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ねぇ、黄色いお友達
私はどうしたらいいかしら?
あなたが行って来いと言うなら私は嘘をつくこともするけれど、得意とは言い難いからあなたを一人にしてしまうかもしれないの
あたしはもう姿を見せちゃったからどうにもできないもんね…
貴女にも苦手なことをさせるのも心苦しいけど…
ただ黙って見つかるのも面白くないってあたしの中の誰かが言ってる気がするの…
あまり遅くなっても信用を得られないとは思うから、もう1人のお友達を待ってる時間はない…のかな。
気にしないで、あたしは平気だよ。
ひとりは慣れてる、から。
「でも、ネズミの魔法が存在するなら、言い伝えは本当ってこと!
ボクらの誰かは能力を持ってる、ネズミは見つけられる!
ネズミさえ見つかったら、大丈夫。
魔法を解いてもらったらいいよ。
ネズミが掛けた魔法だから、きっとネズミが解けるはず。」
メモをなぞって頷きます。
ほら、ボクの思ったとおり。
「ほら、もうカシスが魔法を使ってるよ。
ボクは能力はなかったけど、何か協力できたらいいな!」
ありがとう…!
あたしもがんばるから!うん!
クランベリーちゃんはいっぱいお話してたし、いちばん最初にするにはいいかもだね。
あたしもネズミじゃないって言った方がいいと思うよ!
「こんにちは
あら、あら?あら?お姫様?
なんてことでしょう、どうしたことでしょう…!」
昨日お話をしたばかりのお姫様が、お人形のように美しいお姫様が本物のお人形に変わってしまった。ネズミ…本当に、いたのだろうか
「あぁ…寝る前のお手紙が上手に届かなかったのね。困ったわ、私ったら美味しそうなお菓子に釣られて気がそぞろになってしまっているのかしら。
私ね、【ネズミさんの事を見つけることができるの】。
とは言ってもネズミさんが本当にいるなんて思わなかったから昨日お話してくれた【クランベリーちゃんにこの飴を舐めてもらった】のだけど…
色は変わらなかったの。ね、クランベリーちゃん。
だから【クランベリーちゃんはネズミさんじゃないわ】」
おはよう!
・・・んー?なんだか、悲しい雰囲気を感じるね。
あ、お姫様・・・そっか、もうお話してくれないんだね・・・それは寂しいなあ。
なになに?ネズミさんを見つければいいの?
それで、カシスちゃんとメロンちゃんが魔法の力があるんだね!
僕には力はないよ!
だから、他のことで協力出来たらいいなあ!
でも、魔法の力を持ってる子ってどれくらいいるんだろ?
わからないな〜誰か知ってる子はいる?
/*コーヒーはきょろきょろとあたりを見渡している*/
綺麗で可愛いお姫様が、動かなくなった。その衝撃は私よりも、ドルチェの方が大きいようで、ポロポロと溢れ落ちる涙は、色とりどりのお菓子が広がっていく。
「……綺麗」
ハッとして口を両手で覆う。ドルチェの涙が綺麗で、思ったことを言葉にしてしまった。
誰かを思って泣ける心が、素敵だと思った。
「あ……違くて、その」
戸惑いながら口を開く。場違いな言葉に対して言い訳をするより、正直に話した方がいいのだろうか。変に思われないだろうか
そんな風に、ぐるぐると考えていると、昨日話しをしていたメロンさんが、私を占ったと話し始めた
(……あ、飴)
コロン、と口の中で転がるものを感じる。そうだ、メロンさんに飴を貰ったんだ。
本当に、ねずみはいるんだと実感する。頑張らなきゃ。頑張ってお姫様も、王子様も、元に戻さなくっちゃ。
「えっと…メロンさんだけじゃなくって、カシスさんも…飴を持っているの?」
2人も占師がいるのならば、簡単にネズミが見つかるのではないだろうか。
(……本当に?)
ドルチェは、能力を持ってる人がいると話していたけれど、複数人いるといっていた?聞いていなかっただけ?
チラリとドルチェを見る。
痛々しい姿。その虚ろな瞳は、お姫様を想っているのだろう。心配する気持ちは勿論ある。けれど、その気持ちを美しいと感じてしまう。
「あ、あの…メロンさんと、カシスさん…どちらかが…その…………」
ここにいる人たちに声をかけた。
けれど、声はどんどんとしぼんでいく。味方だと名乗ってくれた2人のうち、どちらかが嘘をついてるなんて。そんなこと、言い出せなかった。
ドルチェに声をかけたくても、何を言えばいいのか、私には分からなかった。
「2人かあ、もっとたくさんいたら、ネズミもすぐ見つけられたのにな。」
>>カシス、メロン
「あ!挨拶もしてなかった!
よろしく!2人とも。
ボクが協力できることがあったら、なんでも頼んでよ。」
頼りになる2人だ、そう思って手を差し出します。
「えーっと、2人もネズミじゃない。
2人が占った人もネズミじゃない。
カシス→ミルク
メロン→クランベリー
って占ったからその4人以外だね。
うーん、誰が怪しいかな。
ネズミっぽい人?
あの4人以外でネズミっぽい人なら、あの人かな。
コーヒーって名乗ってたよね、ドルチェに。」
ボクと同じように、コーヒーを見つめる者がいた。
彼女、お姫さまに話しかけられていたような。
モジモジと言葉を紡ぐ様子に、声をかけた。
「ねえ、キミ、何か知ってるの?
お姫さまとおはなししてたよね!
さっきも、何か言いたそうだったし!」
知っていても、知らなくても。
彼女はネズミじゃない。
話は聞くべきだろう。
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