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かけがえのない事か。
あの男は言ったのだよ。
『そいつは、宇宙刑務所送りにする。
生き地獄を味わって貰おう』──と。
……。
[思えば、あの男の事だ。
生き地獄という言い方も、宇宙海賊ゆえの言い方、言い放っただけという可能性もあるが……。]
まあいい。
暫くは、この生活を享受するとしよう。
[そして──]
(本当の望み、か)
[憧れとも疼くような気持ちとも付かないもの。
高揚と言えば高揚か。]
(並び立つなど、行き過ぎた願いだと思っていたが。
否定していたのは、私自身か。)
[あんな異常な男の傍に近寄るだけで、身が灼かれる。
故に出来ない。だが、出来ないながらも、その異常さの片鱗は、パトリック自身の中にもある。
暴力的な或いは破壊的な行為に、眉を顰める事はあっても、……確かに楽しいと分かる分もあるのだ。]
(何の事は無い。
恐怖は、自分自身にもあったのだな)
[その気付きと自覚への一歩があったとして、それが解消される訳でも無いが。
どちらにせよ、感情を飼い慣らすには、時間が必要だった。]
[そしてその時間は、宇宙刑務所に。
ひいては、刑務作業に従事する限り、たっぷりとある。]
[元、ケルベロス艇随伴艇、宇宙海賊戦艦アルバロス艇。
白亜の巨体を持つ、次元航行艇である。
その船長であったパトリックが意思を取り戻し、立ち直り、牙なり芯なりを取り戻すのは、先だろう。]
私の船は……どうなったものか。
[ぽつり呟く。
辛うじて使える状態であればいいが。
タチアナの手で修繕されていればいいが、あの悪魔の手に触られていれば、ぞっとする。
最悪は勿論、宇宙の塵として消えているのだが。]
/*
大丈夫って事は、どこかにそのままある?+裏+
仲間が退避させたとか?+裏+
それとも、誰かが直したか?+裏+
それとも単に丈夫なだけかな?+表+
/*
拿捕されておらず漂流もしていない、という事は。
でも宇宙刑務所にも置かれちゃいないよなあ?+表+
となると、、、自動?+裏+なワープ機能でどこかの基地って可能性もだ。+裏+
/*
次元航行艇とか書いてあるけども、割とこの宇宙時代、そんなもんだよね。。パラレルには行けないけれども。(多分)
意志持ってるとかは流石に無いよね船。+表+
[優雅な大型戦艦の姿を瞼の裏に浮かべる。
丈夫さには取り柄のある宇宙海賊艇だ。
また、何時か何処かで巡り合う時があるかもしれないが、未来は分からない。]
[やがて、視線をあげれば、錆鉄御納戸◆色と深川鼠◆色の夕霧めいたものが広がってゆく。
大気の気体生成が上手く行き、循環系も上手く行っているのだろう。
湖畔には、種々の植物が生え、大海にも生物が、大地には実りがうまれ、移住者達への居住空間も出来てゆく。]
……ああ、悪いものではないな。
[作り上げる、というのも。
悪く無いと考えれるようには、なるのかもしれないし、なるのだろうか。
その変化が起きた時、パトリックが自身をどう思うのか。
自身に戸惑うのか、自身が未開の大地だと気づくのかは、まだ分からない。]
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