188 和風伝奇遊劇「鬼首の里」
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私奴 とら
[慌てて鍋を持ち上げて]
みなさん大丈夫･･････そうですね。
良かった。
[成親の出られない、という言葉に首を傾げ]
出られない、ですか？
僕としては、すぐにでも出て行きたいんですけど･･････。
ご飯食べてから。
【削除】 名主の末子 成親
[ほっとしたように胸をなでおろす]
端から私も手伝えばよかったですね。すみません。
[鉤に引っ掛けた鍋は紐を軋ませながらぶら下がっている]
[紐が切れることはなさそうだった]
…残念ながら、それは…
[すぐにでも出て行きたいと言うとらの言葉に静かに首を振った]
この里から出ようと霧の中に進んでも、
またこの里へ戻ってきてしまうのですよ。
…私が方向を間違えただけならいいのですが、阿波さんも。
[言って顔をあげた]
そういえば、阿波さんはまだ戻られないのでしょうか？
名主の末子 成親
[とらに申し訳なさそうに言いながら鍋を持ち上げるのに手を貸した]
端から私も手伝えばよかったですね。すみません。
[鉤に引っ掛けた鍋は紐を軋ませながらぶら下がっている]
[紐が切れることはなさそうだった]
…残念ながら、それは…
[すぐにでも出て行きたいと言うとらの言葉に静かに首を振った]
この里から出ようと霧の中に進んでも、
またこの里へ戻ってきてしまうのですよ。
…私が方向を間違えただけならいいのですが、阿波さんも。
[言って顔をあげた]
そういえば、阿波さんはまだ戻られないのでしょうか
私奴 とら
[成親の言葉に呆然とし]
戻ってきてしまう･･･
霧が出ているから迷いやすいのでは、なくて？
霧が晴れれば明日にでも帰れる･･････霧が、晴れないかもしれない？
[そこで重い雰囲気と禍者とがやっと結びつき*口をつぐんだ*]
8人目、旅装束 風華 がやってきました。
旅装束 風華は、狩人 を希望しました。
旅装束 風華
―村外れ―
[深く垂れ込めた霧の中、気鬱な空気を物ともせず跳ね歩む小さな人影、
見れば小さな体を似合わぬ真白き旅装束に包んだ女だ
恐らく十の春を越えるか否か、虫垂衣に遮られ表情を伺う事は出来ないが
女が時折もらす調子の外れた歌声がその幼さを伺わせる]
何れ死ぬなら逃げなきゃ損損♪
[虫垂衣の隙間から覗くふっくらとした唇が明るい調子に反して歪み、小さく、聞き取れぬほどの囁きを漏らす]
贄になど、成りはしないわ…
[少女は霧の中、ひたすら*歩き続ける*]
隠遁僧 風鎮 は肩書きと名前を 隠者 蓬同 に変更しました。
隠者 蓬同 は肩書きと名前を 隠遁僧 蓬同 に変更しました。
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