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―スタッフルーム―
……さァて、今週のびっくりどっきりショウ。
はじまり、はじまり……。
[薄笑いを浮かべ、キャロルは放送機器のスイッチを次々に入れた。]
[モニタにキャロルの顔が大きく映った。]
『ハァイ、皆さん♪ご機嫌はいかがかしら?
そういえばさっきも簡単にアナウンスしたけど、コレ、知ってる?
知らないヒトは流行遅れよ♪』
考えるのは嫌いなんだよ。
やなこった。
[楽しげに嗤う男の喉から顔を背け、けっと呟く。]
……人殺しにしか興味が無いのかと思いきや、なかなか厭味な野郎だぜ。
[その呟きは少しだけ小さく、拗ねた子供のように。]
−廊下−
[とりあえず部屋からでて当ても無く歩いてみる。実際のところこれからどうするか、と言われてもどうすればいいのか分からなかった。
紛れ込んでいるというギャングスターを殺せばみんな助かる。ではどうやって探せばいいのか。考えれば考えるほどどうすればいいのか、という思いは強くなる。
そこで誰かに相談したら、という考えが浮かび皆がいるであろうホールに向かって歩き始めた]
/*
やべー。強制的に皆に拾わせちゃうところだった……。
削除間に合って良かった。
ギルは狂信者なのか……?
それっぽいのが他に思いつかぬ。
そこには、喉を掻き切られ、無惨な死体となった
アーヴァインという男の骸が映し出されていた。
首から大量の血を流し、白目を剥いた、男の死体。
キャンバスを掛けられることもなく、まるで晒し者のように、
どこかの床に横たえられている―――――
[しばらく男の遺体を映し出した後、再びキャロルの顔が映し出された。]
『……どう?ウフフフフ。怖いでしょう。
一歩間違えちゃえば、出場者の皆さんもあんな風になっちゃうのよ。
くれぐれも気を付けて頂戴。
あのスタッフ……アーヴァインのことを、誰がヤッたかなんて、
私は全然知らないけれど、ぼーっとしてたら明日は我が身、よ?
このまま退屈なトークショウを続けて全滅、なんて道も素敵でしょうけれど。
生き残って賞金を手に入れたいアナタは、果たしてそれで満足かしら?
……なぁんて、ね♪』
[クスクスという笑い声と共に、画面がゆっくりとブラックアウトしてゆく。]
[キャロルの声がした当たりからじっと武器庫のモニタを睨んでいたが]
悪趣味だね。もうすこしあたしの神経がヤワなら、ここに吐いちまってるところさ。
ギルバートよりも、じいさんよりも。あの金髪の小娘の方がよっぽどタチが悪いね。自分の手を汚す気すらないんだものね。
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