情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
……はず、なのに。
何故か来ることのない衝撃に、涙に濡れた目蓋をあげようとしたその時。
自分の顔の、真横で。
耳が、ぐしゃりと歪んだ音を拾い。
(な、に………)
尚も覆い被さったままの大男に、逃れることも出来ぬまま。人が、人だったものが。無惨にも潰れていく音が、イヴの鼓膜を揺らし。顔には浅黒い血がべったりと飛んできて。
「あ、あっ……ぃや、いやあぁぁぁあああ……!!!!!!!」
何度でも訪れる絶望に包まれながら、次第に呼吸が引き攣ってきたイヴもまた、その意識を手放していった。
ペンと紙を片手に、掲示板の前で待った。
手にはスノードームが握られている。
目の前の時計が4時を差す前に、こう言う。
「……もし、私が体を乗っ取られていなければ【この場にいる皆さんに贈りたい花と花言葉を書いて4時5分に張り出します】。
狩人の方がいないと確信はしていませんが……いなかった場合と私を守らなかった場合の保険です」
スノードームには時計と書いている映像が映るから、それで照合できるだろう。
ラークさんはどう答えたのかなあ…?
どちらにしてもわたしは……
「…ふふ、愛してるよお…ラークさん。
わたしを、こんなわたしでも好きでいてくれるんなら…じゃあ…」
……あ……
……だめ!言いたくない…言っちゃだめ…!
嫌だ…嫌だよ…やめてよお………!!
こんなこと、こんなこと言いたくないのに……!!!!!
「『…じゃあ、ラークさんは誰に投票するの……?』」
その時のわたしはどんな顔をしていたんだろう。
[1]
[2]
[3]
[4]
[5]
[6]
[7]
[8]
[9]
[10]
[11]
[12]
[13]
[14]
[15]
[16]
[17]
[18]
[19]
[20]
[21]
[22]
[23]
[24]
[25]
[26]
[27]
[28]
[29]
[30]
[31]
[32]
[33]
[34]
[35]
[36]
[37]
[38]
[39]
[40]
[41]
[42]
[43]
[44]
[45]
[46]
[47]
[48]
[メモ記入/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新