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カフェテーブルでリンゴを剥こうとして、まな板を買い忘れたことに気がついた。
「いや、どうなんや……リンゴ剥くのにまな板って要るんか……?もういっそ剥かんでもええか……面倒くさ……」
リンゴを一つ手に持って、近くの水道でよく洗ってから、そのつやつやした赤い表面をじっと見た。
「……リンゴと手毬がごろごろして、リンゴの1個は鳥がついばんで……」
いつの間にか新作の柄を考え始め、自分の声が耳に届いて初めて、声に出していたことに気がついた。
苦笑して、折りたたまれたハンカチでリンゴを拭いた。
「職業病やな」
カフェテーブルに戻って、少し躊躇った後丸かじりする。
彼にとってはリンゴといえば剥かれたもので、こういう風に食べるのは初めてだった。
「リンゴ一つ食べるんも大変やな」
✒️______________
アメノは永楽堂のカウンターで原稿用紙を広げた。
真っ白の紙にフリーハンドで黒のインクで直線を引く。
驚くほど真っ直ぐに引かれたその枠の中に直接キャラクターを描き込む。
空、自然、衣服、影。
点描、斜線、カケアミ、ベタ。
描かれた世界に『色』を塗る。
アメノの世界には失われた色が存在する。
ただそれは、人の脳の中に刷り込まれた『記憶の色』。元々その色を知らぬものには届かない光。
抜けるような青空も、活き活きと茂る緑も、それを知らない者の目には只の灰色にしか映らない。自分が見ているものと人が見ているものものを同じものだと思ってしまうのはエゴなのだろうか。
この『赤』と書かれた色鉛筆は他の人にとってはどう見えているのだろう。『赤』の認識が違えば違う色に見えていてもこの色鉛筆は『赤』になる。
狼たちには世界はどう見えていたのだろう。
彼らの望む白黒の世界は真に平等な世界なのかもしれない。
______________🖊
「第3陣営は因縁自分に結ばへんやろとは思うてるから、残ってんのは、
カガミさん、ヒムロさん、スメラギさんやろ。
そこにホズミさんも候補として加わる。
因縁の付け方からして一人はハルヒさんやったんちゃうかなとは思うてはいるけど、楽観は出来んよな。最悪ふたり、少なくともひとりは残ってはるやろし。
村陣営として、ホズミさんを信じるんか、あとはカガミさんを村人に置いてしまうんかというのも、要の一つになるんちゃう?」
「まー流石に自分に因縁はつけへんのとちがう?
離きゅ……カツラさんならちょっと有りそうな気がせんでも無いけど、相手オクダ君やろ。
どうせならもうちょっと楽しそうなとこに行きそう。
オクダ君も離……カツラさんとセットは希望しなそうやね」
🤗どうなんだろうな
藤の宮の内訳は置いといて、オオサワ真確定したことは村利になるのか……?
今までちょっと狼利の展開だったから、このCOによって村利が増えると第3陣営は両者の力関係のバランスを取って漁夫の利が狙える、と思うんだけどなー
「リンゴ固いな……」
「ボク偽モンと判明したことは恐らく若干村利になると思うんよね。オオサワさんの真だけハッキリ考えられるし。
ちょっと狼利で第3陣営探す……というか、ボク処理する余裕が出来てしまう状態やったから、今日の狂人宣言でそこが変わるとええんやけどなー」
「実際村の皆から見たらボクら敵やし、逆にボクらから見たら村の皆敵やし。
ボクらの気持ちは誰にもわからん。
ボクらの見てる世界の素晴らしさも、苦しさも、わからんままに現状の世界を一番ええものとする。
そういう……そういうのは、やっぱり好かんな」
「問題はお人好しが多い言うことや。ま、言うて『普通』が普通やからこその人の良さかもしれんけど。
ボクも京風の挨拶してる余裕ものうなったし、丸うなったもんやな」
紫電清霜 フジノミヤは、赦人 ヒムロ にうしろゆびをさすことにしたよ。
>>36 フジノミヤ
カフェにわざわざ微糖の缶コーヒーを持ち込んで、彼の対面に腰掛ける。微糖のコーヒーの色が微妙で我慢してでもブラックコーヒーをアメノさんに感謝しながら飲むべきだったと後悔した。
「昨日ハルヒさんにも似たこと聞かれたって答えたっけ(>>5:158)。作ったものも例外なく無かったことになる、と思う。こんなこと覚えていても脳のキャパを圧迫するだけだしね。誰もこんな責任は負いたくないだろう?」
もしかしたらここでのアレとソレとコレを残したいなんていう物好きもいるかもしれない。
しかし、既にあるべき関係が歪んでしまったのを向こう側の世界で覗いてしまった俺はより決意を固めていた。
「ああ、村陣営の報酬。
忘れるとはいえ、彼らの深層心理にこのモノクロームは刻まれる。
だから彼らはきっとこれから無意識で色というモノにさらに感謝して生きていく。空の青さに感動したり、食べ物の美味しさに感動したり、鮮明な世界に満たされ感動する。
そんな小さな感動の積み重ねが村陣営の勝利を称えてくれていると思うな。」
>>44 コウロギ
「……そうか、ぜんぶ仮初め言うわけか。
終わったら、あれしよこれしよ思うてたことも全部最初から意味なかったわけか。……そうか。
ま、こんなことさせられて平気にしてる人は脳の大きさもアインシュタイン並なんちゃう。アインシュタインに怒られるかな」
コウロギの答えには、眉間を寄せて腕を組んだ。
「ここでの願いは、即物的な欲望でもなんでも聞いてくれるんはそういうことかいな。
そんな概念的な報酬言われても、若い人はやる気出んやろ。
オオサワさんくらいやと、余生に彩りあってええなあとか思わはるかも知れんけどやな……。
……ま、村陣営ちゃうから関係あらへんけど」
小指で唇をなぞる。
「この前、誰も貰われへんかった『なんでも願いが叶えられる券』、あれ、各陣営の勝利賞品に追加してくれへんか。
値引きはせんでもオマケはケチらん。
ボクのサービスの基本なんよね。元々誰かに渡ってたかもしれんモンやし、あんたもそんなに損せえへんやろ。どう?」
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