情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
― 夜明け前 ―
[次の任務地が知らされるまでは何事もなく皆と過ごして、町から出るのは夜明け前、
森田さんの事務所前に置き土産のちゅーるを持っていったら、にゃ〜と控えめな鳴き声]
ハコフグちゃん、最後に逢えてよかった
ありがとう、楽しかったよ
[特別に直接ちゅ〜るを食べさせて
ちょっとだけなでなでさせてもらって。
ちゅ〜るの入ったプラスチックボトルを事務所のドアの前に置く。お世話になりました、橘というメモだけボトルに貼り付けて。]
じゃ、元気でね
[ハコフグちゃんに手を振って、その場を走り去る。
新しい朝の空気の中、新しい場所へ向けて
文字通り、疾走(はしり)だした。**]
プラスチックボトルちゅ〜る
https://www.amazon.co.jp/%E3%8...
森田さんのとこにはこんなのがどんと置いてありますw
>>-140
(´>∀<`)ゝ))エヘッ
― 後日談 ―
[支部あてに、嵩は大きいが、わりと軽めな荷物が届くだろう。
中には、次の任務地の銘菓「●●の月」が何箱か入っている。]
「黙って消えてごめんなさい
私は元気です
皆さんのご活躍、お祈りしております
橘柚季音」
[という手紙を入れていた。**]
支部は普通に俺の担当区域だから
(そういうことにした)俺が持ってく……。
そんでお菓子は全部食ったら無くなってしまうから、
ひとつだけ大事に取っておくんだ。
ハマチの刺身ではないですがね、
そういうと思って、事前に注文してあります。
もうすぐ持ってきてくれる筈ですが……
[迎えに来てくれる彼の、ラスト一個のお荷物。
男はそういって、事務所のドアに目をやった。]
[あの事件が街に残した傷痕は決して小さくない。
失われた「日常」は、二度と元の形には戻らない。
それでも生きている限り、必ず明日はやって来る。
興信所の仕事とUGNからの依頼をこなすうち、
町中の生き物たちと「顔馴染み」になった。
支部に赴く度に逞しくなっていくチルドレン達の
成長を見守るのが、密かな楽しみになっていた。
稲妻の似合う配達人が事務所を訪ねてくる度、
荷物と一緒に笑顔と元気を貰うようになった。
かつては虚無感に沈んでいた男の周りにも、
気付けば新たな「守りたい日常」ができていた。
だから、大丈夫。
以前と同じ形ではないかもしれないけれど、
この街も、きっと、また立ち直れるはずだ。]
……おや、噂をすれば。
はーい、いらっしゃい。
[部屋に鳴り響くチャイムの音。
猫たちと共に、いつものように出迎える。]
[昨日と同じ今日、今日と同じ明日。
1つでも多くの誰かの「日常」を守るために。
……彼らは、日々戦い続けるのだ**]
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[メモ(自己紹介)記入/メモ履歴/自己紹介] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新