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教会に戻る途中。
モニュメントには最初に話したコウロギがいた。
黒いモニュメントに、人としての形をした彼。
人を成す肌と周りの空気との境界は、
流動的で、靄が掛かった様だった。
20年以上見慣れていた情景なのに、
皆をこの世界に引き入れて平等を謳おうとしていたのに、
どうしてこんなに心が痛いのだ。
「だから、なんだというのでしょう。」
彼の言葉の続きをじっ、と待つ。
>>イコミキ フジノミヤ
「概念に意志なんて、なかったんだ。だけど、生まれてしまった。」
彼らが語る空の色は、彼らの中での正解だろう。このような世界では、きっといくつかの正解が往々にして生まれる。だから、それを否定するつもりは無い。
でも、少し時計を左に回せば唯一の正解だってある。
「2人の見る空を見れないのは残念だけど、力が渡ればどうなるか分からないね。それじゃ、答え合わせ。」
答えなんてないだろう。【薄い紫】で【赤】で青、それが空の色だ。だけど、それは上書きされた真実だ。
「実は2年前まで、空は白だったんだよ。
ううん、【トセ】って色だったんだ夜になって【サヨ】に染っていく。今はもう失われた色で、今じゃ言語化すらできない。黒と白に近いけど、限りなく違う色。ここにある空。」
マドカさんが、スメラギさんが、ヨナガさんが消えて生まれた真実の空。
「色が無くなった、って思ってたでしょ、でもあそこにはトセとサヨがある。でも、本当は植え付けられた色が抜けてあるべき空が帰ってきただけだったんだ。
世界は美しいトセとサヨで飾られてた。」
>>続き
「なんで、こんな話をするかってね。」
「【新しい色を作れるんだよ2人は。】」
「金とか赤とか紫とか黒とか桃とか金とか白とか肌とか緑とか黄緑とか茶とか黄とか青緑とか橙とか青紫とか、そんなものに縛られない。この世に無い色を作れるんだ。」
「でも、それにはこの世界には無い色を知らないといけない。今は知らない、知ることも出来ない他の世界のカラーパレットで、この世界を塗れる。
そんな力すら、思いのまま。」
>>78 ホズミ
ホズミは少しだけ視線をさまよわせてから、首を振った。
依頼は──実際に引き受けることは出来ないのかもしれないけれど──そのまま、彼が受けさせて貰えるらしい。
ホズミの携帯画面を見る。待受の虹は、一番上と一番下の色だけが残ったモノクロ写真のようだった。
提示された写真の中で笑うホズミの兄とその結婚相手を見て、うんと頷いた。
この二人が高砂に並んだところや、橋の上で写真を撮っているところを、想像する。
「……ボクは、色打ち掛けがええと思う。
もちろん、花嫁さんの好みやけどな。きっと、この方には桜を散らした細かい模様の打ち掛けがよう似合うと思う。
髪型も洋風でも和風でも合わせやすいしな。
お兄さんは、黒の紋付着てもろうたら並んだ時に締まってええんちゃうかな」
ホズミの視線をまっすぐ受けて微笑んだ。
「良い婚礼になるよ。あんたみたいなええ兄弟もいはるんやから」
モニュメントの前、神様に呼ばれてふらりと立ち寄った
「アタシは何もしてないけど…うん、長い勝負だったよね。確かに初日はびっくりしたかなぁ…色って思ってた以上に眩しかった」
「え?前にも…?これ、今回が初めてじゃなかったんですか?」
前にも同じことをしたのなら、どうしてこの人はこんなにも辛そうな顔で話しているのだろう。
>>81コウロギ
「ふん
まぁ、弊害はあったが楽しくもあった。そこは感謝をしないでもないが」
結果的に手に入れられなかった事自体は彼の責任ではない
尊さを再確認し、美しきを知り、それをやはり手に入れられない事を知らされた。その絶望と感動を、只責めて彼のものにはしたくなかった
「まぁ。イコミキ君は見るからに常識人であるし
藤の宮さんは、……そうだね。信頼しているとも。彼等のセンスを、ワタシ達が知る事が出来るようになるのかは甚だ疑問だが
……こんな突拍子も無く、世界が変わるような事が起きているのだ。これまでも突拍子も無く変わっていたのだとしても不思議ではないね
なんだね。実はこの前は灰色が真実の世界だったとでも言うのかね」
その度に、こうやって代表者が集められでもしていたのか
そうだとしたらとんだ欠陥世界改革だ
取り残された人間を、こうして残して、世界から孤立させていたのだから
/そりゃ無くなった色にも名前はあったよな。モノクロになったら色の名前が無くなるのと一緒で
それはそれとして無くなった色のセンス好き
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