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>>441
おおお、こんなに熱く語るお偉いさんはじめて見た……!
本物の忠臣って、実在するんだな。
あの鍋の何がどう皇子に関わってくるのか、俺にはさっぱりわからんけど!
なんかこう、熱意だけ伝わった!
ふむ……。
ここでは何らかの競技が行われるとか。それに優勝するためにここに来たのですが……。
その過程で如何にも不味そうな鍋を差し出されたので、断るのも失礼にあたるだろう、と思い食べただけですが。
あ、はいその節はすいませんでした。
そもそもあの鍋は、この村と何も関係なかったような……
そういやレースがどうとか書いてましたね。
優勝したらどうなるんでしょうか。
特産品なら鍋の中に…
いや、俺もあれが特産品だと認めたくない。
喜ぶだけですか。
意外と可愛らしい所あったんですね。
トロフィー持ち帰って飾るんですか?
認めたくないだけで特産品だということはないでしょうか?
ええ、あの拾われた子犬のような目で見つめられると思うと……。ふふふ。
トロフィーは無駄に重そうなのでここに置いていきます。
>>450
鍋の中身を4分割に!その発想はなかった!
試してみる価値はあるかもしれない。
ロビン、鍋の行く末はお前に託した。
俺が掬えなかったプリンの分まで守り通してくれ。
>>454
はははまさかぁ。あんなのが特産品だなんてないない。
…本当にないよな?調べてないけど。
[持ってきた資料をぺらぺらめくっている]
トロフィーくらい持ってってあげましょうよ…
あそこに置きっぱなしじゃさすがに邪魔…じゃなくて、
あれはあれで喜んでくれそうじゃないですか。
[森の中 祭壇建設予定地]
……フウ。
[そこには、石や木を組み合わせて簡単な祭壇を組んでいる彼女がいた。彼女の周りは相変わらず砂嵐のような音で満ちている]
……サイダン、ムズカシイ。
[だいぶ、苦戦しているようだ。かれこれ2日ほど作業しているが、なかなか進み具合はよろしくない]
……ツカレタ。カエル。
[これ以上粘っても仕方ないので、今日のところは帰ることにした。お腹も空いているので、またあの鍋を食べようと思った]
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