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名主の末子 成親が「時間を進める」を選択しました。
『っ!』
[避けようと思えば避けられる筈の一撃]
[その一撃を余裕を持って避けようとした瞬間]
[動きが縛られる、先ほどまでの抵抗とは比べるべくも無い僅か一瞬の隙]
[そこから滑り込んでくる刃…]
お手間を…お掛けしました、感謝します
[小さな唇が、意に反して小さく呟いていた]
とうさま、恨んでしまってごめんなさい。
謝ってすむことではないけれど。
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カッコイイ!
凄い。凄い。
戦闘シーンがやっぱり好きだなぁ。
[ 薄暗く色のない世界、現世で見た光景がそのまま重なるここは……]
幽界(かくりよ)……
思いを残す、死者の留まるところ。
皆さんもやはりここに居たのですね。
[ 呟いた。]
[堂の中に下ろされれば、その中に息せぬりえの姿がある事に気がづく。
成親の言葉を思い出せば、風華が殺したのだろうと思う。
蓮同の姿はない…。蓮同もまた、風華に…鬼に殺されたのだろう。
鬼狩りの刀を手にして、堂の外へと出て行く成親。
止めようとしても、身体が思うように動かない]
『死なないで……
成親さん……死なないで……。』
[堂の出口の方を見遣りながら、心の中で呟く]
私の心残りは、成親さんと紗都さんのこと。
風華さんが恨みを忘れ、安らぎを得られれば良いと。
そして、もう一つは……
[ 遠い眼差し。]
私の中にある、私のものでない想い。
遠い昔に生きて死んだその“私”は、あるひとのことが忘れられぬのです。
私自身はそのひとのことを何一つ知らないというのに、私は悲しくて哀しくて堪らぬのです。
[ とつとつと、己自身に語りかけるように語る。]
そのひとに会いたいと、再び会って言えなかった言葉を言いたいと、そう思って。
[堂の外からは、刀と刀が交差する音が聞こえる。
玄佐の首を刎ね、深い哀しみと罪悪感に駆られていた成親が、再び鬼を狩ろうとしている。
そんな成親を、ただ助けたくて…
助けたくても、何もできない自分……]
『そういえば………』
[成親が、りえの何かを気にしていたようだった事を思い出せば、渾身の力を込めてその許へと身体を動かす。
床を這ってそこへと近づけば、りえの傍らには鈴が落ちていた]
『鈴……?
これは、何の意味が……?』
鬼が封印を破ってよみがえったと知った時、鬼狩りの末裔でありながら、それに心騒ぎました……
もしかしたら、“私”が会いたいと願うそのひとかも知れぬと。
でも“私”の記憶はおぼろで、私には誰がそのひとなのか分からないのです……
[りえの鈴が、鬼を鎮めるものだとは知らない。
成親が、鬼を狩ろうとしているのではなく、鎮めようとしているのもまた知らない。
それでも………]
「しゃらん」
「しゃらん」
[落ちていた鈴を手にしては、幾度か鳴らす。
もう力は残っていない。
微かに鳴るその音が、堂の外へと届いていたかどうか]
[やがて、刀が交差する音は止み、外は元の静けさを取り戻した。
手にしていた鈴が、床へと落ちる。
―――最後に、一度だけその音を鳴らして………*]
武士の娘 紗都が「時間を進める」を選択しました。
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