1872 怪談短歌村5 〜夜の学校〜
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>>2
骨身にも染みる子供の愛らしさ
明日は私の出汁入りスープ
( 10 ) 2018/07/30(月) 23:52:17
雨樋を 洗い繕う 台風過
詰まりは泥と 枯れ葉と 目玉
( 11 ) 2018/07/30(月) 23:55:15
廃校の 前に停まりし 白いバス
駆け出す子らの 音なき笑顔
( 12 ) 2018/07/31(火) 00:36:20
ドーナツの 穴だけ残して 食べ終えて
無限のそこへ 落ちてゆく君
( 13 ) 2018/07/31(火) 01:19:03
( 14 ) 2018/07/31(火) 07:48:47
神隠し
なな不思議の"伍"
「屋上で 星墜ちる夜へ 綴じ籠められた」
( 15 ) 2018/07/31(火) 17:48:25
久しぶり 別れた彼女を 見かけたよ
盆踊りの夜 空に浮かんで
( 16 ) 2018/07/31(火) 19:33:10
>>15
しのぶれど 色に出にけり 星がこひ
ぬばたまの髪 綴るひと文字
( 17 ) 2018/07/31(火) 19:46:36
道端に ころりころげた 犬の首
見てたら指がうごうご生えた
( 18 ) 2018/07/31(火) 21:45:54
夜の道、黒のロングに、ワンピース
お化けじゃないわ ただの死神
( 19 ) 2018/07/31(火) 22:02:28
( -1 ) 2018/07/31(火) 22:02:38
( -2 ) 2018/07/31(火) 22:03:01
( 20 ) 2018/07/31(火) 22:04:33
( -3 ) 2018/07/31(火) 22:05:03
( 21 ) 2018/07/31(火) 23:40:11
( -4 ) 2018/07/31(火) 23:40:58
( -5 ) 2018/07/31(火) 23:45:03
>>15
なな不思議 陸は夏の学校で
「星満つるとき あやかし踊る」
( 22 ) 2018/07/31(火) 23:47:37
>>18
枇杷の実の ごとく鈴生り 犬の首
遊ぼあそぼと 枝の遠吠え
( 23 ) 2018/07/31(火) 23:50:46
口惜しや 祠に隠れし 幼子は
異形の神の 骰子(ダイス)となりぬ
( 24 ) 2018/07/31(火) 23:53:57
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