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「ライムちゃんは、私たちとお友達になってくれるかな…それとも、私たちを怒るのかな…
怖がられるのは嫌だったけど、悲しませるのは…うぅん…」
ライムさんのお人形をみる。
レモンさんとらライムさんの間に入ってきたライムさん。なにを考えてるのかな、と考えてるレモンさんの心は、意地悪なねずみなんかではなく、優しい心のねずみだった。
メロンさんも、優しい優しいねずみだってことは、私が一番知っている。「みんなで協力しましょう」と声をかけてくれた、優しいメロンさんを、知ってる。
「…当たって砕けろ。って感じですかね」
仲良くなりたいと願っていた2人の行動が、間違っていたかなんてわからない。けれど、どこか表情が曇ったいることは、私がみてもわかることで。
「……受け入れてもらえると、思います、私は」
だって。ごめんねって言いながら私に協力してくれた人たちだもん。2人と同じくらい、優しくて、あったかい人たちだから。
きっと、ねずみさん達がしたこと、受け入れてくれると思う。仲良くしたかっただけなんだなって、言ってくれると思う。
あたしの大切なお友達…メロンちゃん。
クランベリーちゃんも。
…あたしはやっぱりだめだったよ。
よく、わからないけど、上手にできなかった。
覚えてないけど、前からできなかった気がするの。
…えへへ、ちょっと調子に乗っちゃった。
なんでも出来る気がしちゃったんだぁ。
そうだよ、無理無理。
あたしは………
やっぱりあたしは、ひとりでいい。
何も望まなければ、いつも通りの毎日が。
みんなの楽しそうな姿を遠くで見ているあたしでいい。
ありがとう、あたしの大切なお友達、たち。
みんなを起こしてあげて。
「……うん、うん。
そうね、みんなを起こしましょうか。
あのね、私の大切なお友達…レモンちゃん、クランベリーちゃん
…みんなが起きたら、怒られちゃうかもしれないから……一緒にいてほしいな…って」
ネズミたちは悩んだ
彼らの意識を戻させたい。お話がしたい。
でも、怒られない?
人形にさせてしまったという後悔と、意識を戻してから彼らがなんというかの不安と恐怖があった
こんなとき、自分以外にも一緒に誰かがいれば。
そう、例えば【おひめさまが探していた王子様がいれば】もしかしたら、許してもらえるのかもしれない。
そんなことを思って。
村の設定が変更されました。
レモンさん、そしてメロンさんの手を出して握る
「はい。一緒にいますよ」
あなた達が望むなら、私は、従う。
きっと大丈夫。怒られても、受け入れてくれるって信じてるから。
[ふたりに手を取られ、レモンは眠りについた者、人形となった者たちを見る。
物言わぬそれらは、閉ざされた冬から目覚める時を待つ啓蟄の日の命の様にぐずぐずと動きだそうとしている。]
…おはよう。
貴方達から自由を奪ったのは我、ネズミの王。
甘い夢を見続けること叶わず、貴方達に命を返す。
おはよう。
眠りから目覚め、その生を噛み締めよ。
…ごめんね…おはよう、お友達。
[レモンが言葉を紡ぐ。
人形たちは淡い光を放ち、覚醒の時を迎えた。
…その中にただひとり、眩い輝きを放つ者がいた。]
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