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──Under/Alchemist's "LABO"──
[Acid Rainが先程まで降っていたようだ。
ウィルスは普段よりも少ない。
Lutherは扉を開け、Seciliaが先に中へと入る。]
『ふぅん。』
『Audrey.Hは、なかなか悪い趣味をしていないようだ。』
[少し凹んだ、玉露の缶を上から持ち上げると、ぶらぶらとさせた。]
『NIGRED、君はAionを"LABO"に設定しているのかい。酔狂だねえ。』
[NIGREDが何か喋る前に、言葉を続ける。]
『酔狂だよ。Underのこんな場所ではなく、"家"ならClosedに設置したってもいいじゃないかと、僕は思うんだけれどね。まあ、専用回線に、空間を設置する事は、余程上手くしなければ、難しいだろうけれど。』
『何が面白くて、Audrey.Hも、僕が過去使っていた"LABO"を"HOME"にしようかとしたのだか。』
[ちらりと見て]
『君の為か。罪滅ぼしだと、彼女は思っているのだろうか。どんなに行おうとも、彼女が過去を消しえる訳ではないし、君に対してそんな事を負う必要性もないというのにね。』
『気紛れさ。
強いていえば、種蒔きという行為に近いかもしれないね。一見、何も関係性、関連性がなきものは、何処かで何時か繋がるものだからね。』
『NIGRED、君にそんな事を仕込んだ覚えは多分ないと思うのだが……。君に、日本茶は合わないな。』
[呟きながらも、差し出された蓋つきの茶器を見つめた。小さな白い手が、蓋を開いて、傍らに退ける。よい匂いが周囲を満たした。]
『NIGRED、Aionは、こういう場所に使うものではない。それだけは言っておこう。』
[両手で茶器を持ち上げると、口をつけた。]
『悪くない味だ。美味しいのはプログラムのお蔭だね。』
ありがとうございます。
[Lutherは微笑むが、本質は本来つくりだす事はとても苦手なのだ。勿論、このような、PGMの組み合わせであるなら、あまり労もないのではあるが。]
『……君が望むなら、此処を守護するといい。「ホルスの目」となる事は止めない。Audrey.Hからも、何か言われているのだろう?』
ホルスの目……つまり、守護者に……?
父よ、それは
私は何かを守護するようにつくられてはいません。
Audrey.Hから、彼女の埋葬のためのAIであるSTELLAを託されました。Audrey.Hの代わり──と。
[ホルスの目とは、ここでは単純に守護者の意だけを指す。]
『アハハハハ!』
『彼女らしいなあ。』
『それで本質とのジレンマかい。君は、seriesと、僕達製作者にAttack対象として仕掛ける事は除かれてはいるが、普通のAIは対象となっているからねえ。』
『それで、僕の直コマンドを受け付けない君は、迷っているのかい。Audrey.Hの望みを。』
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