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[タフすぎないかと言われれば、そう言って笑えば、]
『あー、ずるいーー!!』
茶葉は、あんま売れないんですよねぇ。
って、言っといてください。
[誰に、とは言わないが、ユウヅキにならば思い当たる人物はいるだろう。抱き上げてた子供を降ろし、]
で、聞きたいこ『かーーたーーぐるまーー!』
あーもーー!!わかったから!
ドンパチ探偵にもやってもらえ!
[ゼーハーと息をつくユウヅキを巻き込みつつ、
話を進めるならば、それを聞くだろう*]
── 事件〜1週間:中層自宅 ──
[バグ・シング「ナトゥーリア」は最終的に、上層防衛線に設けられた「隔絶空間」内で止められた。
外部に攻撃の余波などが洩れないよう、境界の様な複数の能力者により、外界と"隔てられた"内側の空間は、異能と兵器の攻撃荒れ狂う地獄の様な様相であったらしい。
らしいと言うのは、ヴェスは見ていないからだ。
"恨みの鉄線"と呼ばれる、切れる事の無い鉄線付きの槍を『ナトゥーリア/タリア』は撃ち込まれ、その鉄線に異能を伝わせ、機体の内側からも外側からも無数の異能を叩き込む事で、砕かれるよう分かたれたと、後で聞いた。
自分で見た光景は、大地を舐めるようにまだ残る炎、地獄の様な熱の中、バグ・シングだった白銀の欠片が辺りに散らばる姿。
それらを封印しようと奔走する者達の姿]
[その後の、無力にも見えたほんの小さな欠片をひとつ抱えて上層へ向かい、紆余曲折の末、スティーブとリルとセーガとドンパチして死にかけたり、何時の間にか現れた透き通る碧い眸を持つ不可思議な女性に導かれ、中枢区域>>12へ足を踏み入れたりした、それら出来事は「ほんの少数の間」で共有される記憶だったろう]
[不可思議な女性と小さな欠片はまるで連れ立つように、片方は歩み、片方は転がり、中枢のとある場所へ足を踏み入れた。
続いて、人間達が足を踏み入れ暫く経った後、「小さな欠片」は人型をとり人間に襲いかかって来た。
あの時、ヴェスは死のうとした。
『タリア』の前に体を投げ出した。
そうすれば、両親達が機械生命体によって殺された時に自分が生き残ってしまった罪も、生きるだけで苦しいだけのそれも終わるのだと思って。
しかし、その願いのような欲のような行動は、『タリア』の攻撃によって叶う寸前、不可思議な女性によって防がれ、庇われた。
そして、直前まで人の姿だった女性は、硝子の様に砕け落ちた。
夢>>67で見たように]
あのひとも、機械……生命体……だったのかな。
[普段とは違う、どこか覚束ない口調。
それは、両親を亡くした時から、精神の時間がそう動いていないからでもあり、癒やされぬ傷と自責を向け続けた結果、心は既にボロボロな状態だったからでもあった]
[『タリア』に似た碧い眸を持ち、『タリア』に高熱度の融解攻撃を最期に仕掛けた彼女は、どう思い返しても人間では無く、かといって機械の体でも無く、硝子だった。
正体など杳として知れるものではない]
[けれど]
[最後に残った、硝子玉は……、両親が殺される直前、両親を殺した機械生命体に差し出した硝子玉を想起させて]
…………、
いきて……生きて、か。
[あの時、スティーブに生きててくれないかと言われて、『分かった』と答えた。
でも、『生きる』とは、どうしたらいいのか、よくは分からなかった]
………………
[滲んできた涙を指先で拭い、出来上がったコーヒーをマグカップに注ぐと、飲みながらぼんやりとする。
あの時、ひとつだけ残った硝子玉は持って帰って来ており、それを掌で転がす]
『生きる』なんて、考えたことも無い……
[震えるようなものを感じ、ぎゅっと掌を握った]
…………
……
分からないよ。
[そうやって沈み込んでいるのが、ここ最近の大抵の状況だったろうか*]
── 事件〜1週間:中層自宅 ──
[ヴェスの端末には、バグ・シング関連の連絡>>73やニュースが入ったり、知人からの連絡も入っていただろう。
大抵バグ・シング関連の連絡には、『引き続き頼む』だとか、調査等は継続方面への返事をしていた。
それも、ただ何時も通りのものを返しているだけ、判断して返している物では無かったが]
[しかし、ドーム外の「村」に居る、心を許している相手からの連絡には、こう返信していた。
『ドームは復興中。心配ない』
『落ち着いたら連絡する』
等といった、短い一行ほどのメッセージを。
連絡が来ればその分は返し、自分から連絡を送ることはしなかった。
「村」に居るのは、バグ・シング関連の仕事のパートナーでもあった為、返信でドームで話題持ち切りの筈のバグ・シング関連について触れてすらいないのは、疑問を感じさせたか、それとも事件を追っていて多忙だと思われたかは分からないものの**]
[べリティとは連続異能暴走事件の被害者の1人であり、ユウヅキの友人であり、驚異的な手癖の悪さに定評のあるスラムの少女である。 茶葉の行方が仄めかされる言葉を聞くと>>75]
……戸棚の鍵…変えよ………
[このやろぉ…と眉間に手を当てた。
そして、まだ茶葉が売れ残ってそうなら不本意ながら買い戻したいと伝えるだろう。]
ああそうだそれで話とは『ドンパッチーかたぐるまー』
少し待て、今僕らは仕事の話を『かーたーぐーるーまー!』
コラしがみつくな!スティーブも煽るな!
…わかったわかったやってやるから!
[仕方なく子供たちを肩車したり腕で持ち上げたりしながら話を進める]
えーとな、女を探しているんだ。依頼でな。
見せてもらった写真では20歳前後だが、写真の経年劣化を見るに今は40代前半あたり。
服装は上層のヤツらが好みそうなもんだったが、上層のデータベースに該当者がいなかったため、恐らく上層から下層かスラムに逃げてる。
髪は黒くて長く…そうだな、あと赤子を抱いていた。
そいつも成長していればボクと同じくらい…20代の筈だ。
条件に合いそうなやつに心当たりはないか?
上層出身者の女がスラムにいれば目立つと思うのだが…
いや、心当たりが無くても構わんよ。
[伝えるのは人探しの旨。子供たちに群がられながら代わる代わる肩車だなんだしてやりながら訊ねる**]
/*
ヴェスが沈んでるのに、この人はもう…
まぁ、普通に見えるだけで、内心気になってしょうがないんだとは思うよ。
このあとも店閉じたら、ヴェスのとこ行くだろうな。多分。
ー 襲撃事件から1週間後/中層バー>>52 ー
[余談だが、ガートは普段はソロのフリーランスで、組む必要がある時にはドンドン誰とでも即興のチームを組むタイプだった。
普段よく顔を出すバーは人材には事欠かない]
それにしてもさー、余裕綽々な奴も見かけたんだ。
あいつ、あのホラードン引きの現れ方するって噂の探偵。
[教えてくれた情報屋は「あらら、ガートが可哀想だわァ」なんて、ユウヅキに文句を付けた相手に笑っていたらしい]
あいつさー、元上層出身て話なんでしょ?
マジヤバイよね、あいつ・・・襲撃事件の時も、ひとりでボコりまくってたのがあいつなんでしょ。
アタシも、平らげられた口だけど、何で探偵やってるんだろ。
もっと合ってる働き口ありそうなのにさ。
[ガートは、食後の飲み物を口にしながら、マスターと他愛ない雑談を交わしている**]
すぐ突破すんだろうな…
[戸棚の鍵変えよという呟きを聞けば、そうポツっと言う。いろいろ持ってくるのは困るのはユウヅキなのだろうが、
一度、やむをえなかったとは言え、銃を買い取ってしまったものだから、武器もたまに持ってくるようになってしまったのは、どうにかならないものかと。
買い戻したいと伝えられたら、]
え?よっしゃ!
[そう言って、にぃっと笑う。]
一度、薬屋だっていうお客さんに売れたんですけど、また戻ってきましてね。
"ちょっと元気になる"らしいですよ。
[そういいつつ、子供たちがユウヅキに集中しているうちに、店の準備をしながら、ユウヅキの話を聞く。]
ー 事件解決より一週間後 : 下層区域 路地 ー
[くるくると目をしばらく回していたが>>63、
ふるふると首を振り正気に戻る。 ギーグはもう追いかけていってしまってこの場にいない。>>66]
……ーーー………
[セーガは何事も無かったかのように立ち上がる。
この場に何もいないならいても意味は無い。 …とそこに]
『…お兄さん、そこのお兄さん!
そうそこのコートのお兄さんだよ!見てたよ見てたよ!』
……ーーー……?
[声をかけてくるもの1人。人見知り発動。三歩ほど下がる。]
『ああ待って!待って!!怪しいもんじゃないよ!俺、Kito師をやっててね!ズバリ言っちゃうよ!お兄さん呪われちゃってるね!!!』
『言わなくてもわかる!分かるよ!最近悪いことが続いてるでしょ! 人間関係がーとか、上司が訳の分からんことを言うーとか、ものを探してる時に全然見つからないとか!
何か心当たりあるんじゃない?!』
………!!!
[言われたこと、当たってる。心当たり、ある。
恨みの鉄線>>76を戦闘区域にぶち込んだ時に感じたあれがもしかして、と思って、つい話に食いついてしまう。]
『そんなあなたにいい話があるんだよ…!
このお札ね、災いを退ける効果があってね。更には安産祈願学業成就家内安全健康診断と…!ありとあらゆる災いを退けるんだよ!!!』
…ワ、ワザワイ? アンザ……ジョージュ?
『さらにさらに!この御札をいっぱい買ってお友達とかに配っちゃうとね!その幸せパワーがみんなに移るわけよ!
みんなハッピー!お兄さんもハッピー!さっきみたいに変なギーグに絡まれることもなくなるよ!』
……! みん、な、はっぴー?
『そうそう!知り合いにいっぱい配ってあげなさい!
お祓いもお札もお安くしておくから!』
[一も二もなくセーガはお札を買うことにした。
ハッピーという言葉の意味は分かっている。悪いことがなくなればみんな喜ぶだろうと、買えるだけ買った。
渡したい人はたくさんいる。いつ渡そうかと考え始めた]
『ヒヒヒ、毎度ありぃ! ふんにゃらーもんにゃらー…
はい!お兄さんの呪いは祓われたよ!みんなに幸せ分けてあげてきなさい!』
[なんていい人に会ったんだろう、とお札を大切そうに抱えて青年は下層の大通りに出るのであった**]
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