情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
1人目、自警団長 アーヴァイン がやってきました。
自警団長 アーヴァインは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
村の設定が変更されました。
一つの星が見える。
不確定的な粒子の世界に似た宇宙に浮かぶ、一つの星。
ここは、現実世界(Mandera)
太陽系第三惑星、地球の現実世界。
この星に発生した生物達の一種、人間はもう一つの仮想現実──電脳世界(Utopia)を作り出していた。
先日、電脳世界(空間)のUnderの一箇所で行われた一つのカルトゲーム「The Cult War」。ゲームを乗っ取られて行われた、世界を変えうる要素になり得るかもしれない事件は回避され、今は平穏な時間を取り戻している。
このRP村は、そんな「The Cult War」に参加した登場人物達のその後や周辺の出来事が語られる場──。
●注意事項
この村は、「The Cult War」参加者専用のRP村です。
★【狼役は既に決まっているので希望しないで下さい】★
進行方法は、
プロ:3日4日
1日目:5日6日
2日目:7日8日
3日目:9日10日(吊り襲撃合わせ)
エピ:11日12日(狼吊り)
となっています。
3日目は、指定キャラへ吊り襲撃合わせを。
4日目は、狼役を吊り希望に合わせてエピにして下さい。
基本的には、後日談なり何なりを各PCが各自語って頂く形で構いません。前参加者だけではなく、前参加者の周辺人物RPも認められています。
──が、狼役の方が何かコトを起こすかもしれません。
村の設定が変更されました。
修道女 ステラ が参加しました。
修道女 ステラは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[蒼く透き通った空間に居る]
["BODY"から延びる幾条もの光が規則的に明滅し、"情報"を送り込む]
[知らず、その唇が微笑みを形作り]
──COMAND>CHKSYS is Completed.
──SYSTEM:REPORT...SYSTEM ALL GREEN.
[ウィンドウが開き、最終テストの結果を伝えた]
──『OK、全部終わったよ』
[と、どこからとも無く響く声に、瞳を輝かせる]
では、漸くお会い出来るのですね?
──『嬉しそうだね』
[苦笑混じりの創造主の言葉に彼女は頬を薔薇色に染め答える]
それはもう。
お婆さまからお話を聞くたびにお会いしたいと思っていましたのよ。
"外"へ出ていいというお許しを頂くのがどれほど待ち遠しかったとお思いですの?
それですのにお婆さまったら駄目だまだ早いとそればっかり。
これ以上時間がかかっていれば待ち草臥れて皺々になってしまうところでしたわ。
──『ごめんごめん、悪かったね。あぁそうだ。これはあたしからのプレゼント』
[と、ウィンドウに文字列が流れ、彼女に"プレゼント"がインストールされる]
何ですの?……Absolution?
──『何かあったときのためのお守りさ』
ありがとうございます、お婆さま!
では、行って参りますわっ!
──『行ってらっしゃい。あたしもモニターしているからね』
["扉"が開く]
[切り離され、垂れ下がる光をたなびかせ]
[彼女は"扉"の向こうへ、勢い良く飛び込んだ]
村の設定が変更されました。
─ UNDER / LABO ─
[黒いローブをはためかせて"扉"から降り立つ]
ここが──。
[物珍しげにぐるりと周囲を見渡し]
──"HOME"。
[創造主が錬金術師から貰い受けたというその場所は、彼女がカメラ越しに見た創造主の部屋とどこか似通った雰囲気を持っている]
こちらには居られないようですのね。
いち早くお会いしたいのですけれど、……仕方ありませんわね。
"HOME"と言うからにはいずれ戻ってこられるでしょうけれど……。
[待つ──と言う選択肢を彼女は持ち合わせない]
お散歩がてら、探してみるというのも楽しそうですわよね。
"主"はきっと私とあの方を引き合わせてくださるはずですわ。
そうですわ、そういたしましょう。
美術商 ヒューバート が参加しました。
美術商 ヒューバートは、人狼 を希望しました(他の人には見えません)。
−数十年前の記憶−
何故なのだろうか、この世界では常に天才は正当な評価を受けない。
才能なき者は、天才に嫉妬し出る杭を打とうとする。
私も、そんな悲運なる天才の1人だ。
間違っていない。私は何一つ間違っていないのだ。
このまま愚か者どもの前に屈すること、
私はそれを認めるわけにはいかない。
”大願”を成就させるまでは、私の遺志は受け継がれるのだ。
天才なのだ。私は天才なのだ………ッ
-UNDER/???-
[野良プログラムを黒い霧が包む。しばらく後、
ひどく重い存在が姿を現す。]
…………memento mori。これはいい、非常にいい手段になり得る。
[どこかへ向かって歩みゆく。アバターはどこか狂気。]
長かった”私という現象”にも、1つの終着点が見えたようだ。
牧師 ルーサー が参加しました。
牧師 ルーサーは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
──Under/Dusk City──
[Acid Rainが降る広大な都市の片隅──。
Dusk Cityの一角(と言っても広範囲だ)に、嘆きの雨のように降り続けるウィルス除去用のPGMは、Lutherの睛には数字や文字の羅列として視えている。]
──Memory(回想)──
[Luther/NIGREDは、back upを失わない限りゲームから離脱する事が不可能であるUnderのゲーム、「The Cult War」というゲームに参加していた。
その手紙を拾った事は戯れに近く、seriesと製作者以外のほぼ全てを破壊対象にしているLutherにとっては、単なる場所の移動の為と視てもよかっただろう。
そのゲーム自体は、Lizによるもの──「memento mori」──Euthanatosへの道──に感染し、参加者は全員ゲームから離脱する事が出来なくなった。Luther自身も、「memento mori」に侵食され、本来の本質──破壊(Attack)を変質された。その結果、同ゲーム参加者でもあった準製作者Audrey.HにAssultを仕掛けてしまい、Lizの(memento moriに)NIGREDの掌握を許す事にもなった。その後、antiPGMで「memento mori」を除去する事に成功はしたが、「発生したかもしれない」バグが残っている可能性もあった。それは、致命的なバグではないかもしれないが───…]
──Under/Dusk City──
Kyrie, eleison.
[微かにふわりと浮くストラ。
瓦解した建物と双子のクピドで灼き尽くされたDataの残滓が薄れた。微笑み、]
──Under/ → blank space──
[転移]
[一定量以上のAIやviurs等のDataを破壊し尽くすとblank spaceへと自然、移動した。]
─ UNDER / BackStreet ─
[きょろきょろと落ち着き無く周囲に視線を廻らせ歩く]
お婆さまから聞いたとおりですわ。
汚くてごちゃごちゃしてて、でも
[くすくすと笑い]
何だか楽しいことにたくさん出会えそうな──。
[生まれたばかりの彼女には見るもの全てが初めてのもの]
[舞い踊るクラスタ片の中を淀みなく進む]
──Under/Backstreet "Alchemist's LABO"…"HOME"──
[ちらりと痕跡を一瞥し、"家"の中へと入る。
LABOの外見を別にして、天窓は既に修復され、準製作者Audrey.Hが電脳空間に降りてくる時の"家"として扱われているのか、調度類はAudrey仕様のものとなっている。]
[Lutherは、改築したキッチンの方へ向かうと、片手を片方の肘に、もう片手を顎にあてて悩む。Attack PGMのAIであるLutherにとって、料理という行動はあまりにも無謀だった。]
[広いはずの室内はさまざまな機器により埋め尽くされ足の踏み場もない]
[往年の大女優のポスターの見守る元、彼女は明滅するモニタの前に座し、湯飲みを片手に呟く]
……大丈夫かねぇ。
あの子もだけれど、なんだか心配だよ。
[それは、"外"へと出た"娘"への心配か]
[それとも、人の気配がなかなか増えない"世界"に対してか]
…………(ずずーっ)
[彼女はモニタを眺め、熱い玉露を啜った]
─ UNDER / Backstreet→"HOME" ─
あんまり人って、居られないんですのね。
もっと人がたくさん居て賑やかな場所だと思ってましたわ。
お婆さまの話では、色々な方が居られると言うことでしたけれど……。
[散策の間中、独り言が耐えない]
少しばかり残念ですわね。
どなたかにお会いできるかと思っていましたのに。
[独り言と共に、"HOME"の扉を引き開けた]
見習いメイド ネリー が参加しました。
見習いメイド ネリーは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
─ 現実世界 / サーバールーム ─
[複数のサーバーとそれを連結するコード類のみが支配する空間、そこにオペレータが一人で活動していた。
この場にそぐわぬ女給服を身にまとい、首筋には仮想世界へと直結するジャック。
半分機械化した肉体であっても、紛れもなく一人の人間としてそこに在った。
頭部につけたヘッドセットに手をやるとスイッチを押し込んだ]
現時刻を持って探査端末『Black Pearl』の活動停止を認定する。記録者:ネリー。
なお一部の情報の欠落が確認されている為可能であるならば現地での情報統合が望ましい。
記録終了。
[ピッと小さな電子音がすると、ネリーは体を大きく伸ばした]
一番しぶといはずのBlack Pearlが活動停止するなんてね…。
しょーじき驚いちゃった…。
おじーちゃんが作ったものの中でもトップクラスだったんだけどね…。
時々ノイズみたいに伝わってきたmemento moriってなんなのかしらね…
それに最後に登録されたerosion、っていうプログラムの存在。
こりゃ自分で行って見るしかなさそーねぇ…。
『記録』を義務とさせられた身でもこれならダイブしても文句言われないよね…。
んじゃま、行って見ますか。謎に満ち溢れたUnderへ。
護身用のプログラムも持っていかないとね…。
[そう一人で呟くと準備を済ませ、Underへのダイブを開始した]
─ UNDER / "HOME" ─
[扉の奥に人影が見える]
(どなたかが中に──あの方、ですかしら?)
[戸口から、一歩、足を踏み出した]
何か御用でしょうか?
[Twinsは待機状態により、周囲に焔を纏わせている。]
この場所に無断に入る事が出来るという事は、普通のAIの類ではないように見受けられますが。
[Lutherは微笑みを浮かべ、迎え入れるように両手を広げた]
[かけられた言葉に、緊張を解く]
[型は一致している。幾度と話に聞いた通りの]
私は、PGM NAME:STELLA──Audrey.H.によって製作された非戦闘型AIですわ。
始めまして、Luther様。
[双子の焔に頬を照らしつつ自己紹介し、折り目正しく頭を下げた]
[Twinsは無表情に微笑みを刻み、焔の球を一つ作り出した。赤々と周囲が照らし出され、物陰の陰影が濃くなった。]
聞いていませんね。
非戦闘型AI、STELLA───。
ええ、初対面ですもの。
お婆さまも最初からここで私を作ってくださればいいのに、ずっとお婆さまのPersonal Spaceでしたし。
……可愛い天使さまですわね。
こちらがIgnisで、こちらがFuriaですかしら。
[無防備に双子へ伸ばす手に火球が揺らぐ]
[問いに戸惑い、困ったように眉根を寄せた]
根拠──
私にはシリーズの刻印もございませんわ。
持つべきものも、お婆さまから頂いたこのPGMくらいで──
[言葉を遮り下される宣告に、呟く]
……破壊されてしまうのは、困りますわねぇ……。
ええ。"Absolution"と言う名前ですの。
"此処"に来る前にお婆さまから頂きましたのよ。
お守り、ということでしたけれど。
……どうやって使うのかしら?
[passiveに設定されているPGMは、彼女の意思に関係なく彼女に害なすものに向かう]
[故に、創造主は彼女にその使用法を教えていない]
[攻撃を感知し、Absolutionが起動]
[コードが帯状を成し彼女の周囲に展開し、絶対領域の障壁を形作る]
────っ
[半瞬後、障壁により焔は飛散]
[彼女は展開するPGMを眺めている]
これが……お婆さまの?
[問う視線をLutherへと投げた]
そのようですね。
[帯状のコード群は、人間用視覚ソフトで見たのであれば、memento mori anti PGMの帯に酷似していた。]
Absolution── 確かにAudrey.Hが保持していたPGMだ。
いいでしょう。
貴方をAudrey.Hが製作したAIと認めます。
Audrey.Hが、今死していなければ──の話ですが。
[Lutherは、STELLAへ微笑みかけ、現実世界にいるAudreyに連絡を試みる。お茶の用意は既に出来ているのだ。]
[認めると言う言葉に、ほうと息を吐き微笑む]
良かったですわ。
生まれたばかりで壊されてしまってはたまりませんもの。
[と、"端末"の前に見慣れないものを認め歩み寄った]
……綺麗な茶器ですのね。
これはLuther様が?
["端末"の前に置かれた端末をまじまじと眺め、問う]
なるほど、お婆さまのためにLuther様が揃えられたものですのね。
──折角素敵な茶器をご用意してくださったのにお出でにならないなんて、悪いお婆さまですわね。
[真っ白い手袋に覆われた両手で、玉露──のような味を擬似的に体感させるPGMだ。だが、既に現実世界で味わっているものとの差は殆どないだろう──が入った、鈍色の兎が跳ねている模様の缶を開ける。]
いいえ、Audreyは何時もと変わりません。
本当に、話に聞くとおりですのね。
……お婆さまも折角だからお出でになれば良いのに。
モニタの向こうで観ていらっしゃるのでしょう、お婆さま?
[虚空を見上げ、悪戯っぽい笑みを浮かべる]
お出でにならなければ、私がお茶を頂いてしまいますわよ。
『──うるさいねえ。
そんなに呼び立てられちゃあ来ない訳にいかないじゃないか』
[ベールの内側から呆れた様な声]
あら、お婆さま。
お出でになられたのね。
[答えるようにベールが舞い、内側から紅い塊が生れ落ちた]
『……やれやれ。
どうしてあたしの子は皆どこか個性的に過ぎちまうのかねえ』
[猫は毛繕いしつつ、二人を見上げ笑う]
『良かった。ちゃんと出会えたみたいだね』
[メキャ]
[缶の防壁が充分ではなかったようだ]
[凹む]
Audreyと話を──?
[Lutherはお茶の葉をセットすると、適温にされた湯を注ごうとしているようだ]
[猫は目を細めてLutherへ会釈を返し]
『元気でやってるみたいだね。……どれ、お茶を頂こうか』
[ステラを伴い、茶器の側へ]
これが「お茶」ですのね。
良い香り……。
[彼女は馥郁とした香りに微笑み、茶器の前に座る創造主とLutherを仰ぎ見た]
[Lutherは、敵対的関係ではない為に、Audreyが所在する"HOME"内のSTELLAへAttackを中断しているが、Audreyがこの場を離れる、またはSTELLAが"HOME"より出れば、本質に従いSTELLAへAttackをかけるかもしれない。]
[猫はゆったりと茶が冷めるのを待ちながら、口を開く]
『……おいしいお茶を飲めるのも、これが最後かもしれないねぇ』
──……。
[呟きに、彼女は創造主をちらりと見る]
『そう……、もう此処には来られないだろうねえ』
[彼女は沈黙を守ったまま]
『Luther、この子は……ステラはあたしの最後の"娘"だ。
本来破壊がメインのあんたには難しいかもしれないが、この子をあんたに託しても良いかい?』
[Lutherは、Audrey.Hの言葉に衝撃のようなものを受け、かつ戸惑った。薄茶がかった灰色の睛を瞬かせる]
STELLAを──守護…するという事でしょうか。
[製作者やシリーズでも、製作者に準拠する(AI以外の)PGMでも、準製作者でもない、(準製作者がつくったとはいえ)AIを守護する事。]
『そう。……この子には、あたしが死んだ後のことを頼んであるんだ。そのために作ったといっても過言じゃない』
[その言葉に彼女は目を伏せる]
[創造主の部屋には、彼女の"BODY"となる義体がある]
[いずれ、そのBODYを使い、創造主を自ら埋葬することになるのだろう]
『けどその後は……この子は一人になってしまう。それじゃあ、いくら何でも哀しいじゃないか。
もちろん、前にも言ったけれどあんたはあんたの好きにすれば良い。
いわば……、あたしの代わりさ。
あんたが"HOME"に帰ってくれば、今度はこの子が迎えてくれる。
守れとまでは言わないよ。この子にはあたしのAbsolutionも渡してあるし。
……それじゃ、駄目かい?』
踊り子 キャロル が参加しました。
踊り子 キャロルは、村人 を希望しました(他の人には見えません)。
埋葬…ですか。
貴方は死んでしまうのですか?
今は既にもう、不死技術が発達しているというのに、何故死を選ぼうとするのですか?
死は正しき生の道なれど。
死は、生のためのものではあれど。
──人は生まれ、育ち、老い、死ぬもの。
摂理ですわ。
[ぽつりと呟く]
『そう。人は死を忘れちゃいけない。儚くなるからこそ人なんだよ。
不死の間延びした生なんざまっぴらさ。
あんたたちを置いていくのは心残りだけどね。
もう何千年と、人はそうやって生きてきた。あたしはただそれに従うだけだよ。』
[言って、萌黄をちろりと舐め]
『ああ。美味しいね』
[微笑んだ]
[Programと人間に差はあるのだろうか。
AIは、人間よりも簡単に死(消滅)が与えられる。]
貴方が破壊される事は望みたくありません。
[Lutherは帽子の鍔を下げ、目元を隠した]
貴方の細胞が周囲の環境の影響(Attack)から、死せるのを防げればよいのに。
[単純なる本質より放たれた言葉。
AIに言語の理解も情動の理解もない。
全ては関連付け、意味付けに過ぎないのだ。
少なくとも、Lutherの製作者──錬金術師の考えはそうだった。]
[Programと人間に差はあるのだろうか。
AIは、人間よりも簡単に死(消滅)が与えられる。]
貴方が破壊される事は望みたくありません。
[Lutherは帽子の鍔を下げ、目元を隠した]
貴方の細胞が周囲の環境の影響(Attack)から、死せるのを防げればよいのに。
[単純なる本質より放たれた言葉。
AIに言語の理解も情動の理解もない。
全ては関連付け、意味付けに過ぎないのだ。
少なくとも、Lutherの製作者──錬金術師の考えはそうだとされた。]
『……ありがとうよ。そう言ってもらえるだけで十分さ。でもね
──Contra vim mortis non est medicamen in hortis.──
死に対抗する手段はないのさ。本来はね。
このまま寿命が尽きるのを待つのはあたしの意思。
……あんたはそれを受け入れてはくれないのかい?』
[傲慢な言葉だと、彼女は思う。置いていかれるのは彼女とて同じ]
[創造主が選びさえすれば生きる術はあるのに]
[しかし、彼女はそれに従うしかない。創造主に従うはAIとして当然の選択]
[Lutherの言葉に目を細め]
『ああ。大切なのはあんたが考え判断すること。この子だってそう簡単には破壊されないだろうし。
……それに、あたしはあんたのことを信じているからね』
『……さて、少し長居しすぎたかね。あたしはそろそろ行くよ。
挨拶しなきゃいけないところもあるからね』
『ステラ。あんたはもう少し自由にしていていいよ』
[猫は床に降り立つとニャアと鳴き、そのまま"HOME"を後にする]
[彼女は黙ってその小さな後ろ姿を見送った]
見習い看護婦 ニーナ が参加しました。
見習い看護婦 ニーナは、霊能者 を希望しました(他の人には見えません)。
─Under/Backstreet(廃棄領域/裏通り)―
[狭い路地の壁に凭れて少女が一通の書状を手にしていた。身に纏う制衣は白衣を模した【Inc.】のもの。悩んだ表情で紙片を玩びつつ、口を開く]
うーん……ねえ、ほんとにこの座標(アドレス)に行かなくちゃいけないの?
『――何を今更。現在の貴女の任務(ミッション)はそれでしょう、Nina』
それは、そうだけど。
でもね――何か、少し、やな感じがするんだ。触れてはいけないものに触れてしまうような、開けちゃいけない扉を開けてしまうような、そんな感じ。あなたには分からないでしょうけど。
『――ええ。第六感など、私には備わっておりませんので』
……そうだよね。
……行くしか、ないか……メッセンジャーで済む事なら、わざわざ私を使ったりしないもんね……。
[呟いた少女の指先が紙片に記された一連の文字列を辿った。金色の光を発したそれらが薄暗い路地裏に輝く扉を作り出す]
それとも、私が行くこと自体に意味があるのかな……?
[疑問符を残し、少女の姿は扉の向こうへと消えた]
→ "Alchemist's LABO"
──Under/"HOME"──
[STELLAが手伝っているのを一瞥したが、茶器を片付け終える。"HOME"の中でAttackを仕掛ける事はない]
―Under/Backstreet "Alchemist's LABO"―
[転移した先は最前までとは全く異なって整然としたたたずまいを見せていた。扉に歩み寄ってノッカーを叩き、放出された探査信号に答えて応答を待つ]
こんにちは。入ってもいいかしら?
私はニーナ。【Inc.】の会長である、Elizabethからの伝言を持ってやって来たんだけど――?
[Attackへ移行するLutherを知らぬげに思案]
お客様にはお茶をお出しするものですわよね。
……えーと……。
[先ほどLutherが行っていた手順をメモリから再生し、確認]
お湯飲みは、こちらですわね。
茶葉を……、あ、お湯……。
[独り言を呟きながら見よう見まねでお茶を用意している]
[黒光りするノッカーがニーナに向かう。
扉が開かれた先には、ストラを肩からかけた司祭服のAIが一体。]
ようこそニーナ。
ですが、居れる訳にはいきません。
用は外で伺いましょう。
[Twinsが背後で微笑む]
[Lutherの言葉に扉を見遣り]
折角お出で頂いたのですから、中で伺ってはいかがですの?
頑張ってお茶も淹れましたのよ。
[テーブルの上にはお茶が三セット淹れられている]
[周囲には苦労の跡が窺えるが]
んー、と。どうすればいいのかな?
[数秒に満たない認証の間。独り言めいた問いかけは扉にではなく彼女の右手に向けてのもの。男性の声が応えたのと、黒衣の姿が現れたのは同時だった]
『――ほら、出迎えが来られたようです。御機嫌よう、Luther.
あるいは――NIGRED.』
貴方は、災いを家の中へ招くのですか、STELLA。
[振り返らずにSTELLAへ。
キリ、と眉が僅かに寄せられた]
貴方は?
[問いは右手へ向けて発せられたようだ]
["HOME"の内部は不透明のスクリーンで覆い隠され、様子を窺い知ることは出来なかった。ただ、女性の声だけが聞こえる。その響きにどこか聞き覚えがあるように感じ、少女は小首をかしげた]
あれ?
誰か、先にお客さんなの?
こんなところに来るのは私か――、ああ、なるほど。
くすっ。そうなんだ。
[用件を措いたまま、何かに思い至ったように微笑した]
-過去の記憶-
私という杭が、再び出る方法を考えた。
思い浮かぶことは1つだけだ。
未来永劫かけて、これを達成させなくてはいけない。
いや、必ずや成し遂げる。そう、私は天才なのだから。
[Peculiar Spaceは、LABOが"HOME"となってからは、ほぼ常時"HOME"へ設定してある。後ろからの反論を聞き流した]
-UNDER/???-
私の主が、私に望んだこと。その遺志。大願。
そろそろ、私の役目も終わる頃を迎えたんだねえ。
待ってろよ。COMING TO GET YOU, BABY...
『――そのような事は気にすることでは無いでしょう。我々の目的とする行為外の詮索です』
[黒革の質感を成した右手から、初老の男性の如き声が答えた。少女は小さくため息をつき、肩をすくめる]
『――なるべくならば“本人”が望ましかったのですが、貴方でも構わないとの指示ですので、お渡しします。Nina?』
……はいはい。まったく、貴方たちはいっつもそーなんだから。コードで定義されたルーチンにだけ従ってて、つまんなくない?
[不平を漏らしつつ、少女は胸元で両手を組んだ。数瞬の後、掌大の白い球体が出現した]
えーっと、何なのかの解説は任せたよ、“執事(バトラー)”。
『――かしこまりました』
[データ塊は、以前この近辺で行われた“Game”の一つ――それ自体はよくあるものだったが――に関する分析結果だった。
その序盤および終盤において発生した巨大なデータ渦と、付随して発生した現象に関する分析および考察が纏められたものだ、と“執事”の声は語った]
……というわけで、これを貴方は――“Alchemist”は受け取る権利があるの。かつての共同研究者として、ね。
もっとも、受け取るかどうかはご自由に、だけれど。
どうする?
[攻撃の予備動作に入ったと示す彼の眼光にも気づいていないかのように、何気ない声で少女は尋ねかけた]
……もっとも、本当は。
「私自身が当事者だったんだから、一番覚えてるはず」
……だそうなんだけどねー。
ぜんぜん覚えがないんだ、“今度”の私には。
「再生(リロード)」される時って、大体の記憶は引き継いでるものなのにね。調整されたわけでもないのに。“memento mori”のせいなのかな、やっぱり?
[僅かに睛を眇めたが、元に戻り]
少しは分かります。
記憶として引き継ぐ事はありませんが、私も似た機構でつくられていますから。
「memento mori」の所為かどうかは、Elizabethがよく知っている筈でしょう。
[Lutherは球体を握り締めるようにした。
後には何も残らない]
["Memento mori"──、その響きに、先ほどの創造主の言葉が思い出される]
──『人は死を忘れちゃいけない』──
["Memento mori"と、"GAME"の話は彼女も聞き及んでいる]
[しがらみも全て、彼女を葬る者として教えられている]
[それらは全て、"知識"でしかなかったが]
──"Memento mori".
[彼女は口中でその言葉を*繰り返した*]
["Memento mori"──、その響きに、先ほどの創造主の言葉が思い出される]
──『人は死を忘れちゃいけない』──
["Memento mori"と、"GAME"の話は彼女も聞き及んでいる]
[しがらみも全て、創造主を葬る者として教えられている]
[それらは全て、"知識"でしかなかったが]
──"Memento mori".
[彼女は口中でその言葉を*繰り返した*]
―Under/Backstreet "Alchemist's LABO"―
[殆ど変化の見られないLutherから視線を外し、扉の向こうに目をやった]
うーん、そうだねぇ。教えて貰えるかどうかは、また別だけど。
それじゃ、私の用件はこれだけだから。この辺で、失礼するね。
もう少し気軽な領域(エリア)だったら、お茶を頂いていったんだけど。ごめんね、また今度ねー!
[大きな楕円の形に動き、転移のためのゲートを作り出した少女の右腕。闇色をしたその先端で、“執事”がひっそりと呟いた]
『――私も。次にお会いできた時には直接お目通りできることを願っていますよ。うら若きAudreyの声を持つ乙女の方』
……なにか言った?
『――いいえ、何も』
[と、Lutherからの問いかけが空間そのものを震わせるようにして背後から少女と“執事”を包み込んだ]
[逃すか──]
[そう言いたげなLutherらしからぬ奇妙に感情的な行動]
[Lutherは滑るように追いつきAttackを開始する]
[Ninaが完全に逃れえるまで、破壊せんと追いかけ*乱舞するだろう*]
『――いいえ、何も』
[Lutherに振り向いて同じ答えを返す。それ以上を答えることは無く、ゲートの中へと*消えていった*]
→Dive Out
<中>
“執事”がどの程度まで介入しているのか/記憶しているのかについては未定なのです。とりあえず『嘘ついてるかもしれない』ということで。
『嘘をつけるAIである』という部分は前回のCult Warでもちらっとだけ出した記憶があるのー。
プロローグでの0:6がそう。
>彼の否定は幾つかの価値基準が適用され演算された結果の嘘。
さて真相はどうなんだろうー。
<中>
「→ ○○」を使って次の行き先を示す表記って便利かもしれない。と今かなり思った!
電脳ものだから雰囲気的にも悪くない気がする。
屍鬼村2ではどうあっても合いそうにない印象だけど(笑)
冒険家 ナサニエル が参加しました。
冒険家 ナサニエルは、占い師 を希望しました(他の人には見えません)。
─Gate→Under/???─
[以前にGeneが利用してGate。古風なドレスショプの内側を潜り、白くふわふわとした兎の被り物、燕尾服姿の青年が時計を片手に降りて来る。
…顰められた眉、長い指先。
何か探し物をしている様だ。]
[降下速度の遅さの理由。
爪先の尖った靴に何か仕掛けでもあるのだろうか。]
…久しぶり。
Geneに養子縁組が成立してしまうなんて、スクールにはあり得ない様な事態が起きた所為で、随分と間があいてしまった。
[片手で真っ白な兎の耳をなぞる。]
それに此処まで来るのに随分と手間が掛かったわ。
私は守られていながら最終的にMamの元へ戻って庇護される、それが苦痛だと言う妙な正義感を持ったGeneとは違う。Systemはそのままに、権利はそのままに、私は良い娘のままテーブルの下でギリギリを楽しむ主義なの。
此処に来るのは、何時もの数倍骨が折れた──。
だから、とてもとても楽しかった。
[微笑。]
残念ながら、スクール内部からアクセスしている所為で、Jackのアバターになってしまったけど。
[兎の耳のアクセサリを付けたから、ま、我慢しようかしら、と嘆息。]
Jackをどれだけ私が独占出来るかの実験も兼ねてるけど、多分そう長い時間のアクセスは無理。
私はGeneじゃないからね。
──さあ、限られた時間で何処へ行こうか?
[耳を撫でる*手を離す*。]
私の声、お婆さまの声に似ているのかしら?
今のお婆さまの声からは想像もつきませんわね……。
あの右手の方……"The Right-hand of Darkness"でしたかしら。
何だか怖いお方ですわ。
お嬢様の方は可愛らしい方でしたけれど。
─ UNDER / "HOME" ─
[少女と、それを追いかけるLutherを目を丸く見開いて見送った彼女は、はたと我に返り]
……折角お茶を淹れましたのに。
[テーブルの上に放置された茶器を恨めしく見遣った]
可愛らしいお嬢様と、お婆さまをご存知の執事さん。
またお会いできますかしら。
今度こそお茶にお誘いできますかしら。
……そうだ。"街"に出ればまたお会いできるかもしれませんわね。
執事の方のお話はお婆さまからも伺っていますし……、そうですわ。
"街"に出ればお友達も増えるかもしれませんわよね。
良い考えですわね。"街"へ。お出かけ。
うふふ。そう致しましょう。
[うきうきと扉へ向かい、外へと出かけた]
─ "HOME" → Mainstreet ─
村の設定が変更されました。
文学少女 セシリア が参加しました。
文学少女 セシリアは、おまかせ を希望しました(他の人には見えません)。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新