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青紫の孤影 オクダ がやってきたよ。
青紫の孤影 オクダは、きょーじん になれるよういのったよ。
「…まぶし」
典型的な夜型人間。今日、こうして昼間に外に出たのは偶然でしかない。
夜中と同じかそれ以上に静かな駅前。仕事では無いし、約束がある訳でもない。それどころか目的があってここにいる訳でもなかった。
「……すっげー静かじゃん」
異常な状況に辺りを見渡しながら、歩き始めた。
🏳️多くの人が津波警報に動揺し備える中、海無し県の栗の子は水道が凍る地味自然災害に悩まされていた。〜完〜
沿岸部の方はどうかご無事で……
目の前に持ち出した、店に間に合わせの様に置いたショートケーキはずいぶんと不味そうに見えた。
「高級品なんて使っちゃいないけど、それでもまともなイチゴのはずなんだけどな。」
口の中のいくらか溶けた金平糖を舌に乗せて鏡の前に突き出せば青に白、黄色もある。
そんないつも通りを口の中にしまえば、金平糖の袋はポケットに。ケーキは何となく持ったまま店の外へと出ていった。
余程の夜中でもない限り人がみっしりといるロータリーは嘘のように無人。
まるで街の現実を拭き取ったみたいだ。じゃあ自分は?
……がりん。
これまでの日常が口の中で噛み砕かれる音がした。
どうやら自分以外にも拭き取られ損ねた誰かがいるらしい。
そちらに向かって歩いていく。
>>31フジノミヤ
「健康的なご生活なさっているのですね。素敵です。立ち話もなんですし、事務所へ移動しましょうか」
散歩…もしかしてこれ、談笑している奥様方に「おかわりどうですか?」と飲み物の催促をしているように見せかけて「帰れや」というニュアンスへ早変わりする京都風の嫌味なのでは?
なんて気付いたのは移動を提案した後で。呑気に生活面を褒めてしまった。
まあそれが相手の印象にどう作用するかは分からないが、お互いいい大人だと信じて、今の散歩は含みのない“散歩”だと受け取っておこう。うん。
そう言えば、彼の持っていた扇子も独特なデザインというか、不思議なものだった。絶対その花は赤の方が映えるし、美しさを引き立てる筈なのに。デザイナーは感性が独特で、わたしのような一般人にはその良さに気づけないのだろうか。…あのカルタ選手の身にまとっていた振袖のデザイナーなのだから、その扇子のセンスでは無いことは分かっているけれど。
あ、ダジャレじゃないです。
同行をお願いし、頷いて貰えれば駅内にあるオフィスへと案内するし、嫌がられたら近くのオシャレなカフェで打ち合わせしたりする予定だ。
店から数メートル、走って花屋に駆け込んだ。
「はあっ、すみませ…遅くなりました…」
息を切らせて頭を下げると見た目だけは全力疾走して出勤しました、と見えるはず。
「ん?ちょっと店長?てかなにこれ」
いつもカウンターにいるはずの店長がいない。そしていつもなら目立つところに置いてある赤い薔薇も見当たらない。
いや、赤い薔薇が置いてあったスペースに、見たことない色の薔薇が刺さっていた。よく見ると、薔薇以外の赤い花も無さそうだ。
「いやいやこんな薔薇売れるわけないじゃん。趣味悪すぎますよ。どこからこんなの仕入れてきたんですか」
姿の無い店長に向けて声をかけつつバックヤードも探したけれど見つからない。こんな状態なら今日は店じまい。『お休み』と雑に書いた紙を入り口に貼り付けると店を飛び出した
隣のMに入ると一人の男性を見つける>>33自分以外の人がいなくなったかと錯覚していた。
「…脚、生えてる」
生きてる人間だ。と思わず確認してしまった
その男は何かに取り残されて立ち尽くすように、来るはずもない電車を調べてるように改札の前にいた。
>>35 マドカ
「こんにちは。マドカさん。何してるの?」
電光掲示板は仕事をしているが、肝心の電車はサボり気味。その上、改札をくぐることはできない。出ていくつもりだったのだろうか、出てきたところのだろうか。
どれだけ偉大な目的があったとしても、ここからは少し足を止めて付き合ってもらう必要がある。
彼の目的はなんだろうな。
何かを探しているような、それともその先か。
こんな寂しいロータリーに答えがあるとは思えないけれど、それを俺が作るのは無粋だ。
ただ返事を待った。
店の外に出た女は辺りを見回す。
「……なんだ?異常事態か?」
先程まで通りにごった返していた衆人の姿が見当たらない。
「困るなあ事実くん。漫画より奇だとさあ。不謹慎ながらワクワクしてしまうよ。」
ふんふんと鼻歌を歌いながら、女は足取り軽く人のいるかもしれない駅前へと向かっていった。
茜ドロップ ヨナガ がやってきたよ。
茜ドロップ ヨナガは、むらびと になれるよういのったよ。
祇崎のシンボルともいえる、黒い半球のモニュメント。そのすぐそばに、ヨナガはうずくまって座り込んでいた。
ちょうど親とはぐれた子供がそうするみたいに。
だけどいくら膝を抱えたって、いい大人の手を取って、家まで送りとどけてくれる親切な人なんてここにいない。そもそもヨナガには帰るべき場所もないのだ。
ヨナガの寒さをしのいでくれるのは、灰色にくすんだチェスターコートだけ。
頭のてっぺんから爪の先までブランドで塗り固めたって、結局布は布である。大きな襟がかわいくて気に入ってたんだけどな。
「……あーあ、なんでマフラー取ってこなかったんだろー。どうせ出てくなら、もっと高価であったかい上着引っ掴んで出てきてやればよかった。」
うずくまる脇には華奢なスーツケース。持ち手のキーホルダーにはマタニティーマーク。
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どうも、雲居です。もうわかってんだろ?(圧)
今回は漫画家天野ハバキを演じます。
天野は高校在学中に漫画家デビューしてそのまま人気がついた天才肌の漫画家です。
幼い頃から絵を描くのが好きで、気付けばまんが道を歩んでいました。
週刊連載を持ちその他の仕事も多々あれど、アシスタントは雇わず、一人で作画をしています。
懇意の画材屋は学生時代から通う、老夫婦の営むお店です。
インクの黒はどの色も表現出来る素晴らしい色。
もちろんカラーの絵も好きだけど、やっぱり漫画は白黒がいい、というアナクロな考えを持っています。
深いことはまだあんまり決めてないのでみんなと関わっていくうちにいい感じになるといいなあ。
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