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[蓬同の言葉に空を仰いだ]
それじゃ・・・・・・完全に、勘違いで、僕は・・・・・・
かあさまに会えないわけですね。
勝手に恨んで、暴走して。
[蓬同に向き直り]
あの。
もう、遅いとは思うのですが。
今からでも、弟子に、していただけませんか?
このままでは、かあさまの元へいけないのです。
[紗都に雨がかからないように上体を前屈みにしている]
駄目です…喋っては。
傷が開いてしまいますよ?
[何か話そうとする紗都にそう言って柔らかく笑った]
ああ、やっと着きましたよ。
早く体を暖めて、傷の手当をしなければ
[堂の入り口が見えるとほっとした様に階段に足をかけようとした]
[不意に中から開く扉]
[誰か出てくるのかと、そこで足を止めた]
あ…。
[中から姿を現したのは、風華だった]
[しかし纏う気配が違っている]
[ごくりと息を飲んで、風華を見上げる]
……。
[す、っと瞳を細めると厳しい表情を浮かべる]
[堂にはりえも居たはずだ]
[万一のことを考えて紗都の太刀を置いて行ったのだが]
…りえさんは、どうしました?
[少女の姿をした鬼に*問いかけた*]
弟子に、かの。ふむ。
[しばし思案する模様。]
確かにここには、玄佐どのという鬼もおいでじゃが、玄佐どのを祓うわけにもゆかぬからのう。
まずは、拙僧のそばにおられよ、とら殿。
禍祓の術を教える事は叶わなんだが、父御からお主をお預かりしておる。とら殿が母御のところに往く事叶うまで、ともに在ればよいのではなかろうかな。
[差し伸べられた手を、一瞬迷った後しっかりと握った。
確かな手ごたえと、温かさが伝わる]
ありがとう、ございます。
[初めて、恨み、悲しみではなく、人の優しさに涙した]
[少年の手を改めて握る。]
では、成親どのらの行く末を見届けるとしますかな。
[とらの頭に空いた手を置いて撫でる。
泣かずともよかろう、と。**]
[大丈夫かと問われれば、小さく頷く。
意識が朦朧としていて、腹部の痛みをあまり強く感じてはいなかった。
それでも、微かな振動が加われば、少しばかり顔を歪める。
堂へと連れ戻される中、何故死ねなかったのだろうと思う]
『何故、放っておいてくれないの…?』
[ほんの少しだけ、助けた成親を憎んだかもしれない。
それでも、真剣な眼差しの彼を…雨に濡れないよう身を屈めてくれる彼を見れば、次第に申し訳ない気分にもなっていく]
『……ごめんなさい。』
[その言葉は、口にしたか、それとも心の中でか。
やがて、堂に着いたと言われれば、成親のほっとした表情を見て、小さく微笑んだ]
―堂の入り口―
[入り口で、風華をすれ違ったようだった。
風華に話かける成親の声は、微かに低く。
顔を見れば、先程までとは違って険しい表情が浮かんでいた]
『成親さん……?』
[一変したようにも思える成親。
一体、何があったというのだろうか。
聞き出す力は今はなく、ただ成親の顔を間近で*みつめていた*]
[ 蝉が羽化するように、娘の魂は肉体を離れ、黄泉路の闇へと落ちていった。
後に残った抜け殻とも言うべき己の骸をちらりと顧みて、]
かかさま、私の命とともに、黄泉路映しの血も絶えまする。
願わくば、哀しみもこれで終わりとなりますように――
[ 己自身が向かうのこそ初めてではあったが、黄泉路を見通す眼を持った娘にとって、そこは見慣れた場所であった。
故に恐れはなかった。]
[風華の手に小振りの刀が握られているのが見えた]
[その刀が、濡れたように鈍く光っていた]
…りえさんを、どうしたのですか。
[さらに低い声音で、再度ゆっくりと問いを放つ]
[紗都を抱える腕に力が入る]
[心臓の鼓動が早くなっていく]
[目を閉じずとも風華の体から鬼の気配がこれでもかというほどに感じられた]
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