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―――!!
……あ、アベル様まで…!僕がそのような人間じゃないって分かっているでしょう!
っくぅ……酷い、です……
[...は半分涙目になっている]
えっ…?えと、あの……
―――いえ、貴方は人でしたね…なら、大丈夫でしょうか…
本当は、やたらに見せていいものではないのですが……
[...はゆっくりと目が見える程度に包帯を緩めた]
それじゃ良く見えない。
[少々不躾に思えるほどに顔を近づけ、顎を取って上向かせる]
あぁ……とても綺麗だ。アカハのケーキでの判別も良かったが、この目でしかと見てもらえなくてちょっと残念だったんだぞ?
……っ見て、貰いたかったのですか……?
この目で見るという事は、疑いをかけられているという事なのですよ…?
[...少しだけ口調を強めて問いかけた]
おかしなことを聞く。事実私は占われていただろう?
それに、お前のその目に映るのが私だったら、お前が死ぬことも無かったんだ。……少なくとも、呪殺では、だが。
あれは占いでも何でもありません……貴方が人間である事を知っている、だから彼はそう騙った、それだけです……
それに…確かに、あの日占っていたのが貴方だったら…僕は死ななかったかもしれません…ですが、逆に貴方方に吊られていた可能性もありますよ……?
……まあ、仮定の話を言っても仕方がありません。現に僕は死んだ…この目で貴方をうつすことなく…それが事実です
そして今、貴方を見ている―――これで満足、されましたか…?
[...は逸らすことなくジェリコを見つめている]
……綺麗、ですか……
――本当に、貴方の言葉に乗る思いは偽りがなくて…これは、喜んではいけないのに…これは、僕の罪の証なのに……
ありがとう、ございます…
[...はそのまま目を瞑り、一筋の涙を流した]
やあ、僕ラリアット!
暑くて起きて空気読まずにおはようございます、とか思ったら…あ、甘い世界が広がっている。素敵です!
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