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[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
[妻とは、亜久の紹介での見合い結婚だった。仲は悪くなかったと思う。――いや、喧嘩しようもそんな機会など無かった。ひたすら仕事ばかりで家庭を顧みず、息を引き取ったときも出張で立ち会えなかった。
元々京都支社の事務員をしていて、仕事の忙しさを理解していたせいか、文句も言わず――自分が進行癌であることすら隠して。
出張先で、携帯に掛かってきた鳳からの訃報の声は、いまだに耳に残る。入院したことすら知らなかった自分は、何の冗談かと思わずヒステリックに鳳を責めてしまった]
[そんな自分が、今では日曜朝には娘と一緒に恐竜マッスルを踊っていたりするなど、妻に想像できただろうか?]
失ってしまう前に、気づきたかったですねぇ――。
[ふと、近藤の姿が脳裏に浮かんだ。
ずっと上司の自分の声は、彼には届かないようだ。直立不動で自分に礼をする姿に、溜め息が出た]
[同期の声のほうが届きやすいのかとも思ったが、羽生はマイペース人間でアドバイスを他人に投げるタイプではないし、秋芳は畑が違う]
結局は、彼自身の問題ですしね――。
[がむしゃらな理由が、もしプライベートに起因するものであれば、手の出しようがない。いったんそう思考に切りをつけて。
何となく手慰みにノートパソコンを立ち上げ、簡単にデータ入力の確認を行い達成率を再表示してみる。―25%―]
おかしいですね――。
[出張時にベビーに使いすぎて、何か不具合でも生じているのか?首を捻りながらチェックをしなおす。―86%―]
[今度は高すぎる]
牧原さんにチェックをお願いしましょうか。
[実行するたびに全く違う結果が出るとは、どう考えてもおかしい。溜め息をついてとりあえずネットに繋げ、会社のメールボックスを覗く。
紅練からのメールを見て、早速そのページに飛び――「小学生でも出来る」の一文に、思わず軽く噴き出す。全頁プリンタに出力すると、決済書類よりも真剣な表情で見始め]
写真がいっぱいあるほうが、分かりやすいでしょうね。
[買うべきものを携帯のメモに入力。
音楽番組に切り替わっていたテレビを消すと、身支度を整えて会社へと*向かった*]
――自宅――
[朝、春時雨の音で目が覚める。
体は疲れを蓄積しているのだが、昨晩アルコールを摂取した為にいつもより早い起床となる。]
雨音…?
雨…降っているんだ…。じゃぁいつもより少し早く家を出ないといけないな…。
[もぞもぞとベッドの中で渋りながらも、爪先を床につけ、ゆっくりと起き上がる。
そしてとてとてと足音を立てながら風呂場へ行き、頭からシャワーを掛ける。]
……痛いな…手。
[結局疲労が酔いを助長し、帰宅後真っ先に布団へと潜り込んだ為、結局火傷の手当てはして居ない。
外傷は目立たないとは言え、それなりに皮膚は傷つけているのだ。痛みはすぐに消えるはずも無い。]
でも…結果を出さないと…仕事とは言えないから…。
あの時の二階堂さんのような思いを、もう誰にも味わわせたくないから…。オレがしっかりしないと…。
[思い浮かべるのは、近藤が入社して二年目の話。ようやく任された得意先で、新人故の些細なミスを起こしてしまった際、二階堂が近藤の尻拭いに奔走していたのだ。]
[ミスを犯した自分よりも深く頭を下げる上司の姿に、未だ学生気分が抜け切れていなかった近藤は、自らの浅はかさを痛感し、自分を責めた。
それからだろう。彼がプライベートすら潰し仕事に没頭し始めたのは。]
体は時が来れば治るし、友達との関係だってそう簡単に壊れやしない。だけど…仕事は待ってくれないから。
――頑張らないと…。
[自分自身に言い聞かせるように囁き、シャワーのコックを捻って。
勢い良く浴室を出ると、手短に身支度を整えて自宅を後にする。
近藤が外に飛び出す頃には雨はすっかり上がり、木の葉は朝日を反射して、眩しく光り輝いていた。]
「とてとて」って!何系を目指そうとしているのか近藤は!
猫なのか?
ああ、それかー。
二年目ってことは一年前。
きっと那須は出張&妻死亡のダブルパンチで、全然気づいてなかったに違いない。
昨日は…80%ですか。
[仕事の成果を確認しながら道具が揃っているか確かめる。2次会に参加出来ない―井上のメモに書かれた予定日が今日だったのだ。...は既に了解のメールを送っていた―分1次会は全力で盛り上げるつもりだった]
――ワーキングルーム――
おはようございます。
[コンビニの買い物袋を携えての出社は、直で営業回りをしない日の近藤の変わらない日課だった。中身はもちろん『ランチパック たまご』。それに野菜ジュースをタブレットが入っている。
いつも変わらない近藤のセレクトに、立ち寄るコンビニのアルバイター達はすっかり覚えてしまい、彼の姿を見るなり、素早くレジに商品を並べてしまうほどだ。
毎朝繰り返されるその待遇に、近藤はいつも礼と共に苦笑を漏らす。その内、この店でも『たまご君』と呼ばれてしまう日が来るのではないだろうかと思いながら。
実情は本人の予測より遥かに早くそのあだ名が定着してしまっているのだが。]
あぁ、タイムカードチェックしないと…。
[イスに荷物を置き、同時にパソコンの電源を入れ、タイムカードをチェックする。その足で給湯室へ向かう。今日も変わらずブラックコーヒーを飲むために。]
――給湯室――
[昨日使用した自分用のマグカップをそのまま置いていった事に気付き、洗っていると鳳が給湯室へと訪れる。]
『おはよう、たまごくん。…あら、手はもう良くなったの?』
[声を掛けられるとくるりと振り向き、微かに苦笑いを浮かべて]
実は未だ痛いんですよね…。水は良いけどお湯とか染みちゃって…。
[本音を漏らす。洗い物を終えたカップの水気を拭き取りながら。
そんな近藤の返答を黙って聞いていた鳳は、彼がカップをシンクの横に置いたのを見計らうと、黙って近藤の手を取り]
『いらっしゃい。手当てをしてあげるわ。今日は日曜だから得意先回りも無いでしょう?てことは、少し位大げさにしても良いってことよね?』
[美しい顔に有無を言わせない強気な微笑みに、ひよっこな近藤が敵うはずも無く。
そのまま鳳に引き摺られるようにエレベーターで一階の医療室へと向かう。]
そろそろ村の設定を弄っておかないといけないかな?
飛び込みさんはいなかったけれど、最低人数よりも多かったから感謝!
…でもやっぱり20時くらいに変更かけよう。
[会社に到着し、エレベーターを待つ。
開いた扉からは鳳に引きずられた近藤が現れ、そのまま医療室へと消えていった。その姿を一瞬ぽかんとした表情で見て]
女性に頼むのが一番という結論ですか?
[苦笑いをして、箱の中に乗り込んだ]
[三階、タイムカードを打刻してデスクに移動する。
すぐさまパソコンを回線に繋ぎ、データのバックアップを行う。念のため新規バックアップで、丸ごと全部を共用サーバの個人スペースに送っておいた]
これで、まっさらになっても大丈夫ですね。
[バックアップ中に、銘菓ひよこの箱を開けると――既に携帯電話が二つ入っていた。折りたたみ式でビジネスマンが持つにはかなり派手な色合いで小ぶりのそれらは、どう見てもキッズケータイ。防犯ブザーまでついている。
娘が持っているものの色違いのデザインに間違いなかった]
美優のものはピンクでしたが――。
[ひとつはオレンジとブルーのツートンカラー、もうひとつは緑系統のツートンカラーだった。鳳のチョイスに思わず噴き出しながら]
――あの若い二人が持つには、いいのかもしれませんが。
[ブザーを鳴らせば、大音量のアラームとともに設定先に自動的に連絡が行くようにもできるが、さすがにそれは使ってくれるなと思いながら――管理職とアルバイトの面々にそれぞれメールを送る]
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