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あらあら。じゃあ補習でしっかり合格できるように
しっかり今からお勉強しましょ?
[大丈夫、要点さえ押さえれば
算術はいけるいける、と泣きつく彼女の頭をなでなで]
[とある日、一通の書簡が西野の元に届く。原田家の女中の一人が内密にと届けたもの。
書かれていたのは、一句のみ。
差出人は明白ではあるが、原田園子とある]
しのぶれど 色に出にけり わが恋は
ものや思ふと 人の問ふまで
[お返事があれば、承りますと、その女中]
八点はないわよねえ。
[赤点すれすれが何を言うか]
あ、でも、八は末広がりっていうから、次から良くなるんじゃない?
[などと、意味もない励ましをする]
― ある日の校門前 ―
想いを伝える方法?
そりゃ直接言えればええけど、なかなかできるわけないですなぁ
やはり恋文やね
うちみたいにここ長居する人やったらいいけど、ほぼ素通りする人にはじっくり話す機会もあらへんし……あとでじっくり読んでもらえるのがええし
それに、翌日、その意中の男子が返事を携えて校門前で待っとってくれるとか……高鳴るもん感じた?
それを想像できるなら想いもきっと届くんちゃう?
[女生徒相手にそんな雑談*]
ありがとう、紫織ちゃん。先生に頼りすぎたわたしが悪かった。紫織ちゃんにも頼りすぎないよう、でも今回は頼らせてもらうね。大好き。
[こうして初めて告白したのは紫織相手になるが悔いはない]
[初夏の候、世間では試験もある頃です
私は出した手紙の行方を思っておりました
――読んで、引かれてしまったなら
嫌がられてしまったらどうしよう、と
なのでそのお返事を貰った時には
思わず笑顔がこぼれた物です
返事の内容も。貴方らしい誠実なものでしたから
私は微笑み、こうしたためました]
拝啓。西野様
此方こそ突如の手紙を快く
手に取っていただきありがとうございます
――貴方が、私と共に空を見に行くことを
私の変化を良きと取ってくださること
貴方が私を知りたいと思って下さったこと
そして真剣に此方の言葉を考えて下さること
それを知り、どれもを嬉しく思います
ですから。貴方が何時か胸を張れると
思った時に、最後の一文の答えを
返して下されば嬉しいと感じます
待ちます。何時までも
ですのでまた、何処かでお会いした時に
お話していただけますか?
お手紙も、これを機に
お嫌でなければ、交わしてもらえたらと
願う次第でございます
季節の変わり目、風邪にご用心ください
敬具
追伸
私たちの学校では算術の試験がありましたが
其方もこの時期試験があったりするのでしょうか
若し苦手な科目等ありましたら
教え合いっこも楽しいかもしれないな、とも
[人浪高校の校門前。いつもそこに居る人に手紙を渡した。手紙にはこう書かれている]
「いきなりで困るかもしれませんが、好きになってしまいました。まずはお試しから始めませんか。」
[綺麗な字で簡素な文章はどんな印象を与えただろう]
うん頑張る。時々頼るけど。
[頑張ることだらけだね。と密やかに笑って]
いつもありがとう。紫織ちゃんにはいつでも笑っていて欲しい。
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