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―public/library―
[暫く悩んだ後、検索条件を増やし、絞り込もうと再検索。
キーボードをタタンと打つ。]
それじゃ、さーちくん、宜しく。
…さて。さっき流れてきた物でも見てみますか。
[彼女が検索条件を考えている間に流れてきた犯行声明。
邪魔の一言で、彼女はそれを一時的に完全遮断し保存ていた。
保存していた映像と音声を再生する。]
…ふーん?
”綻び”ねえ。
面白そうだし、行ってみよーか。
[悪戯っぽく笑う。完全な野次馬根性。
座標を指定し、飛ぶ。]
―→under/Point:South-Pole―
―under/Point:South-Pole―
[そこにあるのは、
心を奪うオーロラ。
熱を奪う極寒の風。
腐を奪う永久凍土。
唯それだけ。]
…何よ。
あんだけ派手に宣伝しといて、
嘘っぱちでした冗談でした、って事?
[改造したサングラスで辺りを眺め回す。
地面の情報がやや乱れている。
先程此処で何かあったのであろう事を示すかのように。]
…違うみたいね。古い物なら「自然」が修復してみせるだろうし。
って事はつまり、さっきのは。
もう終わった?
─Real World/Her_room─
[Sheilaはキーボードの操作を終え、Jackの反応を待った。]
……………。
[瞬きするJack。
Jackは何事も無かった様に、Sheilaの側から膝を起こして立ち上がり、天窓から人工的な青の光が射し込む白壁の部屋を出て行こうとする。]
[Sheilaの顔に、成功の安堵と…何故かJackに対する失望の様な複雑な色が過る。寧ろ、発見され叱られ罰されたかったとでも言う様な。]
【所詮Jackの機能は──。】
[首を振りたかったが、その反応で不信感を抱かれるわけにはいかないので、Sheilaはそれを瞬きだけに止めた。]
【そもそも、人間なら。
舌を指で掴まれて何事も無かった様な反応にはなり得ないし、そこからdataを打ち込む事も出来ないし、打ち込めないからには思考が変わることも──…現実世界なら無いんだ。あぁ…。】
[振り返ったJackに、]
…何?
一ヶ月に一度。体調を私が崩すのは何時もの事でしょう。
先月は、集団コミュニケーションの時間に不調が重なるのは、意図的だとは言わないけれど、気をつけるべき項目だと言われたけど…。今日は、普通の授業の時間に自室で安静にプラグを繋いでいるようにと、診断を貰ったのよ。
何も言う事ないでしょ?
[Jackは保護者の様な色に目の青を変化させる。]
──…(((─Shiela.
……Geneが居なくなり寂しいのは分かります。彼女の寮官だったJackでさえ、トラブルメーカーが居なくなった事で仕事が変化して、不調をきたしていましたから。───)))…─……─
──…(((─Shiela.
……あなたが今、私の顔を泣きそうな目で見つめている事に自覚が無いですか?
この部屋のメイトと相性が悪いなら変えましょう。それとあなたの休むベき時間は、きちんと回復に勤める義務の時間なのだと自覚を持つ事を。───)))…─……─
──…(((─Shiela.
……ホットミルクを持ってきますから、待っていて下さい。───)))…─……─
[JackはSheilaの元へ、足音も立てずに近寄り、軽く頭を撫でると部屋を去って行った。]
ホットミルクって、眠れない子どもみたいじゃない。
いらないわよ,馬鹿。
[ぼそぼそとした声で。
Jackは、他のJack達とMamへの簡易報告を済ませてから戻って来るだろう。寮官としての仕事の為に。Wendyについてのdataをそこで得る事が出来るかもしれない。
見慣れた部屋にいて数分程度しか経過していないにも関わらず、Underに潜った時のあの感覚は潮がひいていった様に遠ざかる。その事を、Geneも口にしていた事がある。]
【現実世界が嫌いだと──。
私も大嫌い。
此処には手に入らないものばかり。
──…はやく大人になってしまいたい。】
[ログアウトの瞬間は不吉に胸に突き刺さる様に思えた、あの警告音の事も忘れてしまいそうだ。]
─Under─
[Underの地面には、未だSheilaが置いて来た探査用のPGMが。漆黒に染まったまま、Jackの姿をした彼が一連の出来事のdataを抱いて眠っている。
Sheilaが回収しなくては、目を覚まさない。或いは変質して別のPGMになってしまうのかもしれない。Underを彷徨う他の亡霊たちの様に──。]
─Real World/Her_room─
[自分の所には来なかったCult Warへの招待状。当然それ故に未だ接触していないmemeto moriについて。(例え接触する事があってもSheilaがGeneの様に選ばれる事は無いのでは無いかと思えるが。)]
【…知りたいわ。
それに、Geneの居なくなったスクールは、悔しいけどつまらない。
私は私の意志で此処に居る。
だけど、つまらない。
──…寂しいなんて口にしない。
でも、はやく潜って。
Underに戻りたいけど……今は、】
【Jackが戻って来るのを待とう。
ミルクを飲んで、身体の回復した状態で──潜った方が良い…んだわ。うん、それだけ。】
[Sheilaは、一旦ダイヴに必要なコード類をはずし、天窓を見上げ*小さく息を付いた*。]
─Under/near South-Pole─
[未だ、Sheilaが現実世界で膝を抱えている頃。
すでに災害が去り、静かになった南極近く。
Hubertの影響を受け、漆黒に染まり倒れたままで居る探査PGM──このPGMもscanすればNAME:Jackと出るだろう──に近付く、影がある。]
…大きな災害の後には面白い物が落ちてる事がある。
これは、Jack…──だ、どう見ても。
[少年とも少女とも付かない細身のシルエット。その人物がJackを覗き込むと、肩で揃えられた真っ黒な髪が揺れた。大きな黒い目をぱちりと瞬き。
その人物は、Jackの状態を確認し、その機能の全容に大きな変化が無い事を知ると、暗号化されたメッセージの詰まった黒い球を1つ眠ったままのJackに打ち込んだ。]
[dataの添付書類に書かれた言葉は、]
____
『親愛なる「S」
以前に「S」が知りたいと言ってたdataを揃えた。球に入れたのは目次のみ。せっかくだから、敢えて会って渡したい。それと、思ったより僕は君に依存していたようで、今更恥ずかしいと思ってる事を伝えておきたい。
僕が言うのは可笑しいが、君も無理はしないで。
──…感謝と愛を込めて「E」.』
―under/Point:South-Pole―
…な、な…っ
[拳をわなわなと震わせ]
何よ!
折角アタシが態々こんな所まで来てやったって言うのに!
終わったんならちゃんと言いなさいよね!!
[誰に、何処にとも無く、吼える。]
[先程見た、少しだけ抉れた地面を一瞥する。
読み取れる残骸の情報はかなり複雑なようだ。]
何かすんごく面白そうな事があったみたいね。
アタシを無視してくれちゃって…
…ムカツク。
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