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……増えてるし。
[リルが戻れば、男は思わずそう一言。]
ドライさん、でしたっけ?
……どーも。
[リルが連れてきたのは、リルの部下。
少し気まずそうに、そう挨拶し、
セーガの報告を受ければ]
同伴者…?
ヴェス…なわけないか。
[セーガが行きたがれば、ヴェスはもしかしたら来るかもしれないが、セーガをここに、放っていなくなるとも男には思えなかった。]
ん?あぁいや、めぼしいっつーか、
あっちにオークション会場あるらしいから、
見に行ってみようと思ってる。
[そう言って、リルを見る。]
で、あと、ちょっと
"繋いで"もらっていいか?
まぁ、大した話じゃないんだけど。
ここだと言いにくいしさ。
[リルに男はそう言った*]
[なんか落ち着かない、と言われれば>>94]
……そうだな。
だが『ユウヅキ・ナイトライン』が暴れていると聞いて、
ボクが街でドンパチすることを想像するやつよりも、ボクが暗い室内で人間を痛めつけている姿を想像する者のほうが出会う確率が高いんだ。 ここでは。
首輪を付けているふりくらいはせねば。
[そう、1度苦笑。]
…だが、まあ、そうだな。
『そういう奴』に再開したら、また案内人に戻るとしよう
[ユウヅキはそう言って、スティーブたちの前では口調を戻すだろう。少しスッとした顔で。]
[リルが合流した後は、2人の様子を静観しながら周囲に目を光らせる*]
[ちなみに、リルがドライを連れてきたことには]
レディこのやろう、観客増やすなって言ったでしょうがこの野郎
[と、ニッコリしたとか。 セーガは同伴者がいるならこちらにはよらないだろうと放置することにした*]
ー カジノ『パラダイス』 バーカウンター>>2:130 ー
……ーーー……ーーー……
……えと…… … えと…
……お、すす、め……の…
[カウンターにある椅子の一席に座り、セーガは息を吐くと不器用に注文した。 出てきたのは鉄紺◆色の炭酸の入った飲み物。 恐らくはアルコールが入っている。 が、セーガは迷うことなくそれを飲んだ。 何しろ初めての事ばかりで芯から熱くて仕方なかった]
『…俺にも、同じのを頂けるかい?
ああ、ありがとう。 ……やぁ、見てたよ。お兄さん』
[ふと隣に誰か座る。かけるその声はどこかで聞いた様な気がしてそちらを見る。セーガは目を丸くした]
『やっ、どうしたんだ?俺の顔になにかついてる?』
[【自分と同じ顔がそこにいる】。 しかも彼は少しご機嫌そうにニコニコとこちらを見ていた。…かと思うとぱっとその顔が別の顔に。 あはは、驚いた?と笑う男に青年はキョトンとした。]
『俺、ここでマジシャンやっててさ。ふふ、良かったらさ。このあと俺がやるイリュージョンショーも見に来てほしいな。 悪の組織に囚われたアイシャ姫を救い出す、感動のスペクタクルショー。 オークション会場で余興としてね』
『美しいお姫様が、カラスの巣に囚われて多くの人に命を狙われる。それを救いにくる勇者。
憐れなる姫君を華麗に救い出せるかどうか、乞うご期待ってそういうお伽噺を題材にしたマジックショーにするつもりだよ』
[そういうと、手の中からパワワワワとたくさんのボールを出して目の前で片手で軽くジャグリング。良かったらぜひ、と彼は笑った]
─ カジノ『パラダイス』 ─
必要があれば扱き使っていいぞ。
「えぇー」
[増えてる、との言葉>>97に親指でドライを示しながら一言。
ドライへの挨拶には、本人から「どーもー」と笑顔が返った]
ヴェスではないな。
アタシと同じくらいの身長の女性で、白い髪、オレンジのドレスを着ているとか。
「女性…!? セーガが、女性連れ…!?」
そこ、ショック受けるな。
……特殊チームとも言っていたな。
[説明を聞いた時>>38、直ぐにドライへ意識を向けたため流してしまっていたが、確かにそう言っていた。
大丈夫なんかな、と思ってしまうのは、これまで見た特殊チームの面子を考えてのこと(まともな者もいれば、変な奴もいる)]
オークション会場?
売り捌くにはもってこいだな。
分かった、アタシはこっちでもう少し情報収集してみよう。
同伴者がいるとは言え、セーガのことも気になるしな。
[オークションの話>>98を聞けば、是を返して二手に分かれることを告げる。
”繋いで”欲しいと言われれば]
うん? 分かった。
[不思議そうにしつつも承諾して念話を繋いだ]
コイツは首輪付けとかないとどこいくか分からんからな。
文句は勝手にここに来たコイツに言ってくれ。
「えぇー」
[ニッコリ文句を言うユウヅキ>>101にはしれっとそんなことを言った*]
………ーーー、 なんで、おれ、に?
『ん?ジャグリングショー、君が一番澄んだ目で楽しんでたように見えたからさ。
楽しいショーを見逃すのは勿体無いだろうと思ったんだよ。観客は多いほうがいいっていろんな人に声掛けてるとこ。』
[そういうことだから、またね。 と言ってマジシャンは立ち上がりバーカウンターから去っていく。]
まじ、しゃん?すぺくたくる?
[知らない単語がいくつも出てきた。それでも分かるのは、きっと何かが起こるということ。 青年は彼を見送りながらぼんやりとオークション会場を見に行ってみようかなと、かんがえた*]
─ 中層:ヴェス宅前 ─
そうですねぇ、今回は人が多いところがいいと思います。
少し足を伸ばして、上層C区域の公園なんてのはどうでしょうか?
[場所を尋ねられれば少し唸った後にそう提案しただろう。ベルはいつもとガラリと環境を変えてみようと考えている。上層なら人は多くとも騒ぎ立てるような人間は少ない。喧騒嫌いのヴェスにも刺激としては控えめだろう。ただ、今のベルにカジノへ予告状が届いていることは頭にない。いつもは閑静な公園も果たしてどのようになっているか。*]
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