1847 【恋愛村：神楼学園高等学校１2 大正黎明編】Ｒ１５
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【恋文】 新入生 矢神
息苦しいです。あ、狭いからじゃなくて。
［離れて欲しくなくて慌てて］
このまま浚って逃げて欲しいですけど、帰りにしましょう。
［追試だからいつもの授業ほど時間がかからないし］
【恋文】 女学生 原田園子
お茶も付いてくるのですよ。
[竹細工に入ったお茶を出した。中はすでに冷めているだろうが、気温も上がった今ならちょうどいいかも知れない]
【恋文】 新入生 矢神
わたしだって、あなたの傍にずうっと居たいです。
［近くで話せば目尻に光るものは隠しきれずに］
小指を絡める以外の約束、しますか。
［目を瞑れば光るものがぽろりとこぼれ落ちた］
黒帯 西野圭一は、女学生 原田園子 [そして、こうしているだけで充分に見合っているという彼女。良いのだろうかと思ってしまう自分がいる。]
【恋文】 女学生 原田園子
時に、試合はいかがなりましたか？選抜に選ばれそうとのことでしたが。
[文には、「選抜には入ることが出来そうだ。」とだけあった]
【恋文】 新入生 矢神
［掬われた涙は頬を通過することはなかった］
好きなものは好きです。
［ぶんぶんと頭を振ると髪紐が揺れてぱたぱたと井村に当たったか。痛くはないだろうけど］
嫌です。大吉が大吉になってもずっと傍にいます。
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