海より来たりし ロスマリンは、きぐるみ イルキアに、エビは塩茹でにしてマヨネーズで食べることを提案した。

きぐるみ イルキアは、まぬけの働き者 グスタを鬼にして、カゴメカゴメをやろうと一同に持ちかけた。

きぐるみ イルキアは、海より来たりし ロスマリンに同意して、着ぐるみの中からマヨネーズを取り出した。

墓堀り ダグラスは、狼達にケチャップを差し出した。ケチャップ派の様だ。

春の妖精（自称） リネットは、きぐるみ イルキアからカサカサ逃げ出した。

きぐるみ イルキアは、墓堀り ダグラスに、「ケチャラーは黙ってろ」と罵詈雑言を浴びせた。マヨラーのようだ。

きぐるみ イルキアは、春の妖精（自称） リネット（エビ）を探していた。

海より来たりし ロスマリンは、オーロラソースでもいいじゃない、えびだもの、とイルキアとダグラスの調停を試みた。

墓堀り ダグラスは、きぐるみ イルキアを一瞥すると「貴様にケチャの何が解る」と言い放った。マヨラーとケチャラーの仁義無き戦いが始まった。

きぐるみ イルキアは、海より来たりし ロスマリンに、エビがなくなったことを報告した。

まぬけの働き者 グスタは、関西人の性（さが）か黙るのにガマン出来なくなってきた。喋りたい。

きぐるみ イルキアは、墓堀り ダグラスに、マヨネーズをかけようとしていた。仁義なき戦いだった。

春の妖精（自称） リネットは、まぬけの働き者 グスタの背中にカサカサと這い上がった。

墓堀り ダグラスは、きぐるみ イルキアに向かって力の限りケチャップのチューブを握り潰した。勿論目を狙って。仁義が無かった。

墓堀り ダグラスは、言い放った。「実はそれはケチャップではない、チリソースだ」。

きぐるみ イルキアは、墓堀り ダグラスの攻撃に、一度は倒れふした。目は痛かった。だが、人狼はしぶとかった。

きぐるみ イルキアは、墓堀り ダグラスに、マヨネーズチューブを両手に握り締めて襲い掛かった。今までの犠牲者も、マヨネーズでいただいていた。

まぬけの働き者 グスタは、春の妖精（自称） リネットをちゃんとおぶってみた。子守のクセが出たらしい。

海より来たりし ロスマリンは、エビがなくなったことを悲しみつつ、関西人のツッコミ力に期待して飴玉を渡した（ふり）。

春の妖精（自称） リネットは、まぬけの働き者 グスタの背中でのっそりしている。