＜＜科学者の手記＞＞
（花火の衝撃で大きく揺れたせいか、ある日記が棚から落ち、ページが開かれている。）

【天才科学者Sの日記】　××年×月×日
ーー塩の香りを嗅ぐと未だに昔の船旅を思い出す。

天才科学者の私にとってもあれは奇々怪々な航海であった。
「飲んだら狼男になってしまう呪いの酒」を飲んだ『人狼』が毎晩一人、船員を殺していったのだ。

（続き）
一人…また一人…といなくなっていき、私たちの犯人探しは混迷を極めた。
しかし、私のセンティネルゴーグルは真実を見抜き、センティネルイヤーはどんな微かな気配でも聞き逃さなぁぁいので、天才科学者の私の活躍により無事に帰還できたというわけだ。

はて、そういえば、あの時の積み荷（呪いの酒含む）は研究用にｺｿｰﾘ拝借していったが、どこにいったのだったか？
いや、そんなことは些細なことだな。わっはっは！！！

　　　・∵∴∵・
　　∴※※◎※※∴
　∴※◎☆★☆◎※∴
・※◎★＼川／★◎※・
∵※☆＼＼Ｖ／／☆※∵
∴◎★三＞＊＜三★◎∴
∴※☆／／∧＼＼☆※∴
・※◎★／川＼★◎※・
　∵※◎☆★☆◎※∵
　　∵※※◎※※∵
　　　・∴∵∴・

１　関係性：　
やるなら過去を知った上でやることだな。あいにく、無闇矢鱈と縁を結ぶやつをフォローするほど私は寛大ではない。
２　暴言：　
むしろ言う側だ。言われたからといって傷つく程弱くない。
３　その他：　
元いた和国に自分を乗せていくことと引き換えに、船を盗むために必要な情報を流した。
口が悪いのは相変わらず。