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……よかった。
[これで追い出されたら目も当てられない。
コンサートホールではないから、
厳かな中にも音の温かさがある。それを見る人々の
幸せな笑顔も、声を潜めての、談笑も。
――頷く君の横顔は、世界一綺麗だった。]
[そしてコンサートは終わり。
夢のようなひと時は紐解かれてゆくけれど
それでも、俺達のクリスマスイブはまだ少し時間はある。]
いや、行く場所はきまってないけど。
どこか行きたい場所は、ある?
[そろそろ夕刻になりつつあるから
年頃のお嬢さんを夜まで連れ歩くなんてことは
大事だからこそ絶対したくないことで。
なのできっと、次が最後になるだろうから。
彼女が行きたいといった、ツリーへ向かうのに同意しただろう。
……未だに、ジャケットのポケットの中のものを
渡せていないのがアレであるが*]
磨かれた感じ...分かるなぁ...。
おかしくないよ?
[キンと冷えた空。露わになってく星たち。冷気が磨く宝石たちの乱舞。理解できたよ]
え...あ。見えたよ。
[多分、同じ方向を眺めていたんだね。一筋の光が目の端に流れていったよ*]
[囁いて。微笑んだら。
寒空の下でも、ほかほかと温もるように。
身体の内から、幸せだと思った。
繋いだ手は、とても温かかった。*]
ねえ。フリードリヒ。
遊覧船に乗りませんか?
少し歩くと、乗り場があるんです。
海鳥に餌をあげたい。
[彼を誘ってみた。
舟の上は、少し寒いかしら?
欲張り過ぎかなとも少し思ったけれど。
彼ともっと、喜びを分かち合いたかったから。*]
……うん。行こうか。
俺も見てみたい。
[大事で、大切で。だからこそ、名残惜しくはあるけれど
高校生の俺達だから、きちんと大事な娘さんを
夜の帳が降りる前に、親御さんの元に安全に
送り届けるのは恋人の義務だと、考えていた。
――だから、その誘いに頷いて。
つないだ手、そのままにクリスマスツリーまで歩いていこう。
クリスマスツリーを誰かと一緒に見るのは初めてで
初めてが、好きな人となんて、幸せ以外にどう
表現すればよいのだろうか。
人込みを歩く、靴の音とざわめきの中
見上げたツリーはきっと、電飾も煌びやかなのだろう。
でも、きっと。俺はツリーよりも。
それを見る君の横顔に見惚れるのだろうという確信は、あった*]
[二人で同じ流れ星が見れた、それがなんだか嬉しくて。]
流星群でもないのに二人で同じ流れ星が見えるなんて
これって奇跡だよ!
[そう、はしゃいで言う。繋いだ手に少し力を込めてぎゅっと握って。]
だから、夢だって叶うさ
[ね、と茜さんの顔を見て満面の笑みを向けた。**]
おもしろい……ですか?
[きょとんとした後、ぱっと破顔して。]
じゃあ、その色眼鏡はずっとかけていてください!!
[嬉しそうに、満開の笑顔でそう告げた。]
[ぎゅっと繋いだ手。肩が寄って。
頭をそっと撫でられて。また目が瞬く。
それから近く寄った彼の瞳に、笑いかけた。]
行きましょう。
餌は船の中で売ってるらしくて。
海の上であげられるんです。
[手を繋いだまま、彼の手を引いて。
船に乗れば、遊覧船はゆっくりと陸から離れていくだろう。*]
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