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そうそう。確かサヤは
ダンス部の活動があるから免除されてなかったかな。
[そこんとこどうですか委員長ペア!と
念を送っておいた。拾われるかどうかは分からない]
――じゃあ、一緒に。
[手を繋いで戻って。
多分魚住あたりが当番だったんじゃないかな
交代だぞーと一言。でもその前に
1回だけ流星群ボタンぽちらせて!とお願いして]
ほら此れ、このボタン。
[中は結構本格的だろ?色合いとか
数々の星とか皆で作った奴、こうしてみれば
中々イイ感じだよなぁ、と、2人で教室に拵えられた
プラネタリウムの中*]
[免除されていたようで、申し訳ないなと。後で委員長二人にお礼しておかないとなと思う]
唐揚げ、美味しかったよ。
[と、魚住がいれば、そう伝えた。思わず、「ザンギ」と打とうとしたのは秘密だ]
へえ、このボタンなの?
[ハルがボタンを押すと、流星雨が流れた。ずいぶんと凝った仕掛けになっているんだなと関心。凌の作ったものだというのは、この時点では知らなかった]
すごいね。
[しばらくは、人工の星のショーを楽しんだ*]
[ザンギだと特定の地域のになるやつ――!
というのはさておいて]
そう、このボタン。願い事を3回唱えることが
果たしてできるかな、ってね。
[かちり、と押せば流星は流れる
あの時の様に、光と共に流れてゆく
凄いなぁ。と吐息は感嘆を孕み
それはきっと彼女も、同様で――
流星の時間が終わり、俺の当番が始まるまでは、2人で**]
― 文化祭>>457 ―
そうだね、また今度。
まあ、こんな格好いい彼氏の演奏風景をいつでも特等席で見られるだけで、今は満足しておいて。
[曲が出来たら、話そう。
だから、いまはそんな風におどけた返事を返して。
あまり、みっともないままでは、見せたくない。
せめて、今の自分を見せられるまでは。こんなの小さなどうでもいいプライドだとわかってるけど、さ。]
よしいこうか。
揚げ物とか言ってた気がするけど、なんだっけかな。フリットがあればいいけど、違うだろうなあ。
[はたしてそこにナギ―はいたのかいなかったのか。
どちらにせよ、手を繋いだまま買いに行ったのだけれど、バスケ部の皆様は素敵な反応をしてくれた気がする。*]
― 文化祭>>460 ―
一つで充分だよ。そこまでお腹が空いてるわけじゃない。
[きちんと挨拶をして、一つ購入。
ナギ―がいればそこに手を振って。
はくり、と行儀悪く一個。]
へえ、思ったより美味しいや。
ん、いや、聴いたことないよ。
プロバスケプレイヤー……すごいな。
[小声で告げられた言葉に思わず感嘆する。
そんな簡単になれるものじゃないはずだ。それこそ市井にごまんといるジャズプレイヤーと比べたら宝石のような。]
ああ、それで、あんなにスリーがうまかったのか。
そっか……
じゃあ、ミサキの家に行く時までに、試合の動画見とかなきゃな。
[から揚げをつまみながら、独りごちる。
バスケに詳しいわけじゃないけど、そのくらいは礼儀な気がする。挨拶するには、ね。*]
― 文化祭>>464 ―
[中庭に仲良く腰かけて。
いつも昼休みに眺めてる中庭だけど、ちょっと違う場所、ちょっと違う雰囲気の中だと、また別の色合いを見せてくれる。]
僕のダッド?
スポーツ選手ってことなら、似たようなものなのかなあ。
もとは自転車選手。いまはチームの監督、っていっても自転車の場合マネージャーみたいなもんだけど。
[引退してかれこれ10年近くは経っていたはず。]
自転車レースって、全世界を渡り歩くから、ダッドが今どこにいるかは僕も正直わからないんだ。九月まではヨーロッパで大きいレースがあるけど、そのあとはそれこそどこにいるんだか。
シーズンもそろそろ終わるから、今頃は……中国か……ひょっとすると日本?
[姉さんもそろそろシーズンオフだから、ベルギーに戻ってるかもしれない。まあ、今年は一家集合にはならないんだけど。]
これ、と、これ。か。
うん、見ておく。
[ミサキの父親のワタルさんの映像は、きちんとブックマークして。しばらくゆっくり過ごそうか*]
ええと、あれ?
ご両親こちらの高校にいらっしゃったんだよな……たしか。
なら日本語、ぺらぺら?
[彼の両親と会話するなら英語なのだろうか。
ならより一層勉強しないとな、と。
案外お互い、まだまだ知らないことばかりで。
それでも既に恋に落ちている。
唐揚げ美味しいな、と笑って。
穏やかな時間をひととき過ごそうか。*]
― 文化祭>>466 ―
ヨーロッパでしか盛んじゃないからね。ベルギーじゃ人気No1だけど。
[アジアで人気なんかないってのはダッドに聞いてたから、知ってるほうがむしろ驚く。]
ワールドツアーだからね。オーストラリアに始まって、イタリア、フランス、ドイツ、アメリカ……アジアも回る。
動画ならあるよ、ダッドの現役時代のも。
[注目されて活躍するような選手じゃなかったけどね、と一言付け加えて。
そういうスターじゃなく、むしろ支える側が面白いっていうのはダッドの口癖だ。]
シーズンのラストくらいに、日本のレースが入ってるはずなんだよ。ダッドが来るかはわからないんだけど。
監督も何人もいて、手分けするから。
[同じチームが複数のレースに同時にでてることもよくあるから、ってのは、知らないと意味不明なんだろうな。]
[両親の学校の話になればきょとんとして。]
言わなかったっけ。ここだよ、神楼。一年で帰ったらしいけどね。……マムを連れて。
[一体ダッドはどんな神業をしたのか、僕が知りたい位だ。]
日本語は、少なくともマムはナチュラル。ダッドは最近怪しいって言ってたな。
まあ、ダッドの場合いろんなところ回りすぎて何か国語喋るのかわからない人になってるけど。
[こんな話もまだしてなかったんだなと。お互いの両親の話を交わす。
もちろん家族は大事だけれど、僕らは僕らだ。それでもいいと思う。できればもっと、深く知れたらいいとも思うけれども。
それは、きっとこれから、明日も、―――できればその先も。
恋人同士なら、少しづつわかることなんだろう。
すこしばかり小腹を満たして、話は尽きないけれど。次の出し物見に行こうかと手をもう一度。*]
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