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最後に願った願い事は間違いだった。
間違えてしまった。
飴はネズミたちの手に渡った。
青い、綺麗な青い飴。
ボクにはわからないけれど、きっとこの飴の色が変わることはなかったんだろう。
そして、これからも。
ボクはボクとよく似た青い飴を舐め、だんだん、だんだんと眠くなる。
誰かが、近くで動いている気もするけれど–––––––
ぽてり。
隣のナニカが落ちた音。
ボクが次に気がついたのは、そんなナニカを感じてだった。
何の音?すぐさま音の先を辿る。
けれど––––––
けれど、なぜか知ってた通り、音の主はわからない。
ボクの視界は固定されて、ボクの視界は正面のみ。
3人が集まって、ゴソゴソと静かな話し合いが続く。
3人で頷きあって、
ボクは、手を握ったのを、見た。
1人のネズミが言葉を紡ぐ
1人、また1人と人形だったものが輝きはじめ、少しずつ意識を取り戻し始める。
勿論それは、おひめさまも、従者も。
しかし、1人だけ異様に輝いた
それは、一体、だあれ?
おうじさま エクレール が見物しにやってきました。
おうじさま エクレールは、見物人 を希望しました。
突然の光に目が眩んだ
…何年の眠りについていたのだろう。
一体、今まで何をしていたのだろう?
何かをしていた気もするが、その記憶はなくて。
…いや、そうだ。
僕はネズミの王と闘い、敗れ、動けぬネズミの人形とされてしまっていたのだ
でも、なぜ急に?
目の前にいた黄色い少女と緑の少女が泣きそうな顔を浮かべながら何かを唱えていた
その途端周りのものがなにかで溶かされるように動き始める
そのなかには、愛しくてたまらなかった美しい姫君の姿もあった。
「…シュガープラム」
動けない。やけに世界が大きくなったように見える。
人形になってしまったソーダを見て思わずあっと声をあげたら、その開いた口に飴をそっと入れられたような、気がした。
何かをネズミたちが話してる。
よく……聞こえないな。
私、うまくやれなかったんだわ。
お姫さま、ドルチェ、みんなごめんね。
ああ、そうか
彼女たちは自分たちにかけた魔法をといてくれているのか
でも、どうして?
イタズラばかりするネズミたちでそのを防ぐために闘いに挑んだのだが、多数で来てしまったためにやられてしまったのだ
…ただ人形にされる前にこんなことを言っていた
ーお友達に、なりたいだけなのに。と
…まさか、そんな
>>21
やぁ、君が魔法をといてくれたのかい?
…どうして、そんなことをしてくれたんだい?
じわり。じわり。
なんだか、身体が暖かく感じる
なんだろうなんだろう?
目がぱちぱちと動く。
きょろきょろと、動かせられる
動かした先に見慣れない姿がみえた
甘い、甘い、チョコレートの香り
おひめさまのお砂糖のような甘い香りと同じで
優しくて、心地が良い香りがした
「…だあれ?」
手が動き始める
グーパーと何回かする
「せーのっ」
そういって勢いよく立ち上がる
見渡せばチョコレートのにおいがする人と話してるレモンたち
気にはなるがおひめさまを探したい
…でも、
(クランベリーとお話もしたい)
「あれ....」
魂でも動いていたから、実際に人の身で動けることに違和感を覚える。それも徐々に慣れていき、上半身を起こす。状況を整理する。
「元に...戻ったの??」
>>30 ミント
「あ!ミント!!」
上半身を起こしたのは仲良くなってくれた友達の姿
パァッと嬉しくなってかけよる
「よかったぁ!ドルチェたち、元に戻ったんだよ!」
ふわりふわり
嬉しいのか今日1番の笑顔を浮かべていた
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