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>>85 ルクレーシャ
おお、これが自作とは……!
いや……大変素晴らしい才能をお持ちなんだな、ミス・シャーリーは。
[目を丸くしてルクレーシャ嬢のドレスに視線を移す。みとれるようなこの上品なセンスが、まさか彼女の手によって施されたとは。私は自分の顎に手をやりながら思わず感嘆のため息をついた。]
そうか、刺繍を……。
なあ、ミス。もしよかったら、今度私にもドレスを作ってくれないか。
君が作ったドレスを、娘に着せてやりたいんだ。もちろん高値で買わせてもらうよ。
「演劇、ですか。いいえ、観劇こそすれ、演者になることは……。ふふ、面白そうではございますけど」
「グスタフは、随分とこの遊びにお詳しいのね。ああ、平民達のあいだで、流行ってるんでしたかしら?
司令塔がいるのなら、グスタフがなるのがよろしいかも知れませんね」
よく笑って、ついてきてくれる子ね……よし、覚えた。
そんな子がいないか、探しておくわね。
《相変わらず楽しそうに言う。》
えー、私?
私は、そうだなあ……その事なんだけど……ここに来る前に、嫁ぐなら相手の家の方針に合わせなさい、だから、相手によってはもう商人として、各地を飛び回わらなくていいって言われたのよね……。
束縛ねえ……どれくらいかにもよるけど、私は嫌いじゃないわ。
それだけ一途って事だもの、誠実でいいんじゃない?
タイムは束縛癖がある女の子はお嫌いかしら?
《覚悟を決めここに来たが、思わず声にもう旅が出来なくて残念という感情が出てしまう。》
>>92 ルーク
あははっお気になさらず。昔から耳がいいんだ。
へえ……それはきっと、とても豊かな土地なんだろうな。
/*
こんな所に来る女性というのはもっとお高く止まってるものだと思ってた。けれどこんな風に恥じらうように頬を紅潮させたり自分と同じような話をするものなのだと知り、打ち解け始めたのが自分でもわかった。
*/
少し喉の乾きを潤してくるよ。いつか是非君の領地についても話を聞かせてくれ。
>>106 エスカデ
……どういたしまして。
ふーん、聞いた事ある名前だと思ったら……地名なのね。
沢山国や地方を見てきたから忘れてたけど……思い出せて、すっきりしたわ。
あら、分かりやすくて私はいいと思うけど。
商品を売り込むには手八丁口八丁じゃないといけないもの。
でも、美味しいものには素直に美味しいって言いたいよねー。
プライベートならなおさら、ね。
私も似たりよったりよ。
船大工、か……設計が出来るなんてすごいわね。
昔から器用だったり、お父上の教育からとか?
……ああ、そういえば、私には他の子みたく、"貴族"らしい話し方をしてくれないの?
《陸路を渡り歩く事が多い身としては、海路を渡る彼の話は新鮮で隣で楽しそうに話を聞いている。》
>>104 レモングラス
穏やかなレモングラスの顔に紙一枚分程度の翳りが混じる。シスルはそれに気づいて口を開こうとして自分の失言を知った。
「それは──そう、でしたの。申し訳ございません、不用意な発言でしたわ」
彼の妻は、亡くなっていた。シスルはなんと声をかけていいのか分からず、目で礼をした。
「……沢山の友人ができますわ。子供は、私たちが思っているよりすぐに打ち解けるものですし、それにシャンパーニュ様のお嬢様なら、お話もお上手そうですもの」
シスルは、微笑むことしか出来なかった。レモングラスの顔を見あげて、穏やかに談笑する。
「まあ、私でよろしいんですの?」
そのまま、レモングラスの指先を辿った。彼が指すのは、シスルの知らない銘柄の酒だった。
──甘いのだろうか。きっと、甘いのだろうけど。
失礼をした立場で、さらに失礼を重ねるわけにもいかず、シスルはその酒をグラスに注いだ。
そういえば、私は『狂人』の力を得たらしい。
力といっても、これといった魔法能力を授かったわけでも、体に変化が起きたわけでもない。
私にはことごとく魔法というものに縁がないようだ。
『狂人』は、村人としてカウントされるが、実際の陣営は狼という裏切者だそうだ。
なるほど、面白い。
私がもともと希望していたのは『求婚者』という、国王陛下がつくりあげたチームだ。巷で流行っている英雄ゲームには存在しない陛下の遊び心。
狂人にせよ求婚者にせよ、勝てば伯爵に戻ることができる。
蝙蝠陣営を選ばなかったのは、私が蝙蝠が嫌いだからだ。あの空飛ぶ鼠はいくつになってもどうにも好きになれない。
とにかく、ゲームをするからには楽しもう。
楽しむことが閃きに繋がり、芸術に通じていく。
もっとも、私にその才能はないのだが。
>>110 ルクルーシャ
ああ、これは失敬。つい見とれてしまったのだが、だからといって女性をじろじろと見つめるものではなかった。
[夢中になると視野が狭まってしまうのは私の悪い癖だ。四十近くにもなって子供じみている自分の性質に、自分自身で呆れ笑いをしながら、私は彼女に謝罪した。]
そうか、ありがとう。
君はその才能だけでなく、心も芸術家そのものだね。
……では、注文の詳細はあとで伝えよう。
今はこのパーティーを楽しむことが優先だ。
ほら、グラスが空になっているよ。
相手に合わせる?ふーん、そうか。
俺はいくら親父の言ったこととはいえ自分を曲げることは無いとは思うが、そういう男に会えると言えるといいな。
俺のことを束縛か?そんなことするなら鎖や手錠みたいな女じゃできないぞ、牢屋みたいな女になってやっとだ。そんな女でも牢屋ごと動かしちまうがな。
ってことだ、束縛が好きか嫌いじゃなくて、それはきっとできない。
俺はそういう人間だ。鳥籠の中の鳥なんてごめんだからな。
[念話の先の人間の心の何かを察して鳥籠の中の鳥という言葉に少し力がこもった]
思いのほか、まったりしていますね。お酒のおかげかな。
盛り上がっているし、特に余興は必要なさそうだったな。
[使用人に持ってきてもらった『ハイランド』を飲み、皆さんを眺めます。強いお酒ですが、こういうお酒を飲んだら、深く眠れそうな気がします。最近は、あまり楽しくない夢を見るので、ぐっすり眠れるといいなあ]
ああ、そうそう。
明日、明後日は人数が多いですから。
ちょっとこの広間に流れる時間をいじって、通常の1/2の速度で進むようにします。
ボクの知り合いに、そういう魔法が使える神官がおりまして。ふふ。
余裕をもってお話し合いをしてくださいね。
もちろん、ゲーム以外の話もなさってもらってかまいませんし。
/*なんかほんとに今思いついたんだけど、多分予知夢能力ロートに受け継がれてるわ……こわいわ……呪いかよ……*/
/*ロートが見てる夢は、ソフィーがローランと結婚する夢だよ🤗*/
グラスを高く鳴らしてから、シスルは一口酒を口に含んだ。
予想に反して、ピリッと指すような痛みが舌を焼いて喉を通る時にはコクのある苦みが後を引いた。人工的な甘ったるさはなく、それでもシスルでも好ましく思える程度の、仄かな甘みがその中にはあった。
「──美味しい」
シスルは驚いたように手の中のグラスを見て、それからレモングラスの顔を仰ぎ見た。
「とっても美味しいですわ、シャンパーニュ様。私こんなにお酒を美味しいと思ったのは、初めて」
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