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んー……ちゃんと勝ちを狙いに行くならジェイを噛むしか無いような気がする。
するけど……無理では…………。
リアムじゃなくてルクレーシャ……でもカムラスのところにルクレーシャとセシリアを同時に送るのは…………
とか色々考えた結果、まあ、いいかリアムさんで……という気持ちになっている…………。
リアムを噛むのって、シスル狼、セシリア白のかみ筋なんだよなあ。
まあ……いいか……。
>>+69 カムラス
《どうやら彼には言わんとしていた事が伝わったようで、ほっとした。》
ううん、大丈夫。
ちょっとびっくりしただけだから……私も嬉しかったよ。
《タイムから目を逸らす事が出来なくて、彼と目が合ったままでいたが、気恥しさが限界まできたので、誤魔化すかのように早口気味にこう言う。》
……もう、夜分遅くだから寝るね。
おやすみ。
《彼からは離れようとした時に、何だかあまりにも自分が素っ気ない気がして、立ち止まり、くるりと振り向く。
そして、彼に軽くハグをし、すぐさま離れてそのまま走り去るように自室に帰る。
本当はちゃんとしたおやすみの挨拶をしたかったが、皆が見ている場所で感情が限界を迎えている今では、これが精一杯だった。》
[私に魔術の素養があったなら、彼女は今も死なずに私の隣で笑いかけてくれただろうか。私室のベッドに横たわっていると、知らず知らずのうちに私の意識は二つの異なる世界に奪い合われ、そのせいか、そんな実りのない後悔が胸を締めつけた。]
『ほら、言ったでしょ。』
[娘を産んだ翌朝、彼女は得意げに微笑んだ。]
『だから私は大丈夫って言ったのよ』
[──ああ、君は強いなと。その時の私は、病院のベッドに寝かせられた彼女に、そうやって微笑み返すことしかできなかった。なるほど、彼女は無事に子を産んでみせた。病気でぼろぼろになった体で、痛みを乗り越えてみせた。]
「………」
[しかし、蝋のように白くなった顔を見て、この状況を楽観視できるほど私も愚かではない。]
[結局、妻はその日の晩に死んだ。私は出産の苦しみに耐え続ける彼女の手を握り締め、その名を繰り返して、縋りつくことしかできなかった。]
「……言ったじゃないか、どんな芸術品も君を前にすればガラクダ同然だ。君はそのくらい僕にとってはかけがえのないもので──君が逝ってしまったら、僕は一体どうしたらいいんだ」
[彼女が死ぬ直前、そのさだめからは免れないと理解しながらも、私は子供のように駄々をこねた。]
[ルフナは生まれたばかりの赤ん坊を腕に抱きながら、三年前と何ら変わらぬ笑顔を携えて、ベッドに縋りつく私に視線を落とした。]
『もう、子供みたいなこと言わないの』
「君が生きていてくれるなら、子供でも鼠でも蝙蝠でもいいさ」
『まあ。蝙蝠でもいいだなんて、貴方を好きだった世の女性が今のレモングラス伯爵を見たら、きっと驚いてひっくり返っちゃうわよ』
「ルフナ、僕は今真剣に話してるんだ」
不幸呼ぶ令嬢 シスル は、なんとなく 養女 ルクレーシャ を能力(食事)の対象に選んでみた。
[私が憤慨して声をあげると妻の腕の中にいたリゼが泣き出した。ルフナは唇に笑みをうかべたまま、赤ん坊を優しく抱きしめてあやす。]
「……大きな声をあげてすまない。ただ僕は……君を失いたくないだけなんだよ。」
[今思えば、私はなんて自分本位だったのだろう。]
[きっと死への恐怖は妻のほうが何十倍もあったはずだ。それなのに、自分ばかりが置いていかれることを嘆いて、我が儘を繰り返して]
『確かに今はつらいかもしれないけど……でも、貴方なら大丈夫よ。きっと娘のいいお手本になるし、私がいなくなってもうまくやっていけるわ』
「そんな……やめてくれ」
[それでも、恐らく最期になるであろう彼女の言葉を無視するわけにもいかなかった。]
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