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―事件の一週間後:ヴェスの家(夜)―
[夕食はグラタンだった。スラムでの食べ物に慣れきった舌では、中層などの食べ物は慣れないものではあったが、ヴェスが用意するものは、シンプルで食べやすいものが多かったか。
食事のとき、ヴェスの長い髪をなんとなしに見つつ、グラタンを一口、いれたとこで、]
…あ、っつ…っ!
[声をあげたが、ヴェスが話しを始めれば、グラタンを食べながら、その顔に視線を移す。セーガの名前を聞けば、笑みを浮かべ、
涙の話しを聞いた後、ヴェスに資料を視線で示されれば、その資料の山をみながら。]
……ん。教えてやれよ、これからも。
知らないこと多いし。
お前もさ。セーガから教わればいいんじゃねぇかな。いろいろ。
[そう、言って、またヴェスを見る。]
あいつがなんで泣いてんのかは分かんないけど、さ。
泣けてんのは、悪いことじゃねぇよ。多分。
……
[そういった後、]
でも、辛いのは、やっぱ嫌だよなぁ。
[そう、ポツリと言って。それは、ヴェスに対してでもあり。]
……あんま、一人で泣くなよ?
[そう、伝える。]
─ 事件の1週間と数日後・慰霊碑 ─
[『死神』の単語を出されても>>411、『影身』はただ笑うだけ。
もう存在しない名前を名乗る心算はない。
名前という単位で生と死を繰り返してきた名も無き人物は、最後に『死神』と言う存在を殺した。
ここにいるのは『影身』として生れ落ちた存在]
[呼び止められても足は止めず、ゆったりとした速度でモニュメント場所から離れていく。
ヴェスが落ち着いた頃には既に姿は無かった]
[足を向けるのは特殊チームの詰所がある方角。
「博士の手伝い、追加入れておいたからね」
通信機から届く声は無情だった]
げー、そうきたか。
[機械生命体について伝えたペナルティなのだろう。
何回分増えたかは伝えられなかった。
恐らく1回どころじゃないのだろう]
ねぇ、ヴェスは監視対象にならないの?
[『死神』程ではないにせよ、ヴェスも機械生命体に深く関わったと言えるはずだ。
「さぁね」
返る声はそっけない]
基準分かんねー。
[もしかしたら、”上”では何か考えているのかもしれないが、『影身』や監視者には知る必要の無いことなのだろう]
[気になるなら調べれば良い。
それは機械生命体のことでもあり、『影身』の正体のことでもある。
重ねた言葉が与えた影響は知らぬまま、『影身』は散歩を続けた**]
─ 事件から9日後・スラム街 ─
あー、いたスティ。
聞きたいことがあるんだ。
[店に出ていたスティーブを見つけ、歩み寄りながら早々に話を切り出す]
今頼まれてたやつ調べてるんだけどさ。
ここの盗難にあったもの。
どう言うものだったとか、詳しい話聞かせてくんない?
[端末に入れた調査書の一部分を示し、スティーブの顔を見た。
示した箇所は、事件の時に店の品物や所持品から無くなっていたものについて。
そのうちの一つ、スティーブの妹が所持していたはずの梟の人形>>362についてだった*]
― 事件から一週間後 スラム街 ―
[イルマに手を振り回され、スティーブは困惑しているようだ。はっと気づくと手を離す。]
いやだ、私ったら。
ごめんなさいね。
[詫びた後、名刺を差し出した。]
[スティーブが「機会があれば」と浮かべる笑顔の質は、先ほどまでのものと違っていた。イルマはそれに気づきつつ、笑みの形は変えぬまま。]
ええ、よろしくどうぞ。
[返事を返し、箱をバッグにしまい始める。
スティーブが名を確認するように呼ぶと、イルマは手をとめ彼の方に視線を向ける。また、気持ちのいい笑みが見えた。]
もちろん。
[顔をあげ、スティーブに笑みを向ける。]
いい腕をしていますもの。
[くすり。微かに笑みを深め、バッグの蓋を閉じた。]
それでは、ごきげんよう。
……あなたたち、早くおうちに帰りましょうね?
[未だ近くにいた子供たちに声をかけ、イルマはスラムを後にした。]*
/*
セーガのナミダの理由は、多分『恐怖心』
もしくは対峙したものが行動を起こした理由が分からないからこそ起こる、自身の行動への『懐疑心』
そして、それらは全て『寒い』に圧縮されて隠れてしまった。だからセーガはナミダの理由が分からなくて困惑する。
[ヴェスも治癒師も互いに何時もの事と割り切り、淡々とそれは何時も通りに進む筈だった]
う…ぁ……
たす…けて わから…ない
[最初に洩れたのは弱々しい言葉]
許せない
あいつら、許せない
俺に 力があれば助けられたのに……!
特殊チームが早く来てくれたら、父さんと母さんだって生きてた
でも 俺が 悪いんだ
俺が 悪 い……
[普段とは、明らかに違う反応。
通常であれば、自責の言葉が流れ出し、自死の為に藻掻こうとする筈だが、そう動こうとはせず、決して口にしなかった心の声が漏れてゆく。
そもそも、この治癒師の前でヴェスは『助けて』など、否、他の人物の前でもそんな言葉を口にした事が一切無かった。
そして、怒りのようなそれは、これまで思い浮かびもしないものだったろう]
もう 駄目…なんだ
何をしたらいいか 分からない
俺は どうしたらいい?
生きて って言われた 言われたから 庇われて言われたから…
約束もした 生きるって
でも でもどうしたら どうしたらいいのか 分からないよ…
[そのまま、嗚咽し滂沱する]
[どれほどの時間が経ったか。
治癒師は精神影響を解き、やがてヴェスは正気づくだろう。
自死の行動をとっていなかった、という自覚と共に]
『ヴェス君、思うのですが』
……なんだよ
[何を口にしたかの自覚はある。
苦い気持ちが、込み上げる。
同時に、変化があったのが何故かも、分かることは分かるが理解しきれない]
『然るべき機関に掛かった方がいいと思います。
私は、マインド系走査に、精神影響も掛けれますが君には暗示も効きませんし。
専門のカウンセリング機関を紹介します』
……
あ、そう。
じゃあ睡眠薬だけでも出しといてくれよ
市販の切れてるから
… それに、何でもいいから
感情を鈍らせるようなものとか、無いのか
『一応あることはありますが』
……
いや、まあそれはいいや……
とっさに動けなくなるかもしれないし
[処方箋と薬の入った袋を受け取ると、そのまま出ようとし]
/*
3キャラ(実際動かしてるのは2キャラだけど)動かしてると、独り言の数が極端に減るな。
1キャラだと間が持たなくて独り言呟いてる時がある(
― 事件から一週間後:ヴェスの家(夜)―
[そして、ベルというカウンセラーの話を聞けば、]
はぁ?認定…?
カウンセラー…?
上がそんなことまですんのか?
[その対象に男の名前もリストに上がっているということは、この時はまだ知らないが、]
……そういう、もんなのか…?
……俺も、やだな。
それに、その…それ、
心と頭を、読むって。
[目を逸らす。フラッシュバック。
偽バグ・シング事件の最後。
ヴェスが銃身を頭へ押し付ける。
弾が入っていないはずの銃から聞こえた銃声。]
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