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私がひたすら心配なのはですね。
美咲と話しててエディさんは楽しいのかと、いうことなのである。
恋愛マスター沙也加様助けて!
― カフェの帰り>>368 ―
[小さく取られた手は、なんだか、震えているようで。
僕は、なにを言えばよかったんだろう。]
自意識過剰、か。
ミサキは真面目だからなあ……
[肩にかけたトートバックのストラップを、握りしめて。
すこしだけ、目を閉じた。]
―――中途半端、ねえ。
まあ、なあ……
[Dating Periodって中途半端だよなあ。日本のカルチャーを知れば、そうも思う。]
ねえ、ミサキ?
[いうなり、トートバッグを、押し付けた。]
これ、プレゼント。約束の、ね。
じゃ、僕練習しに行くから。
[小さな勿忘草のピンブローチの入った箱を、バッグごと押し付けて。
―――そのまま、駆けて行った*]
──ッ、エディ……!?
[トートバッグを反射的に抱きしめる。
自然、手は離れたのだろう。
追いかけようとして、今頃になって靴擦れの痛みが走り足が縺れる。
立ち尽くして後ろ姿を瞳に映す。]
……、
[夕陽はもう沈もうとしていた。
背中はぼやけた視界の向こうに消えた。]
──その夜──
[自室でエディのバッグを眺める。
結局そのまま持ち帰ってしまったが、中に貴重品などは入っていないのだろうかと今更心配になる。]
プレゼント、か。
[恐る恐る指を伸ばす。
バッグの中、その箱はあった。
暫く迷ってから、漸く箱を開けたなら、──そこには青い小さな花。]
勿忘草、
[壊れ物を扱うように触れた。
手の中に包んで、目を閉じ、額に当てた。
深く深く息を吐く。]
何も分かってなかったのは私だ。
……バカだ。
[WDating PeriodW
自分とは違う考え方がある。
スマホの検索ページを閉じて唇を噛む。
胸が痛い。
心が痛い。
もう流石の自分も、分かった。
彼へと向ける気持ちが。
手が離れた瞬間に、温もりが離れた瞬間に、求めようとしたものを知った。]
[エディへのメッセージを送る。]
『勿忘草、ありがとう。』
[今日は楽しかった、とか。
例大祭の予約についてだとか。
今は書き込む力を持てなくて、短いそれだけを一通送り、青い花を見つめ続けた。*]
― 自室 ―
[乱暴に鍵を開けて部屋の中。
狭いダイニングに置いたべっどの上に上着を投げ捨てて、奥への扉を開ける。
気持ちが落ち着かない。
布で囲まれた部屋の中、反射的に椅子に腰かける。
いまの自分のリズムは何だ。
――クラシック?優雅すぎるだろ。
――スタンダード?4ビートとか悠長すぎる。
――ロック?そんな叫ぶ気持ちじゃない。
――――これか。]
[小さく、リズムを叩く。最初は単音で。
すこし息を吸い込んで、ゆっくりと。]
When things are big that should be small, who can tell what magic spells we'll be doing for us…
[アシッドの、揺らすようなリズムとともに。
喉からかすれたハスキーボイスの声が、小さく漏れる。
一晩中、狂ったように鍵盤を叩き続けていて。
朝になるまで、そのメッセージを見なかったのは、秘密だ*]
──翌日──
[寝不足の目を擦り登校して。
それでも転寝はせずに授業を過ごす。
昼休みになれば、トートバッグとランチボックスを持って、いつもの中庭へ向かった。
空は今にも雨が降り出しそうだった。]
雨、降るか……。
今日はやめておいた方がいいかな。
[ベンチに座り、
ぼんやりと空を見上げる。
エディが訪れるならば、手を振ろう。
そうでなければ、雨が降り出すまではここにいて、ひとり過ごすだろう。**]
『もういいよ』
『貴方が答えを出したのなら』
『わたしもそうする』
『わたしの為に時間を割く必要なんてない』
『お互い今の気持ちでは楽しくない』
『全部忘れて』
『これからはただのクラスメイト』
『ひとつだけ、覚えていて』
『わたしも貴方と同じ』
『幸せになるように望まれて生まれてきたこと』
『罪悪感も憐れみも必要ない』
『貴方に愛されているかもしれないと』
『勘違いする日々は、苦しくも楽しかったよ』
『ありがとう』
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