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……断るのってさ。
思ってた以上に勇気いるのな。
[いつだったか。
バスケでの推薦は断ると決めた時、そんな風に奈那に零したっけ。]
変だよなー。
なんかこの辺にさ、ぽっかり穴が空いた気分。
[そう言って苦笑した俺は、ちょっとだけ寂しげな表情をしてたかもしれない。
それからは。これまでバスケに注いでた時間を、受験勉強とバイトに没頭させてみたけど。
ぽっかり空いた穴はなかなか塞がってはくれなかったことだけは、覚えてる。*]
── お家デート Returns ──
[受験生となればほぼ勉強一色になる。
それでも少しでも会いたくて、勉強を一緒にやろうとかこつけて誘うのは、これで何度目か。
そうして今日も。
俺の部屋で、二人で参考書を広げていた。]
……俺さ、スポーツ学科。
目指してみることにした。
[ノートに走らせていたシャーペンを止めて。
視線を落としたまま、ぽつりと。]
やっぱ身体動かすこと好きなんだよなー。
この先、どんな仕事したいとかまだ見えてねーけど
まずは興味あることからやってみようかなって。
[学科について、ずっと迷っていた。
奈那と一緒に文系に行くのもいいかもって、考えたりもしたけど。色々と資料を見てたら、最終的に気になったのがそれだった。]
[報告して顔を上げれば、テーブルを挟んで向かいにいる彼女を見る。
右手を伸ばして奈那の左手に重ねたなら、ニッと笑って。]
でさ。合格したら、またご褒美くれね?
そしたらすげーがんばれるし。
俺も奈那が合格したら、ご褒美あげるから。な?
[やる気ちょーだい、なんて。
身を乗り出して顔を近づけるのは、決まって勉強の集中力が途切れてしまった時。]
……5分だけ、休憩しよ。
[はたして、本当に5分ですんだかは─── **]
/*
ちょっと遡った日常をちょこっと追加しておやすみなさい!
いい雰囲気になったとこを家族の声とか、携帯の着信とかで邪魔されたの、9(10)回くらいあったんじゃないかな。
奈那に、いっぱいのありがとうを。**
─ 9年後 ─
[ 仕事を始めるのも、仕事に慣れるのも、時間はかかるもの。転職を重ねているなら、繰り返し繰り返し苦労をしているのだろう。
だから、会える時は優しく接した。自棄になってるならなにも言わずに膝枕。愚痴をこぼすなら全部聞いて抱きしめてよしよしして。したいのなら受け入れて、したくない時には寄り添って眠った。
やっと優滉に合う仕事が見つかったのは、卒業してから9年余りの時が過ぎていた。
夢の国。高校の頃より大人になった陽光は、脇坂くんがしてくてたメイクを思い出して、少しはメイクの腕も上がったと思う。
誕生日プレゼントの夢の国は賑わいを見せ、テンションうなぎのぼり ]
次はなにに乗りますか。
[ そう聞いた時、名前を呼ばれた ]
はい、なんですか。
っ。
/*
あとはその後かなぁ
わたしのプレー書くつもり、お返事ほしいものじゃないし快斗はめど付いたら休んでいいからね?
― 卒業後 ―
[あれから有言実行、やる気満々に嫁入り道具をもつ恵奈乃>>397
出会ったころより、肉体的にも大人になって、でも見下ろす確度は変えないぐらいには、自分もでかくなったりしたのだろう。
進路はといえば、建築デザイナーなど目指そうか。とは考えていたが、未来はわからない。前にいったキャディでもやっているのかもしれない。と、一応勉強もしてはいた。
まあその影響で、学校の成績は多少後退して、余一との代表を競い合いは敗北をしてもいたが、特に後悔もない
どんな未来であれ、一致してるのは、旅行もいけば愛の巣でもある新居で、今までよりもずっと一緒にいられる時間が増えて、ずっとお互いを見つめあえることだろう]
一番喜んでくれるって思ったからな。
[報告は幸せにします。とか、色々なんだろうな。神社が見えてきた。駐車場へと止めて、あの日みたいに手を繋いで表参道を登っていくのだろう。
ちなみに運転中、恵奈乃の母親に報告内容を考えていた横で、違う報告>>339をしていることは...は知らないことであった*]
[ 両手で口元を押さえる。涙がポロポロ溢れて、鎖骨辺りで揺れる猫の国ネックレスにもあとからつけたカイヤナイトの石にもポタポタと雫がかかった。喧騒が遠のく ]
はい、よろこんでお受けします。
[ 嬉し涙はしばらくとまりそうにないけど、良いよね* ]
/*
余一、生天目さんペア
初めからものすごい勢いで進んでいってて圧倒された。地味に片方は委員一緒だし、もう片方は一番絡んでいたであろうダチだったりで、PCとしては色々見守ってしまう傾向が強かった気がします。余一とは最初からいっぱい絡めてありがとうな。裏でも表でも色々な方向で影響しあえてて楽しかった、航と信至が息が合ってたように、こっちは余一と快斗だったんだなーって感じだった。
航、雲母さんペア
雲母さんとじっくり話す機会があったせいか。雲母さんとPC視点では雲母さんと航がくっつくのに恐らくすげーほっとしていたかんじであった。雲母さんには包容力あるやつが必要だって思ってたので、航と親しく付き合ってるんだーっておもったりで、あまりからかうことができなかったな!
バスケもだが、全体的に芯が通っていて、信至もそうだが、すげー安心して一緒にいれたよ。これはもてるなー。っていう友人がいて鼻高々でした。
/*
信至、吉橋さんペア
こっちはPL視点ではめっちゃがんばれ!とは思いつつ、PC視点では信至は航と同様色々落ち着いているから安心しきっていたのであった。ゆっくり進んでいく感じと、無垢なのに実は肉食っぽくもある吉橋さん相手に、信至は理性がんばれ!がんばって卒業まで持たすんだ!釣りから家族から、非常にバックボーンがみえててみんなの拠り所になっていて上手いなーっておもってました。
優滉、九鬼さんペア
肝試ししてもらって、そして逆肝試しもしてもらえてよかった!それだけでもありがとうです。キューピッドになれらならなお嬉しくもある。ちょっと薄幸というか達観な優滉と包容力のある九鬼さんペアは見ていて、本当マッチしてるなーって感じでした。
ちなみに海水浴の時の、九鬼さんへの嫌な予感は、二人で既に秘話やってそうだから触れないでおこうっていうPL視点を勝手に予感にしといたのでした。
/*
陽太、夕莉さんペア
陽太は、本当、バス移動中の会話がお互いの恋愛進めるときに大きかったなーっていう思いであった。一応進めるつもりだったけどおかげですごくすっきりと前にいけたなーって気持ち。おかげでつい男子トークでも贔屓してしまった気がする。
夕莉さんとはあまり絡めなかったけど、可愛らしく、昔からの知り合い縁での恋愛だったので、その初々しさがとてもよかったです。
あとは、男子トークは楽しかった。
そして服装選びなど、女子の本気具合に中身はとてもぶるぶるしていた。
/*
ペア単位でコメントもらえるとまた違った嬉しさがありますね…!
ホッとしてくれてありがとう!
ミコトはまずえなのんの友達だけれど、望月くんの複雑そうな部分を何回か見て何かあるんだなって勘付いていたので……度胸のあるえなのんなら絶対大丈夫だろうなと、そちらで安心して見守っていた面もあると思います。
本当にお幸せにね。
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