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……多少は、な。
多くの人間で分け合うなんざ、間抜けといえば間抜けな話だ。
だが、手を組む「オトモダチ」も居ないまま突っ込むのも無謀サ。人間ってのは安易な生き物だからよ、「オトモダチ」よか「オトモダチじゃない人間」の方が「捨てやすい」モンだ。
……ま、金への欲と生存欲とのせめぎあいだ。
ちょ、ちょっとまてよ……。
[上手く舌が回らないのは酔いの所為だけではない]
お前ら本気なのか?
この面子で殺し合い?
アホだろ。
このオバサンが、アンタやあのマッチョと殺し合い?
あそこでさっきから騒いでるのなんて、爺さんだぞ?
悪趣味っつーか……。こんな勝ち目の無いゲームにオバサンや爺さんが参加する意味がわからねぇぞ?
[しかしいつまでもそうやっているわけにはいかないだろう。あの金髪の女性−キャロルというらしい−が言うにはまだゲームが始まるまで時間があるという。
それまでに少しでも誰かと話しておくことは必要だとは思った。−生きて帰るために−が・・・]
どうしよう・・・
[目の前にいる人々はあまりにも 自分と接点がない。酒を飲んでいる人物に声を掛けるのは躊躇われたしかといって凶暴そうな男に声を掛けるのもまた怖い。
とはいえ話しかけないことには始まらないのだ。幸い中年の女性はこの中ではまともそうだ。彼女に話しかけよう、と座っていた椅子からゆっくりと立ち上がった。]
[ギルバートの一言に背筋がぞくり。何故ならば……ならばこの男にとっての殺人は金を得るための手段ではなく目的であることを示しているのだから……]
俺の望みは、この闘いを味わうこと、出来るだけ長引かせることだ。
それに協力するなら、生き残れた時の俺の賞金をそいつにくれてやる。
[ニィと歯を剥き出して笑った。]
[ゲラゲラと笑う男の耳に、ヤケに聴き慣れたメロディが入ってくる。]
『その手に銃を握れ そして太陽を撃ち抜くんだ
お前が祈る「天国」に神など居ない
神の居る場所は お前の鼓動の中』……
……おい、オバチャン、どうした?
随分と懐かしいナンバーを持ち出すじゃねぇか。
確か、こんな歌詞だったような気もすんだが、違ったか?
俺が今迄聞いてたゲームの説明が、全部本当に殺す、ことを前提としているの……か?
番組演出上のフリじゃないのか……?
[苛立った様子の男を半信半疑で見つめる。
いつの間にか腰を下ろしていた椅子から立ち上がり、先ほどアナウンスをしていた女のもとへ向かおうとして、躊躇った。
昔見たテレビ番組、殺人ゲームに騙されて参加した出演者を思い出す。]
ふむふむ…そういうことなら、おニイチャンが不利そうだね。
カミーラは、「お金が欲しい」人かな?
ということは、ここには生き残ればいい人と
殺したい人がいるわけだね……なるほどなるほど。
[小声で呟く。何やら分析をしているようだ。]
あのおニイチャンのような手合いには、
「最後の1人になる」という縛りが発生するわけだな。
不利だよね。ハンディキャップなのかねえ?
[一瞬だけ眉をひそめたような表情を見せたが、すぐに元の笑い声を取り戻し、酔っぱらいの男の方を見た。]
その「まさか」「悪趣味な」番組そのものだ…と言ったら?
というか、だな。お前さん、この番組に出る上で、契約書にサインをしてきたんじゃないのかい?まさか、それまで忘れちまったとなったら……その酔っぱらいは、末期、だぞ。
……っと、やっと正気に戻った、か。
[血の気が一気に引いたようにも見える酔っぱらいの男をじっと見つめて、酒をぐいと煽った。]
[ベンジャミンを見て笑った]
あんたの格好見てたら思いだしたのさ。あの頃はよかったね。音楽も、この国もさ。
今じゃぺらぺらの作り物くさい音楽と、薄気味の悪いテレビ伝道師が垂れ流す道徳のせいで最高にイカれた音楽なんてもんはなくなっちまったようにように思えるよ。
[そこでセシリアがこちらに近付いてきたことに気付き、声をかけた]
ん?どうしたねお嬢ちゃん。あんたぁ一攫千金を狙っているようにも人殺しがやってみたくてしょうがないようにも見えないんだがね。
何にせよ、積極的に関わりたい相手じゃないわ。
・・・ふぅ。ちょっと疲れたわ。
悪いけど、お先に寝かせてもらうわね。
[ナサニエルに手を振ると、寝室へと*向かった*]
[中年の女性の下に向かおうとした時に近くにいた酔っ払いの言葉が聞こえた。ほぼ同時に立ち上がったのだから余計に気を引いたかもしれない。
全部本当に殺す・・・自分としては当たり前の認識だった。思わず彼の方を向いて]
恐らく・・・そうだと思います。私もそう、聞かされましたから。
[そう初対面の男に告げる]
……なるほど、ねぇ。
「殺し合いを長引かせたい」……ってか。
兄ちゃんの望みは、そこかい。
若いミソラで人間兵器とは、よくやるねぇ。
[それだけ言うと、脂肪の塊の奥でニイと笑みを浮かべた。]
(そうそう……この刺激サ。面白いねぇ……)
あいあーい。おやすみぃ。
[軽薄な返答を返す。]
まァ、目立たないに越したことないよね。
俺も死にたかないし、ここは見とくか。
[ケネスとセシリアのやりとりに眉をひそめる]
(成る程ね…騙されて連れてこられてる者もいるのか。あたしは……破産しそうになっているところに電話がかかってきて、「今まで通りの生活ができるたった一つの手段を教えて差し上げましょう」と誘われたのだけど)
……あァ。
あの頃は「ミュージシャン」がヤクで何遍捕まろうとも、「ミュージシャン」も、そいつを追いかけていた奴らも、パトカーに火炎瓶投げつけるような不穏な輩ばっかりだった。
しかしなァ……今の時代は、大衆に火炎瓶投げつけるフリだけをして、本当はフォークギターで秘密の恋の話をする連中だけが「売れる」時代。今どきのロック野郎なんざ、へっぴり腰のヘタレ揃いサ。
[中年女の言葉に頷き、小さく笑った。]
……なあ、今どき珍しいロックな兄ちゃんよ。
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