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[キャロルは携帯電話でスタッフと通話している。]
……おひとり様ご到着、ね。
ご苦労様。そのまま身綺麗にさせてカジノに連れてきて頂戴な。
ああ、汚いのは困るから、それなりに見られるようにしてね。
売られた少女 セシリア が参加しました。
売られた少女 セシリアは、おまかせ を希望しました。
[スタッフに連れられて一人の少女がやってきた。それなりに清潔ではあるが酷くみすぼらしい服装の少女は喧騒に満ち溢れたセット裏で酷く浮いて見えた。
居心地悪そうに辺りを見る少女の目には不安の色が強く浮き出ている]
『じゃあこの控え室で適当に着替えちゃって。少しくらいは休んでてもいいけど着替え終わったらカジノの方に行ってね。ゲームのルールは説明した通りだから頑張って。』
[彼女をここに連れてきた男はにこやかにそういって部屋を出て行った。それを見送った彼女は部屋の中の椅子に座り辺りを見回す。クローゼットがあったが今はそれを見る気にもならなかった。]
[スタッフルームにて二人の男が話をしている]
あんなの連れてきてどうするんですか?全然ゲームになりませんよ。買い取った金額自体は大した金額でもないからそこまで言われないでしょうけどすぐ殺されるのがオチじゃないですか?
[一人がそういうともう一人の男が煙草に火をつけながら答える。]
『それが狙いだよ。年端も行かない娘が殺されるなんてドラマでも見れねえしな。貧困の果てに親に端金で売られてきた少女。10人に9人はかわいそうだと思うだろうな。そんな少女が殺されるなんて非難轟々だろうよ』
しかし・・・あざとくないですか?あんまりあからさまだったら逆に萎えると思うんですが。
『さぁな。そこまでは俺も知ったこっちゃ無い。だけどよ』
[そういって一度言葉を切り口から煙を吐く]
『その少女が相手を殺したら番組盛り上がると思わねえ?追い詰められた少女が相手を殺してしまう。ま、実際そうなる可能性は低いだろうけどよ。もしそうなったら間違いなく盛り上がる。そのための仕込みもしたしな』
『ま、俺としちゃ既に非難受けてる番組がこの程度でどうこうなるとか思ってねえし非難受けるなら盛大に受ければいいさ。その方が番組にも箔が付くってもんよ。
どんなことになろうとあのプロデューサーに任しとけばいいさ。アイツならどんな奴が来ても面白い番組を作ってくれる。そう思ってるぜ』
[そう言って煙草の火を消し部屋から出て行く二人。後にはただ煙草の煙が残っているのみだった]
―ダイニング―
[食事を終えた男は、飲みかけのウィスキーのボトルを掴んでダイニングを出た。
無造作に大股で廊下を歩いて行く。
その行き先は、未だ、不明。]
[どれくらい椅子に座っていただろうか。立ち上がろうとして服のポケットの重みを感じる。目を向ければそこにあるのは一本のナイフ。取り出して鞘から抜いた刀身は銀色に輝いている。それを見ているとこれを車の中で手渡してきた男の言葉が思い出される。]
『僕も君ではハンデがありすぎると思ってる。流石に何も持っていないのは危険だからこのナイフを渡しておくよ。いらない?いやこれはただのナイフじゃないんだ。銀で出来ているんだよこれ。これで刺せ、って言ってるんじゃない。お守り代わりに持っておけばいいんだよ。きっと君を助けてくれる』
[そういいながら抜いて見せた刀身は確かに鋼とは色は異なっていた。今それははっきりとした重さを彼女に伝え、その存在を主張している。彼女はしばらくナイフを見ていたがやがて鞘に戻し着替えるために立ち上がった]
[廊下を歩きながらさっきの男達が話をしている]
しかしあの短剣勿体無くないですか?前に番組で使ったとはいえ彼女の買値より高いんですが。
『分かってねえな。普通のナイフなんざ渡しても使うどころか持ち歩きもしねえんだよ。俺は敢えて武器としてじゃなくてお守りとしてあれを渡してる。銀が邪を祓うとか小説では幾らでも出てくるしな。そういうもんだったら絶対に持ち歩くはずさ。そうなればしめたもの、ことここに至った時にそういうものがあれば使う可能性はあるだろ。もし使わずに殺されても終わったら回収すれば問題ねえよ。』
[そういう話をしながら二人はキャロルに報告するために彼女の元へと向かっていった*]
本名・・・セシリア=メディスン
年齢・・・17〜21くらいで想定
身長・・・低め
家族構成・両親、兄弟妹数名
所持品・・古本数冊、銀の短剣、度のあっていない眼鏡
地方の農村に育つが不作などによる困窮のために番組に売られる。その村では子供を売るという行為は多いわけではないが行われており仕方が無い、ということは理解はしている。勝利した時に莫大な金銭が入ることは本人含め家族にも知らされていない。
性格的には内向的であまり他人と話すことは得意ではない。環境的要因もあるが着飾る、ということとは無縁で化粧もせず、それで構わないと思っているために彼女を見た人の大半の第一印象はぱっとしない、である。
今の彼女が知っているのは「生き残るゲームに参加する。勝ち残れば家に帰れる」である。
/*
なんだろう、この鬱設定は、とおもいながらもセシリアを久しぶりに使いたかったためにやってしまった。後悔はしていない。多分。
*/
[キャロルは、「参加者」を確保したというスタッフの説明を聞いている。]
………なァるほど。
それは素敵なおとぎ話じゃない。
『身売りされた不幸な娘』と『魔を祓う銀の剣』……ね。ハリウッドのファンタジー映画みたいで素敵じゃない?ちょっぴり夢見がちだけれど、お誂え向きだわ。
彼女に説明は済んだの?
……そう。仕事が早いことは、いいことだわ。
それじゃ、彼女の支度が整ったら、カジノにご招待してあげて頂戴な。カジノの作法を知りたいというなら、そちらも忘れずに……ね。
[少女の控え室をモニタで覗きながら、女は煙草をふかしている。]
(……不幸な娘が汚れる瞬間、ね。
そういうものがお好きな変態はゴマンといるわ。
さぁて、どうなることかしら……)
[女は、モニタを見てクスクスと笑っている。]
退役軍人 モーガン が参加しました。
退役軍人 モーガンは、霊能者 を希望しました。
[ボロボロの軍服を身に着け、旧式のライフルを杖代わりに、一人の老人がやって来た。]
殺しあい…そう。今からXX年前、儂は人を何人も殺した。このライフルとダガーナイフを手に、血に塗れた戦場で。
時は過ぎ去った。世間は血を嫌うようになった。そんなの面白くも何とも無い!
……もう儂に残された時間も少ない。このライフルも血に飢えている。さぁ!宴へ儂も名乗りを上げることにしようか!
[『なんだあのヨボヨボの爺さんは。誰が連れて来た?』]
[『知らん。まぁ殺る気はあるようだし、放っておいていいだろ。どうせすぐに……』]
[『そうだな。ギャングに殺られて脱落するか、気が狂って処刑されるかだろうな。頭数稼ぎとだけ見ておくか…。おそらくオッズは最低だぜ?』]
[スタッフたちも誰が勝つかでギャンブルしているようだ……。]
[...は椅子に腰掛け、不気味な顔をしてライフルを磨き続けている。色あせた軍服には数え切れないほどの穴と血痕があり、遥か昔の戦場の様子を物語っている。]
さぁて、殺しあいはまだかぁ。まだなのかぁ!
わ・・・
[クローゼットの扉を開けると自分が見たこともないような服が並んでいた。
実際はやや派手、くらいであり街中であれば普通に着られている様なものばかりだったがずっと数枚の衣服で過ごしてきた彼女にとっては刺激が強いといえただろう。
しばらく悩んでいたが服の中でも一番地味な物を選びそそくさと着替える。いつもとは違う服の感触に心が浮き立つように感じたのもつかの間、
自分を連れてきた男の言っていたゲームを思い出し暗い気持ちになる]
私・・・どうなっちゃうのかな・・・
[誰もいない部屋で呟いた声は誰に聞かれるとも泣く消えていった]
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