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この付き合いたてで初めて相手のおうちを訪問しました的な二人のところに割って入っていいものか。
結構大事な話とかするのかなー、ちょっと様子見。
─ 事件解決から1週間・中層区域 ─
場所特定出来てるところからさくっと終わらすかー。
[例の事件の襲撃者から生まれた破片を持っているのはギーグらに限らない。
その中で多いのは、”なんの意思も含まれていない”欠片。
ただの部品であっても、ドーム内の技術とは全く異なる素材・技術であるため、高い値がつくのだ]
特殊チームに追われるの分かってて持ってくんだから、根性あるよね。
[楽しげな声に返るのは呆れた声。
「君が言う台詞じゃないんじゃない?」
通信機からの声だ]
ボクのは生きがいだったからねー。
[生の証明だったと言えば、肩を竦める気配が返って来た。
「俺様には理解出来ないね」
ついでにさっさと行けという雰囲気が伝わった]
よーし、そんじゃあ…。
[地下へと続く扉を無遠慮に開ける]
毎度ー、特殊チームでぇーっす!
[欠片を溜め込んでいる闇ブローカー組織へと殴り込みをかけるのだった。
小一時間もすれば欠片を掻き集めて出てくるはず*]
/*
個人的には、髪ぐらい括って料理しろよって思わなくはないけど、まあ大丈夫ってことにしとこう(((
いや、見てない所で料理中は括ってたんだそういうことにしようしたい。。。
ー 事件解決から一週間後: ヴェス宅 ー
…料理中、みたいだったから……
じゃま、しちゃだめかなって……
……食べてく。リルたちに、パンもらってきた。
[そういって開かれた扉に入りヴェスについて行く>>190]
[キッチンに入ると、コンロには鍋とチーズリゾット。
好きな分とっていいと言われ>>192、 皿を借りて食べるだけ盛った。 パンを皿の上にだして 席に座る。]
………ーーー…。
いただきます。
[ヴェスが戻ってきたなら、パチンと手を合わせてゆっくり食べ始める。フーフーと冷ましながらゆっくりゆっくり味わって食べる。 とても、あったかい味がした。 物理ではなく気持ち的にも。]
─ 事件解決から1週間・下層区域 路地 ─
[先行した部下から連絡を受けながら、詐欺師の足取りを追う]
『どうも最近は下層と中層を行き来しているようです』
『セーガは下層で会ったって言ってたな』
『範囲広ぇなぁ』
『区域の境目に拠点置いたっすかね?』
『どっちだって良い。とっ捕まえて吐かせるぞ』
『『『『『イエス、マム!』』』』』
[5人の部下がリルの手足と目となり動き出した。
聞き込みが進めば居場所も絞り込める。
袋のネズミとなるのも時間の問題だろう]
[リルがいるのは下層区域の倉庫街前。
マップを展開し、端末を発信機として部下達の居場所を反映させる。
取り囲むことが出来たなら、直ぐに駆けつけられるようにするためだ*]
[ゆっくり咀嚼しながら家の中やヴェスの様子を観察する。
ローテーブルの上の資料、そして大切そうに飾られたガラス玉]
………ーーー………ー。
[だが今は詮索せずゆっくり食事に集中する。
ヴェスもちゃんと食べれているか、気にしながら*]
……ーーー……。
[ガラス玉。 あの時中枢に現れた女性が持っていた?ガラス玉なのだろうか。パンを咀嚼しながら考える。]
……ーーー……ーーーー。
[あの時のこと、公園でのこと。 なんで、どうしては結局まだセーガの口から訊ねることは出来ないでいた。どう切り出していいのかもわからないし。]
……ーーー。
[セーガはただそこにいて、ヴェスの様子を見てるだけ。
それで、ヴェスがちゃんと食事が取れていたりしたらホッと安堵する。 そのくらいしか自分からはできなかった*]
── 1週間後:中層自宅 ──
チャイム鳴らしてくれたら…
中に居たら開けるし。
[頷く様子に反応するように少しの間目が細まった]
そっか 良かった。
[少し表情がほどけ緩む。
リゾットと、そしてセーガが持って来てくれたナッツ入りのパンとスープを干す。
食べ終えて暫しした後か口を開いた]
……あのさ
[ぽつり。
また言葉を落とす]
お前と初めて会った時あったじゃん。
お茶いる?
[合間に別の言葉を差し入れ。
答えが返ったなら、煮出し系の茶を薬缶にかける。
冷めてからも飲みやすいので、常備しているものだ]
お前、もしかして泣いてた?
[襲撃事件よりも、もっと前の話。
それは笑顔の作り方(強制変顔)の最後、まだ異能制御をしきれていなかったセーガが氷の結晶を作っていた時のこと]
逃げるように走ってったし……
それなら、 ごめんな
[ぽつりと、また。
ヴェス自身の表情は変わらないものの、視線はやや下に落ちている]
感謝とか、向けられるの、気持ち悪かったから
そういうのは、駄目だって思って……
まあ俺、口が悪いし……
…………
[黙り込む。
やがて、茶が沸けばマグカップに注ぐ。
セーガが別の飲み物を求めていれば別の物が、キッチンにそれがあるなら出されただろう*]
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