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6人目、私奴 とら がやってきました。
私奴 とらは、村人 を希望しました。
[濃い霧の中を何かに追われるように早足で歩く。
視界は零に近く、真白な冷水の中でもがく様な感覚。
随分前から方向感覚は失っている。
森で闇雲に動くのは命取りだとは知っていたが、気を抜くと溺れてしまいそうで、ますます歩調が速くなる。]
[息苦しさと不安でついには走り出そうとしたその時、何の前触れもなく視界が開けた。
木々の向こうに、薄っすらと建物らしき影が見える。]
・・・・・・助かった?
[木々を抜け建物へ近づくが、朽ちて崩れかかっている。
それとも、崩れかかってから朽ちたのか。
どの建物も似たり寄ったりで人気はない。]
廃村?困ったな。
[辺りを見渡し、遠くに灯りを見つける]
良かった、誰かいるのかな。
[今は兎に角人に会いたい。
ひとつだけ灯りの点いた場所へと*向かった*]
ご主人様から言い付かった用事の途中なのに、困ったな。
しっかり道を聞いて、早く帰らないと。
失敗が連帯責任になったら皆にも迷惑かけちゃう。
/*
不慣れというか、完全RP村は初めてです。
設定が面白そうなので思い切って参加してみました。
幅を増やせたらいいなぁ。
[ 此処へたどり着く前は何を? そんな、成親の言葉に、へっと笑う。]
何をって訳でもねえさ。
あっちこっちとぶらぶら歩いて来ただけだ。一所に居られねえもんでな。
後な、俺の――
[ 腰の刀を叩きながら。]
――こいつは、あんまり当てにすんなよ?
腕に覚えがあるって訳でもねえ。無えよりゃましって程度のもんだ。
ん? お前さんも行くか。
俺は、ここで待ってるぜ。
[ 成親に手を振り送り出すと、薪に灰を被せて火を弱めた。]
ち、どうにも落ちつかねえな。
[ 堂の中に一人となると、なんとはなしにそわそわとする。見知らぬ土地、更に言えば、尋常とも思えぬ場所だ。当然と言えば、当然かも知れない。]
何も言わん阿波のやつでも、居たら居たで気も紛れるだろうによ。何処ほっつき歩いてやがるんだか。
[ 言いながら、暗さを増して行く外を眺めた。
表に居る者の気配には気付けずにいる。]
―里の外れ―
[霧の壁を困惑した表情で眺めていると、背後に人の気配を感じた]
[はっとして振り返ると阿波が立っていた]
あぁ…阿波さん…。驚かさないでください…
[胸に手を当ててほっとしたように息を吐いた]
[黙って霧の立ちこめるほうへ視線を向ける阿波に]
ええ、逸れた同行者を探しに行ってみたのですが…
不思議なことに真っ直ぐ歩いていたはずが此処へ戻ってきてしまって。
[それを聞いた阿波は何も言わずに霧の向こうへ足を踏み入れた]
あ、阿波さん!
[すぐに見えなくなった後姿へ向けて声をかけるが、
彼の足音すら聞こえては来なかった]
[心配そうに霧の向こうを見遣りながらその場をうろうろする]
まさか、このまま戻って来ないのでは…
いえ、きっと戻ってこられる筈…ですよね…
[暫時の後、霧の壁から唐突に阿波が姿を現した]
[彼は驚いた表情を浮かべ、辺りを見回していた]
阿波さん…やはり戻ってきてしまいましたか?
[問いかけにむすりとした表情で頷く阿波]
[その阿波の返答を見て力なく肩を落とした]
…此処から出すまいとする何かが、あるのでしょうか?
だとすればその根幹を探して絶たねばなりませんね。
[霧の壁を見たままのその表情は強張っていた]
[歩いて行くと、灯りは立派な作りの堂から漏れている。
しかし何の音も聞こえない。]
・・・・・・人、だよね。
物ノ怪とかじゃない、よね。
[堂への階段を見ると、厚く積もった埃の上に、幾つか足跡が付いている。]
あ。これは人間の足跡だ。
小さいのもある。女性もいるのかな?
[幾分か安心し、堂への扉を遠慮がちに叩いた]
すみません、何方かいらっしゃいませんか?
[阿波に顔を覗き込むように見られるとすぐ柔和な表情に戻る]
嫌ですねぇ。私だって旅の目的はあるのですから…
此処へ閉じ込められているわけにはいかないのですよ。
[弁明じみた事を口にして頭をかいた]
私は、少し里の中を歩いてからお堂に戻ります。
阿波さんは?
[問いかけると阿波は里の外れを巡る道を指差した]
[どうやらしばらく里の周囲を見てまわるらしい]
そうですか…どうか、お気をつけて。
[その言葉を受けて阿波は歩き出した]
[しばらく背中を見送っていたが、里の中心へ向かう道を歩き始めた]
[扉の前で落ち着きなく辺りを見回す。
灰色の空が地面まで降りているような、色彩に乏しい前景。]
うう。なんだか薄気味悪いな。
どの家も人が住んでいないようだし・・・・・・
考えてみれば、なんで此処だけ人がいた形跡があるんだろう?
[自分を抱きかかえてぶるっと震える。
感覚と言えば、冷たい風が頬をなでるばかり。]
・・・・・・もしかして、盗賊のねぐら、じゃないよね?
まさか。どうしよう。声かけちゃったよ。
[じりじりと後ずさる]
[堂の方へ戻る道すがら、立ち並ぶ民家の中へ立ち入る]
[所々古さを感じるが、完全に崩れているものはそう多くはなかった]
なぜ里の人は居なくなってしまったのでしょうか…
この禍々しい空気と関係があるのですかね…?
[民家から空を見上げると日が暮れかけていた]
ああ、いけません。
暗くなる前に戻らないと。
[側を通り抜けた一陣の風にふる、と身を震わせると足早に堂へ向かう]
―堂の前―
[堂の前に着くと、見たことのない人物の影があった]
[立ち止まってしばらく様子を見ていたが意を決して声をかけた]
あの、もし…?
この里の方ですか…?それとも…?
[多分、この里にはもう人は居ないのだろうと感じてはいたが]
[後ずさっている背中は少し小さく映った]
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あ。むむ。里の描写ずらしてしまった気が。
里の外れの家屋は結構崩れてるけど、
堂の周りはまだ建っているってことーでー(汗)
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