眺める。
足元にじゃれつく猫がにぃにぃ鳴くのに目を細め、
もう一度しゃがみこんで頭を撫でる。]
…じゃ、行ってくるよ。
[自分の言葉に慌てて携帯を取り出す那須に、小さく噴出して]
ね?嘘は言っていないでしょう?
何故か圏外なんですよね。どうしたものか…。
[緩やかな笑みを浮かべる。そして牧原の事を更に言われると]
那須さん…自分より優れた人や、目標にしたい人に近づきたい時、あなたならどうしますか?
オレは…あなたが見て来た通りにしか動けない人間なので…辺りの人には随分誤解を与えてしまうんですよね。
[困った癖なんですが。と、苦笑を漏らし、続いた問いかけには]
一番大切な人です。出来ればこれからも…部下とかではなく、一人の人間として。傍に…居たいほど――
[覗き込まれた瞳を逸らさず、キッパリと答える。そして――]
まぁ、解りやすく言えば…愛している。と、言う事でしょうね。
[告げては那須の体に腕を絡ませ自分へと引寄せる。きつく抱きしめる為に。]
――2階 仮眠室――
〔すぐ目覚められるようにとか、薄明りが灯されている室内へと。半ば倒れこむように眠っている神部のいる寝台の傍に胡座をかく〕
……。…
〔疲労濃い面持ちを見遣って、微かに表情を翳らせる。
給湯室の冷蔵庫から持ってきたミネラルウォーターと
軽食の類を横へ置き〕
…疲れさせてしまって、申し訳ない…。
自分の我侭で。…
[さすがに自分は、目標にしたい人の手を取って冷たくて気持ちいい――などとはしないと思わず口をついて出かかる。
が、その前に確実に心臓と脳天に同時に強烈な一撃を与える言葉が近藤の口から発せられ]
――ぅ、ぁ――・・・?
[一瞬言葉を忘れたように固まり、やがて徐々に笑っているのか泣いているのか分からないような表情になる]
ほ、んとうに、――
[しかしそう言う間にも腕は絡め取られ、身体は引き寄せられる。自らも近藤の身体に腕を回し、しばしその温かみを味わうが]
しかし、いったいいつから?
そもそも、私とあのような関係に及んだ理由が――。
[疑問は次から次へと湧いてきて止まらない]
[アクセルを踏み込む。
愛車はいつもと逆の道のりを、夜の闇を切り裂くように走る。
2つの懸念の双方が、何とかなったのか、やや清々しい思いで夜風の中を走る。]
しっかり、留守を守らなくてはね。
[例えもし、またあの場所に呼び戻されたとしても、以前よりはうまくやっていけそうな気がした。]
――2階 仮眠室――
[仮眠室に着くなり一番近くの空いたベッドへうつ伏せに倒れ込み。そのまま意識を失うように眠ること15分、仮眠室に着くまでに思い出したのか目覚ましをセットする余裕はあったらしい「ピピピ」と目覚める時間を告げる電子音が耳元で響き、顔は起こさぬまま枕元の音の発信源を手探ると慣れた所作で音を止め]
……
[顔をずらして掛けたままだった眼鏡の端で小さな時刻表示の文字を読み取ると大きく息を吐いて再び枕に顔を埋め]
……あと、2分…だけ…
[延長の申請を呟くと僅かに浮上した意識を再び微睡みの中で遊ばせている]
――2階 仮眠室――
[仮眠室に着くなり一番近くの空いたベッドへうつ伏せに倒れ込み。そのまま意識を失うように眠ること15分、仮眠室に着くまでに思い出したのか目覚ましをセットする余裕はあったらしい「ピピピ」と目覚める時間を告げる電子音が耳元で響き、顔は起こさぬまま枕元の音の発信源を手探ると慣れた所作で音を止め]
……
[顔をずらして掛けたままだった眼鏡の端で小さな時刻表示の文字を読み取ると大きく息を吐いて再び枕に顔を埋め]
……あと、2分…だけ…
[延長の申請を呟くと僅かに浮上した意識を再び微睡みの中で遊ばせている]
〔とは言え…昨夜の自分の言い草では、仕事上での
厚い信頼というような意味合いで解釈されていそう
だとも思う。――(08)割くらいの確率で。〕
――、…
〔やがて身動ぎと共に呟かれる言葉へと、少し逡巡し。
彼には見えないだろう頷きを馳せる〕
…眠って下さい。2分と言わず。
〔耳触り良いようにと落とした声音で囁いて〕
[那須の口から漏れた言葉に、思わず手を緩め――]
那須さんは何でも知りたがる方なんですね…。
[くすり、笑みを零してから]
まずは何時からそう思ったかですよね?
正直自分自身の思いに気付いたのは、那須さんから二人きりで会うのは止そうというメールが届いてからでした。
正直離れるはずは無いと思っていた相手からの、突然のメールに、随分取り乱したものですが。
でもあのメールのお陰で、自分の本心に気付くことができたと思っています。
関係についてですが、初めは…勿論今言ったような感情なんて有りませんでした。オレはあなたに同じような屈辱を味わわせたかっただけですし、第一あなたには妻子が居た。オレには彼女も居ましたしね。
だけど――回を重ねてもあなたはオレを拒まなかった。一度も。きっと、二度目の逢瀬から、知らず知らずの内にあなたに惹かれていっていたのでしょうね。
素っ気無い態度は自分自身への防御線だったのでしょう。
傷つかない為の――。
これで、少しはオレの気持ち、理解して戴けました?
ええ、知りたいのです、何もかもを。
きっと私は、自信がないのです。こんなに歳が離れた人間――おじさん――を、本当に相手してくれるのか――。
[近藤の言葉をじっと聴き、「同じような屈辱」にぴくりと身を微かに震わせたものの――]
(――それはきっと、無理をして聞きだすものではなく、本人から話してくれる時期を待つべきなのでしょうね――)
[そう判断し]
――きっかけが何であったかはともかく。
[しばし逡巡して]
それが今の二人の関係を形作る礎となったのであれば――ごめんなさい。つい、感謝してしまうところでした。近藤さんは辛い気持ちを抱えていたというのに――。
[申し訳なさそうに目を伏せる]
係長 紅練 遊馬は、平社員 羽生 栄太郎 の勤務態度を褒めることにした。
係長 紅練 遊馬は、アルバイト 瀬戸 里久 の勤務態度を褒めることにした。
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